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【ミルで料理は変わるか】コール&メイソンの名品ミル

コール&メイソン ペッパーミル調理器具

最近、料理をする頻度が格段に増えて、調味料として塩・胡椒(ブラックペッパー)をよく使うようになりまして。

これまで使い捨てタイプの簡易ペッパーミルを使用していたんですが、これを機会に”ちょっと良いミル”に変えてみることにしました。

それが今回紹介するコール&メイソンのダーウェントというミル。

ゴリゴリとすり潰すのではなく、サクサクと切り刻む感覚が心地良いミルです。

上質なミルを求めて

元々使っていたのが、肉のハナマサで購入したこのペッパーミル。

肉のハナマサで買ったペッパーミル
中身の詰め替えはできない使い捨てタイプ。

こちらですが、わりとすぐに1本使い切ってしまいまして、「こんなに頻繁に使うなら、詰め替え可能な”ちょっと良いミル”を買っても良いかもなぁ」と思い始めたんですね。

というのも、以前Flairのコーヒーミルを買った際、そのクオリティに感動したことがあって、「塩・胡椒のミルも良いやつを買えば料理もグレードアップするのでは?」と思ったのです。

最初は、人生を変える料理道具の前半に紹介さえれていた、Microplane(マイクロプレイン)マルチミルを買おうかと思っていたんですが、色々調べて比較した結果、コール&メイソンのミルに辿り着きました。

英国・コール&メイソンのミル

コール&メイソン ダーウェント 正面から

こちらが購入したコール&メイソンのミル。

僕は、ダーウェントというモデルのペッパーミルとソルトミルのセットをチョイスしました。

コール&メイソン ダーウェント 箱
なかなか立派な箱でした。

双方ともにアクリルとステンレスの組み合わせでできていて、中身の残量を確認しやすいデザイン。

これまで使っていたものと比べるとサイズはやや大きめですが、これくらいあった方が挽くときに扱いやすいです。

コール&メイソン ダーウェント 箱の中

ちなみにペッパーとソルトは最初から中に詰められた状態で入っておりました。

ダーウェント ペッパーミル

コール&メイソン ダーウェント ペッパーミル

一般的なミルは上下2つのグラインダーが胡椒をすり潰す仕組みですが、このペッパーミルはカーボンスチール製の鋭い刃が胡椒を切り刻む仕組み。

なので面白いくらい軽い力でサクサクと挽けるんですね。

コール&メイソン ダーウェント 挽く様子
今まで使っていたミルとは比べ物にならないレベルの軽い挽き心地。

ペッパーミルの方は6段階で挽き目を調節できるようになっています。

コール&メイソン ペッパーミル 挽き目
細かい順に挽き目を並べてみるとこんな感じ。パウダー状から粗挽きまで対応できます。

挽き目の調整は、ダイヤルをカチカチと回すだけなんで非常に簡単。

コール&メイソン ダーウェント 挽き目調整ダイヤル
ちなみに挽き目を調節するダイヤルは赤い矢印の部分を回す。手で持ってる部分は回らないので注意。

挽いた瞬間に香りが爆発して、ペッパーの良い香りが鼻腔をくすぐります。

コール&メイソン ダーウェント 裏側
裏側はこんな感じ。

ちなみに刃は永久保証が謳われておりまして、そう簡単には劣化しなさそうであります。

補充の方法
上部がこのように外れるようになっていて、中身の詰め替えも簡単です。

ダーウェント ソルトミル

コール&メイソン ダーウェント ソルトミル

ソルトミルは3段階で挽き目が調節できるようになっています。

コール&メイソン ダーウェント ソルトミル挽き目
細かい粒度順に並べるとこんな感じ。

ちょっと見えづらいので、以下細かい順にアップで並べてみました。なお、4番目(右下)は比較の為に撮った普通の食卓塩です。

真ん中のダイヤルに合わせると、ちょうど普通の食卓塩くらいの粒度でしょうかね。一番細かい粒度だとパウダー状になります。

胡椒と違って塩は「挽き立ての方が香りが良い」みたいなことはありません。

ではミルを使うメリットは何なのかというと、粒度を変えることで味わいと食感を変化させられることです。

粗めに挽けばマイルドな塩味でシャリシャリとした食感が楽しめるし、細かめに挽けば強い塩味を感じるようになります。

僕は下味をつけるときは細かく挽き、仕上げは粗めに挽くみたいに使い分けております。

日本未発売(?)のガンメタル色を手に入れる

ペッパーミル斜め

コール&メイソンのミルを調べてみると、色はシルバーブロンズの2色がありました。

最初はてっきりこの2色展開なのかと思い、「ダークな色が無くて残念だなぁ」とか思いつつ、シルバーを買おうとしていたんですね。

ところが、念のため海外の公式サイトを見てみたところ、日本では見かけないゴールドガンメタルのラインナップが存在するではありませんか!

ガンメタルはまさに求めていた色だったんで、海外から個人輸入してガンメタルをGETいたしました。

コール&メイソン ダーウェントを左手に持つ

イメージ通り、僕の家のキッチンに馴染む配色でめちゃくちゃ気に入っております。

トレーの役割

コール&メイソンミル置き

Amazonで検索してみたら、ミルを置くためのトレーも売っていたんで、ついでに買ってみました。

最初は単に見た目を良くするためだけのアイテムなのかなと思ったんですが、これが粉受けの役割を果たすんです。

コール&メイソントレーの上

ダーウェントというモデルは構造上、キャップとかは付いていないんで、挽き終わった後そのまま置くと挽いた粉がちょっと落ちちゃう

ミルをキッチンに置いている様子

僕はこのようにコンロ奥にミルを置きたかったので、掃除が面倒にならないようにトレーはあった方が良いと判断しました。

実際使ってみると、期待通り粉受けの役割を果たしてくれて非常に満足しています。

トレーに乗せたコール&メイソン

見た目も様になって良いですね〜。

ミルで料理は変わるか

コール&メイソンで胡椒を振る

さて、最後に当記事の核心部分をまとめて終わろうと思いますが、このミルを購入して料理は変わったのかというと、答えは”Yes”

2つの意味で変化があって、個人的には満足しています。

1つは「味わい」。

特に胡椒の方で顕著に変わりまして、挽いた瞬間にブワッと香り立つ良い匂いは、これまで使っていたミルよりも強く感じられるようになりました。

まぁ体感ですから、気のせいって可能性もありますがw

じゃがいものステーキ。仕上げにブラックペッパーをたっぷりかけて。

ステーキなんかで最後の仕上げに振りかければ、振りかけた瞬間ペッパーが芳しい香りを放ち、一口食べるとピリッとスパイシーな香味が口いっぱいに広がって美味です。

今や料理をする上で無くてはならないアイテムとなりました。

もう1つは「調理の効率」です。

今までは「引き出しからペッパーミルを取り出して、めちゃくちゃ硬いミルを目一杯力を入れて回す」という工程にちょっとしたストレスを感じていました。

それが、コンロ奥に設置することで使いたいときにサッと使え、かつ非常に軽い力でサクサク挽けるようになったので、ストレスなく調理を進めることができるようになったんですね。

シンプルで美しい見た目だから、常に見える位置に置いていても違和感がない。美しさも機能の1つと言える。

ちょっとした変化なんですが、体感的にはかなり楽になったなぁという感じ。

このミルにキャッチコピーを付けるとしたら、僕なら「料理を美味しく、調理を心地よく。」ってコピーを付けるでしょうね(笑)

中身を詰め替えできるタイプだから、自分好みの岩塩やペッパーを探して色々試してみるのも面白いかもしれません。これも新しい料理の楽しみ方ですね。

オーガニックブラックペッパー
最初からミルに入っていた胡椒は早々に使い切り、今はシェフズチョイスのオーガニックを試しております。

購入したのは比較的最近ですが、すでに僕の料理生活に無くてはならないアイテムとなりました。

これからも料理のよき相棒として、末長く愛用していきたいと思います。

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