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ベッドを捨てて寝袋にしたら生活が変わった

収納した寝袋ミニマリズム

ベッドを捨てて寝袋で寝る生活に変えて、2ヶ月が経ちました。

今のところ、正解だったなと感じています。

今回はベッドを捨てた理由や、寝袋に変えて起こった変化、実際やってみての感想について紹介したいと思います。

ベッドを捨てた理由

ベッドを捨てた理由は2つです。

  1. ベッドの上でサボってしまう時間を無くしたかった
  2. 部屋の圧迫感を無くして代わりにソファを置きたかった

1.ベッドの上でサボってしまう時間を無くしたい

誰もが一度は経験があると思うんですが、思いがけずベッドの上でダラダラ過ごしてしまうということがよくありました。

  • 本当は別のことをやろうと思っていたのに、ついベッドの上でゴロゴロしてしまう。
  • 軽く横になるだけのつもりが、いつの間にか爆睡してしまう。
  • 休日にベッドでスマホをいじり、気がつくと一日が終わっている。

そんな時間を過ごすたびに、なんとも言えない自己嫌悪を感じていました。

「辞めたい習慣があるなら、そのトリガーとなっているものを無くすと良い」と何かの本で読んだことがあります。

ダラダラのトリガーになっているものは何か、と考えたときに、僕の場合は「ベッドに座る」という動作があることに気づきました。

ベッドに座る→スマホいじる→横たわる→ダラダラする、みたいな流れです。

ということはベッドに座らなきゃいいんですが、住んでいるマンションは1Kで部屋が一つ。

ソファも置いていなかったので、必然的にベッドに座るようになってました。

そこで「思い切ってベッド捨てたら良いんじゃね?」と思い至ったわけです。

2.部屋の圧迫感を無くしてソファを置きたい

前述のように、僕が住んでいるマンションは1Kで部屋が一つです。

そこにベッドを置いてしまうと、ベッドが部屋の3分の1くらいを占めてしまい、どうしても圧迫感が生まれてしまいます

読書が趣味なので、読書に集中できるようなパーソナルチェア(ソファ)が欲しいと思っていたんですが、スペース的に無理がありました。

仕方なくベッドをソファとしても兼用していたんですが、ベッドだとなかなか集中できません。

ベッドを無くせば、部屋がスッキリするし、サボる時間も減りそうだし、読書に集中できるソファも置ける。

てことで、ベッドを捨てることを決意しました。

ベッドの代わりに買ったもの

床にそのまま寝るわけにはいかないので、ベッドの代わりに寝袋を買いました。

購入したのは、ロゴス(LOGOS) の丸洗いやわらかシュラフです。

いくつか種類があるんですが、僕が選んだのは最低使用温度0℃のブラウンのタイプ。

布団だと収納する場所が無いし、マットレスも邪魔くさいので置きたくない。ということでコンパクトにまとめられる寝袋を選びました。

実物はこんな感じ。

寝袋全体
一人で寝るには十分な幅があります。
寝袋サイドチャック
横にチャックがついており、ガバッと開ける仕様。
寝袋足下チャック
足下にも別のチャックがついており、足下のみチャックを開くことも可能。
寝袋厚み
触り心地は抜群ですが、厚みはそれほどなく、やや薄手の毛布の塊といった感じ。
収納した寝袋
収納するとこれくらいコンパクトに。30秒くらいで簡単にくるくる丸められます。

寝袋にして起きた変化

ベッドを無くして起きた変化としては狙い通り、ベッドでダラダラ過ごす時間が無くなりました

朝も無駄にダラダラすることが無くなって、メリハリが付いたと思います。ブログの執筆やトレーニングなど、朝の新しい習慣も身につきました。

そして予定通りパーソナルソファを買いましたが、これも大正解で、読書や作業が断然捗るようになりました。

部屋がスッキリした上に、ダラダラ過ごす時間が無くなり、新しい習慣を身につけられ、充実した生活を送れるようになったので、個人的には寝袋にしてよかったと思っています。

ちなみに、ベッドを捨てたという話を人にすると「正気の沙汰とは思えない!」って反応が大半です(笑) ほぼ100%変人だと思われるでしょう。

でも僕にとってはそんなこと気にならないくらい、習慣を変えられたということが何よりも大きな収穫です。

懸念していたことと実際

ベッドを捨てて寝袋に変えるにあたって、懸念していたことは5つでした。

  1. 寝袋で寝たら身体が痛くなるのでは?
  2. 寝袋だと睡眠が浅くなってしまうのでは?
  3. 毎日寝袋使ってたら不潔になるんじゃない?
  4. 冬寒くね?
  5. ベッド処分するのに結構お金かかるのでは?

結論、どれも杞憂でした。

寝袋でも身体が痛くならなかった

僕の場合はフローリングの上にラグ+ヨガマットを敷き、その上に寝袋を敷いています。

寝袋とマット
敷いているのはLICLIの10mmヨガマットです。

寝袋がそんなに厚手ではないので、フローリングにそのまま敷くとさすがに痛いかもしれませんが、この方法だと特に身体が痛くなることはありませんでした。

逆に夜目覚めなくなった

ベッドで寝ていた時は、夜中に目が覚めてしまうことが多かったのですが、寝袋にしたらそれが無くなりました。

これは正直想定外で、理由は謎です(笑) 寝袋が自分に合っていたんですかね。

睡眠の質が良くなっているのかどうかはわかりませんが、日中に眠気を感じることもないので、個人的には良く眠れているんじゃないかと思います。

寝袋にしてむしろ清潔になったかも

僕が買ったのは丸洗いできるタイプの寝袋なので、大型洗濯機で丸ごと洗えます。

幸い近所に大型洗濯乾燥機設置のコインランドリーがあるので、そこで丸洗いしています。

高温の乾燥機によってダニも瞬殺です。

ベッドは丸洗いできないので、逆に清潔になったんじゃないかと思ってます。

今のところ寒さは感じない

今はまだ11月なので真冬の時期はどうなるかなんとも言えないですが、今のところ寒さは感じません。

真冬になったらエアコンつけるので、冬も問題無いんじゃないかなぁと思います。

逆に真夏の方がどうしようか心配なんですが、これはまた夏が来たら考えたいと思います。

ベッド破棄は区の粗大ゴミで800円

ベッドの処分は区の粗大ゴミ収集に依頼して、800円でした。

大型だから数千円くらいかかるのかなと思っていたので、結構安い印象でした。

ちなみに処分したときの部屋のBefore・Afterはこんな感じ。

ベッドを捨てる前
Before
ベッドを捨てた後
After

ベッドが無くなると一気にミニマリスト感が出ます(笑)

とは言え、困ったことも一応あり

色々懸念していたことは大して問題にならなかったので、ベッド捨てて寝袋にして良かったなーと思ってるんですが、困ったこともあるにはあります。

それは、女子とお泊まりできないこと(笑)

うん…これはもう最初からわかってましたが、しょうがないっすね…。
「寝袋でもいいよ!」って言ってくれる優しい子を探すしかないです(笑)

一生寝袋でいい?

「これから一生寝袋で寝るの?」と問われたら、答えは「たぶんNO」です。

なぜなら僕は寝袋にこだわっているわけではなく、あくまで現状の1Kという狭い住環境において嫌な習慣をやめて良い習慣を作るために寝袋にしたからです。

今後、例えば部屋が複数あって、寝室があるような家に住むことがあれば、またベッドに戻すかもしれません。
寝室から出てしまえば、ベッドでダラダラしてしまうみたいなことは起きないので。

部屋が一つの家に住んでいる限りは、寝袋で良いと思っています。