ちょっと前に書いた2023年のベストバイ紹介記事で、Panasonicの加湿機と加湿空気清浄機を取り上げました。
その後毎日稼働させて数ヶ月経ちましたが、その快適さが気に入って、実は小型の加湿空気清浄機も追加で2台購入しています(まぁ、そのうち1台は僕が奥様にゴリ押しして買わせたんだけど 笑)。
室内がより快適に感じられるようになり、買って良かったな〜と思っております。
各部屋にそれぞれ設置している
現在2LDKのマンションに住んでいますが、加湿機と加湿空気清浄機あわせて4台設置しています。
最初に買ったのはリビング用の加湿空気清浄機だったんですが、使っているうちに「これ良いじゃん、他の部屋にも置きたい」となって、あれよあれよと増えていったんですよね。
使っているのは、全てパナソニックの製品です。
リビングに気化式加湿機と加湿空気清浄機を1台、僕と奥様のお部屋それぞれに加湿空気清浄機1台ずつ置いています。
パナソニックに統一しているのは、性能・デザイン・メンテナンスのしやすさなど総合的に見て一番良いなと思ったから。
シャープの製品も良さげでしたが、シャープは吸い込み口が背面についていたりするのが微妙だと思ったんでやめました。
加湿機能はいずれも気化式(水を含ませたフィルタに風を当てて水分を気化させるタイプ)ですが、つけてすぐに湿度計の湿度がグングン上がっていきます。
一般的に「気化式はスチーム式より加湿力に劣る」と言われていますが、意外とパワフルな印象でした。電気代は安いし、稼働させて数分で快適な湿度まで上げてくれるんで、全然これで良いなぁという感じです。
パナソニックの加湿器と加湿空気清浄機の違い
加湿機能で比べると、やはり単体の気化式加湿機(FE-KXW07-W)の方がパワフルで加湿がより早いようです。
実際に使ってみて、湿度計で湿度の上がり方を観察してみましたが、単体の気化式加湿機の方が湿度の上がり方が早かったですね(まぁちょっとした程度の違いですが)。
従来より高速回転が可能なDCモーターが搭載されているんで、大量の風量により広い部屋もすぐに加湿してくれる。
また、水を入れるタンクやトレーの扱いやすさも、明らかに単体の加湿機の方が優れていました。
タンクやトレーがシンプルな形状なんで、給水するときも洗う時も扱いがラク。
一方、加湿空気清浄機(F-VC70XV-WとF-VXW55-W)の方はタンクもトレーもやたら複雑な形状をしていて、持ちにくいし洗いづらいったらありゃしません(笑)
しかしまぁ、そこさえ目をつぶれば加湿空気清浄機の加湿性能も結構優秀で、しっかり加湿してくれるし、音も静かだし、機能的には文句なし。
加湿機も加湿空気清浄機も、通常運転ならずっとつけっぱなしでも給水は1日1〜2回くらい。頻繁に給水しなくて良いのはラクで良いですね〜。
もちろん、加湿空気清浄機の方は空気清浄機としての機能もナイスで、前面に吸引口がついていて花粉やハウスダストをガンガン吸引してくれます。
数ヶ月使ってフィルターを見てみたら、フィルターが埃まみれになっており、「こんなに吸引してくれていたのか」とビビりました。
ちなみに空気清浄のフィルター清掃は、埃が溜まったらサッと掃除機で吸い取ればOKです。
実感している効果
僕は乾燥する季節になると喉を痛めやすいんですが、加湿機を使いだしてからは喉が快調です。
朝起きたときなど、たまに感じていた喉の違和感・イガイガも全くありません。これだけで僕は加湿器を買って良かったと思いました。
加えて、肌の調子も良くなっているっぽいです。
顔は瑞々しくてモチモチ、手もひび割れやカサカサ感がありません。一応、乾燥対策にハンドクリームを持っているんですが、全然使わなくなってしまいました。
まぁ、肌に関しては湿度以外の生活習慣も大いに関係しているでしょうから、全て加湿機のおかげかはわかりません。が、僕と同じく奥様も肌の調子が良いことを実感しているようなので、もしかしたら加湿機の効果って結構デカいのかもしれないです。
また、湿度が上がると暖かく感じるので、冬にエアコンの暖房の設定温度をちょっと下げても、全く問題なく快適に過ごせるようになりました。
そのおかげで、冬の電気代は去年よりも月あたり2千円ほど安くなっております。
機器は4台も増えましたが、トータルの電気代は安くなりましたね。「電気代は去年と変わらなければ良いな〜」くらいに思っていたんですが、思いがけず安くなって、ちょっと嬉しいです。
多分これは、気化式を選んだ結果でしょう。もしスチーム式を選んでいたら、電気代は逆に半端なく高くなっていたはずです。
電気代を気にせずつけっぱなしにできるのが、気化式加湿機の良いところですな。
温湿度計の設置はマスト
加湿機を置くなら、湿度計もあった方がいいです。というか、個人的にはマストアイテムじゃないかと思っております。
パナソニックの加湿機と加湿空気清浄機には一応湿度の目安が分かる機能が備わっているんですが、かなりざっくりしかわからないんで、精度高く測れる湿度計があった方が断然わかりやすいです。
僕はSwitchBotの温湿度計付きスマートリモコンを温湿度計として使っています。
湿度は低すぎても高すぎてもダメなんで、湿度計を見て湿度が低くなっていれば加湿機を稼働させるようにしています(パナソニックは稼働させたら後は自動で最適な湿度を保ってくれる)。
気化式の加湿機は、スチーム式や音波式と違って水蒸気が目に見えません。しかし湿度計を見ていると、しっかりと効果を発揮していることがわかります。
部屋の広さや気密性にもよると思いますが、僕の部屋だと湿度30%くらいの状態から、数分程度で50%くらいになります(湿度計の値が見る見るうちに変わっていって面白い)。
気化式は加湿に時間がかかるというのがデメリットとして挙げられているんですが、最近の気化式はだいぶ進化しており、機種によってはこのデメリットが無くなってきている模様です。
メンテナンス・掃除はこんな感じ
気化式加湿機はフィルターに染み込ませた水分を気化させる仕組みなんで、定期的なフィルター清掃が必要です。
パナソニックの場合、タンクの水交換は毎日必要で、フィルター清掃は月に1回必要。
タンクの水交換は給水時にやるから別に良いとして、問題は月に1回のフィルター掃除ですね。
フィルター掃除のやり方としては、ぬるま湯に専用の洗剤を入れて、フィルターを30分ほどつけ置きします。
つけ終わったらよくすすいで完了。このとき、フィルターをセットするトレーも一緒に洗う感じです。
ちなみにバケツは折りたたみ式がおすすめ。嵩張らなくて収納しやすいです。
まぁ面倒っちゃ面倒かもしれないですが、そこまで手間の掛かる作業でもないんで、月に1回くらいなら許容できるかなといったレベル。
部屋の掃除をする時についでにやるくらいのものなんで、そこまで心理的負担は大きくありません。強いて不満を挙げるなら、加湿機用洗剤の使用分量がわかりづらいことくらいでしょうか(パッケージが不透明なのでどれくらいの分量入れたかわかりづらい)。
「快適な住空間と「健康」と「電気代の節約」に繋がっていると思えば、月イチの掃除くらい簡単なことです。
ちなみにフィルター等のパーツは別売りもされているんで、汚れが取れなくなったり破損したりしたら、新品に交換することもできます。
健康に投資するという考え
パナソニックの製品は、値段が高いってところが唯一のネックです。
加えてパナソニックは、家電量販店で買ってもポイントが一切付かないという強気な設定なんですよね。
ただ価格は高めですが、それなりの機能・性能を備えているようには思いました。
加湿機・加湿空気清浄機は全部同じように見えて、メーカー毎に特徴があって、性能がちょっとずつ違うんですよね〜。
↓参考になった解説動画貼っておきます。
僕は「健康に繋がることなら投資すべし」という考えを持っているので、加湿機と空気清浄機も健康への投資のつもりで購入しました。
10年くらいは使えるみたいなんで、引き続きガンガン使って、快適な住空間を維持していきたいと思います。
コメント
パナソニックの加湿器、記事になってうれしいです!
肌の乾燥感に悩んでいたので、非常に参考になりました。ありがとうございます!
>飽和さん
こちらこそ、コメント頂きありがとうございます!
気化式は水蒸気が目に見えないので効いているのか不安になるかもですが、湿度計や喉・肌の調子を見ていると、バリバリ効果が出ていることが分かりました!
参考になりましたら幸いです!