読書がもっと好きになる、美しいブックカバーを入手しました。
その名も「あらゆる本の厚みに対応できる本革ブックカバー」。
100ページほどの薄い本から1400ページを超える辞書みたいな本まで、どんな厚みの本にも装着することができるという珍しいアジャスタブル仕様のブックカバーです。
これが本当によく出来ていて、本好きにぜひおすすめしたい名品でした。
UNROOFの「あらゆる本の厚みに対応できる」本革ブックカバー

こちらUNROOFさんのあらゆる本の厚みに対応できる本革ブックカバー。
誕生日に奥様からプレゼントしてもらいました(これが欲しい!とリクエストして)。
今回プレゼントしてもらったのは、文庫本サイズと四六判サイズの2種類です。


この製品はその名の通り、どんな厚みの本にも装着できるブックカバーになっているのですが、その仕組みの秘密は2パーツに分かれた構造にあります。
2パーツ式の面白い構造

よくあるブックカバーとは異なり、UNROOFのブックカバーは2つのパーツで構成されています。
本への装着方法は以下の通り。






このように背面で調整する構造により、薄い本でも分厚い本でもしっかりと包み込むことができるようになっているんですな。
デザインも秀逸で、背面を差し込む部分が曲線になっているんですが、ここがいいアクセントになっていて見た目にも美しいです。

ちなみにこの部分には別売りの本革しおりを挟み込んでおくこともでき、機能的にもGood。

僕はカフェや電車など、外で読書をする際はブックカバーを着けたい派です。
別に怪しい本を読んでいるわけじゃないんですが(笑)、周囲から何の本を読んでいるかモロ見えなのは、なんとなく嫌な気がしまして。

書店で購入すると紙のカバーを着けてくれますが、Amazonで買ったり図書館で借りたりした本にはブックカバーが着いていません。なので、そういう本はこれまで家で読むようにしていました。
しかしこれからは、このブックカバーを着けて積極的に外に本を持ち出せそうです。どんな厚みの本にも合うので、これ1つ持っていればあらゆる本に対応できるってところが心強いですね。
これから読書がますます捗りそうな予感がしております。
色と香りと手触り

また、このブックカバーのもう一つ良いところは、本革のプエブロレザーで作られているところです。
わりとしっかりした厚みがあり、変な安っぽさはなく高級感があります。

スクラッチ加工された表面は和紙のような表情があって、長年愛用したかのような佇まいがありつつ手触りもとても気持ち良い。
個人的にはこの手触り感がかなり気に入っていて、手に取った瞬間すぐに愛着が湧きました。

そして本革ならではの香り。
僕は革の香りが好きなので、手に取るたびに匂いも楽しんでおります(笑)
色も綺麗で、ブラック・ブラウンの他には、ブルーやグリーンなどの選択肢があります。
↓例えばこういう美しいブルーなど。
いずれも使うほどに艶やかになっていくらしい。見た目の経年変化も楽しみです。
再び、紙の本に恋をする

視覚・嗅覚・触覚で感じる上質な革の存在感。そのやわらかな質感に包まれた、お気に入りの一冊。
紙の本+革のカバーの組み合わせって、いつもとはひと味違う読書体験を生み出してくれるなと感じています。

色や香りや質感など、電子書籍にはない手触り感が、なんとも言えない心地よさに繋がっている感覚。
僕は電子書籍で本を読むことも多いのですが、このブックカバーがあると、あえて紙の本で読みたいという気持ちになります。

むしろ今は電子より紙で読みたい気分です。
スマホなどの電子機器から離れ、ブックカバーを着けた本を片手にふらっと近所のカフェへ行き、静かに本の世界に浸る。
最近は少し忙しくて忘れかけていましたが、元々自分はそういう時間が好きだったなということを思い出しました。
このブックカバーは、そういう大切な時間を忘れずにいさせてくれるキーアイテムとなってくれそうです。
コメント
いつも秀逸なチョイスとレビュー、とても参考になります。今回の記事も、こんな素敵なものがあるのですね…少し前に革のブックカバーを購入しましたが(いや、これはこれで良きものだったのですが)、本の厚さを選ばないというのがイイ…!私にとってミニマログさまは最後のキュレーターなのです。