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偏愛アイテムを語るvol.27「Vitamix(バイタミックス) V1200i」

Vitamix(バイタミックス) V1200i偏愛シリーズ

お気に入りの偏愛アイテムを語るこのシリーズ。

第27回目は「Vitamix(バイタミックス) V1200i」について。

2022年買ってよかったものランキング第1位に選出したのがこのバイタミックス。

アメリカ生まれのハイパワーミキサーなんですが、これを導入してから毎日の食生活が変わりました

キッチンに置く健康器具

バイタミックス斜めから

バイタミックスは友人の勧めで購入しました。

友人が会話をする度に「バイタミックスはいいぞ!」としつこく勧めてくるんで、いつか使ってみたいな〜と思っていたんですよ。

でもこのバイタミックス、高いんですよねぇ…。

買ったとしても、すぐ使わなくなったり、使いこなせなかったりしないかが心配でした。

購入するかどうかは半年以上迷ったんですが、ちょうどセールで少し安くなったタイミングをキャッチできまして、思い切って購入した次第。

こんなに使うとは思ってもみなかった

バイタミックスに入れた果物

「買ったところでちゃんと使うのだろうか…」という心配とは裏腹に、バイタミックスを購入してからというもの、毎日欠かさず使っております

だいたい1日に2回、多いときで1日3〜4回は使うというヘビーユーズっぷり。

こんなに使うとは全く予想していなかったんで、自分でもビックリしました。

体が冷えないグリーンスムージー
体が冷えないグリーンスムージー

なぜそんなに使用頻度が高いのかというと、「美味い・早い・お手入れ簡単」という三拍子が揃っているからです。

バイタミックスの洗い方1
使用後はこんなふうに半分くらいお湯を溜めて、食器用洗剤をちょこっと入れる。
バイタミックスの洗い方2
1分ほどぶん回し、すすいだら洗浄完了。とても簡単で、分解などは不要。

僕は主にスムージー温かいスープ作りに使用しているんですが、作るのも後片付けするのも簡単ですぐに終わるんで、朝や仕事の合間などによく作っています。

ブレンディングカップ
他にもアイスやスイーツ、ディップソースなんかも作れます。上の写真は少量用のブレンディングボウル。

おかげで野菜や果物の摂取量がグッと増えました

製品としての完成度の高さがすごい

バイタミックスと計り

使い方はめちゃくちゃ簡単で、コンテナに食材を入れ、本体に乗せてスイッチを入れるだけ。

コンテナと刃が一体化した構造になっているんで、分解したり組み立てたりする必要は無く、ただ本体の上に乗せるだけで使用できます。

バイタミックス本体部分
この部分にコンテナを乗せるだけ。
コンテナとブレード
本体にコンテナを装着するとこんな感じ。

コンテナはかなりガッチリした作りで重そうに見えますが、実はそんなに重くありません。

ちゃんと蓋が閉まっていないと動作しないという安全装置機能もついていて、製品としての完成度の高さにちょっと感動しました。

バイタミックスタンブラー
ブレンディングカップは蓋に刃が付いています。

僕はコンテナよりも小さいブレンディングカップ・ボウルも追加で購入したんですが、本体に乗せるとカップが自動認識され、スピードと時間が調整されます。

タンブラー飲み口接続
カップは飲み口を装着すればそのままタンブラーとして使える。

使えば使うほど、「よく考えて作られているなぁ」と感心してしまいましたね。開発者には心からリスペクトを送りたい。

バイタミックスタイマー部分

また、僕が購入したV1200iというモデルはタイマー機能が付いておりまして、指定した時間で自動停止させることができるんですがこれまた超絶便利。

タイマーが付いていないもう少し安いモデルもありましたが、V1200iを選んで大正解でした。

防音対策はこうする

遮音ケースとバイタミックス

バイタミックスの購入に際して心配していたのが「音の大きさ」であります。

音の大きさは実際にお店でも確認したことがあるんですが、その爆音レベルは凄まじく、集合住宅で使ったらクレーム必至なのではないかと…。

この点に関しては友人から「絶対に遮音ケースとセットで買うように」と助言を貰っていました。

爆音を気にしてスピードを抑えめにして使ってしまっては、本来のバイタミックスの真価を発揮できないんだと。

フルパワーでぶん回して、食材を微細なまでに粉砕し、なめらかな仕上がりにしてこそバイタミックス

なので僕は最初から以下の遮音ケースも同時に購入しました。

僕が買ったのはバイタミックス公式のものではないんですが、見た目も使い勝手も良さそうだったんで上記の商品を選択。

遮音ケースの外観

設置するとこんな感じですが、なかなかナイスなルックスです。

遮音ケースとバイタミックス2

また、僕はここからさらにひと工夫し、振動音を低減してくれる防振マットも買ってみました。

防振マットとバイタミックス
こんなふうにバイタミックスの下に敷きます。

バイタミックスの下に敷くには200×200のサイズがピッタリです。

空気を伝って聞こえる空中音を遮音ケースで対策し、振動が棚に伝わることで発生する固体音を防振マットで対策するという作戦。

実際、これらの対策をするとどれだけ音が軽減されるのか気になるところかと思いますんで、iPhoneのアプリで音の大きさを計測してみました。

バイタミックスを作動させながら遮音ケースを開け閉めしたり、防振マット有無で音量を比べました。青丸の部分がケース+マットあり、黄丸がケースもマットも無しのとき。

速度MAX(スピードメモリ10)でミキサーを作動させた場合の結果がこちらです。

計測対象計測結果
何も無し(デフォルト)80dB前後
遮音ボックス62dB前後
遮音ボックス+防振マット58dB前後

何もない状態と比べて、遮音ボックスで-20dB(デシベル)ほど数値が小さくなり、防振マットをつけるとさらに-4dbほど数値が小さくなるといった結果でした。

バイタミックスとタンブラー

20dBの差は体感的にはなかなかのものです。

僕の感じ方で言いますと、何も無しの場合は家の中に暴走族が居るんじゃないかと思うレベルの爆音、遮音ボックス+防振マットありの場合は掃除機くらいのレベルの音量に聞こえます。

遮音ボックスがあるのと無いのとではえらい違いなんで、個人的には遮音ボックスはマストで必要かなーと。

防振マットの効果は遮音ボックスに比べれば僅かなものですが、効果はあるみたいなんで、少しでもうるささを軽減したい場合は導入する価値があると言えます。

買う前に知っておいた方がいいこと

棚に設置したバイタミックス

ここからは実際に使ってみて気づいた注意点や、使いこなしTipsをご紹介しましょう。

バイタミックスは最高の調理器具だと思いますし、買って満足もしているんですが、「これは購入前に知っておきたかったな〜」と思った注意点もいくつかあるんですよ。

これから購入を検討される方もいらっしゃると思いますから、僕が実際に使ってみて気づいた点を挙げていきましょう。

1人分や少量作りたい場合はタンブラー・カップが必要

タンブラーと果物

買う前はわからなかったんですが、 V1200iにデフォルトで付いてくる2.0Lコンテナでは、少量のスムージーやスープは作ることができない場合があるんですね。

材料が少ないと、材料が刃の下に潜り込んでしまい、上手くかき混ぜられないんですよ。

少量作りたい場合は、コンテナではなくタンブラーやカップが必要です。大は小を兼ねないってことですな。

僕はこれを知らずに、最初はバイタミックス単品で買っちゃいました。

後からパーツを追加購入しましたが、1人分で作りたいなら最初からタンブラーとカップがセットのやつを買った方が良いでしょう。

↓パーツ単品はこれ。

↓最初からセットのはこれ(高い…)

設置場所は上のスペースにも注意

遮音ケースの上部

上部を開閉できるタイプの遮音ケースを買う場合、設置場所の横幅と奥行きだけでなく、高さ(上に開閉できるスペース)があるか事前に確認が必要です。

僕はここで1つミスを犯しまして、遮音ケースの上部を開けるスペースがあるかどうかを確認し忘れました。

結果、上部が完全に開けない状態に(笑)

バイタミックスの上部スペース
ここの高さが僅かに足りなかった…!

まぁ完全に開けないってだけで、手で押さえておけば何の問題もなく使用できるんですが。

「上部に開けるスペースがあるかどうか」ってのは案外盲点なのでお気をつけください。

冷凍物は水分が少ないと凍りがち(アイス化する)

コンテナに入れた冷凍フルーツ

スムージーを作る際によく発生するんですが、カチカチに凍った食材を投入する場合、一緒に入れる水分(水や豆乳や牛乳など)が少ないと、途中でアイスみたいに固まって上手く混ざらないことがあります。

コンテナの場合は上からタンパーで押し込めば良いんですが、タンブラーの場合はそれができないんで厄介。

この現象は「冷凍物は少し常温で置いておいてちょっと解凍させておく」もしくは「レシピより少し水分を多めに入れる」って方法で回避できます。

僕の経験上、凍った果物のみを使う場合は150〜180mlくらいは水分を入れてやらないと上手く回らないです。参考までに。

タイマー機能はあった方がいい

調理後のバイタミックス

実際に使ってみて、タイマー機能付きのモデルを選んで本当に良かったなぁと思いました。

特に遮音ケースと併用するのであれば、タイマー機能付きモデルを激推ししたいです。

タイマー機能が無いと手動で止めなきゃいけませんが、バイタミックスが動作中に遮音ケースを開けちゃうととてつもない爆音が鳴り響くんで、開けたくありません(笑)

タイマーなら放っておいても自動で止まってくれるんで、付きっきりで見ておく必要も無いし本当に便利でラクですよ。

まぁタイマー無しモデルの方が価格が安いんですが、価格差分の価値はあるんで、タイマーありモデルをオススメしておきます。

蓋をちゃんと閉めないと動かない

バイタミックスコンテナの蓋と本体

V1200iをはじめ、Venturistシリーズはコンテナやタンブラーの蓋がちゃんと締まっていないと、ロックが掛かってミキサーが作動しません

どういう仕組みなのかな〜と思ってコンテナやタンブラーを観察してみると、蓋がくっついているかどうかを判定するポイントが付いており、ここで蓋が締まっているかどうかを判定しているっぽいです。

コンテナの安全装置
蓋とボディにこういう突起が付いており、ここがピッタリくっついていないと動作しない仕組み。

これに気づかず、「初期不良だ!」とか「壊れた!」とか勘違いしちゃうケースがあるようなんで、動かなかったらまず蓋がちゃんと締まっているのかどうかを確認すると良いです。

なおタンブラーの場合はねじ込み式なんで、キツく閉めすぎると逆に開けるときに硬すぎて苦労します。

この力加減がなかなか難しいとこなんですが、軽めに蓋をして本体にセットし、本体にセットしてからタンブラーを回してロックが外れるまで締めていくようにすれば、硬く締めすぎることがないんでオススメです。

洗浄スティックがあると便利

洗浄スティック

タンブラーは奥まで手が入らないんで、洗浄スティックがあると洗うときラクです。

一応、水と洗剤を入れて回転させちゃえばお手入れ完了ということにはなっているんですが、時にはそれだけだと汚れを落とせない場合があるんですね。

僕はシリコンタイプの洗浄スティックを使っております。

スポンジタイプだと使い終わった後に水がポタポタと滴り落ちてしまいますが、シリコンタイプは水切れが良いので保管もしやすく、気に入っています。

高リピートのイチ押しスムージーレシピ3選

最後はおまけですが、バイタミックスを買ったらぜひ試して頂きたい、オススメのスムージーレシピを紹介しましょう。

スムージーレシピは、色々ググってみたり3〜4冊ほどレシピ本を読んでみたりしましたが、結局一番参考になったのはバイタミックス公式サイトのレシピ集でした。

公式サイトのレシピ集はめちゃくちゃ種類豊富で、材料から検索もできるんで便利なんですよ。

今回はその中でも、個人的に特に気に入ってリピートしまくっているレシピを3つ紹介します。

どれもめちゃくちゃ美味しいんで、飲んだことない方はぜひお試しください〜。

エネルギーチャージスムージー

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運動前など、エネルギーをチャージしたい時によく飲んでいるスムージー。

材料
  • 冷凍バナナ 90g
  • 無脂肪牛乳 250ml
  • ピュアココア 6g
  • プルーン 22g
作り方
  1. リスト順に材料をコンテナに入れ、蓋をします。
  2. スムージーのプログラムモードをスタート。又は、プログラムモードを使わない場合は、速度1を選択して徐々に最高速度にスピードを上げ、滑らかになるまで(約1分)攪拌します。

プルーンをデーツに変えても美味しいです。デーツを使うとより甘くなります。

ちなみにバナナは普通に買ってきたものを冷凍していますが、少し熟してから冷凍した方が甘味とコクを感じて美味しいです。

バナナもモノによって結構味わいが変わるな〜という印象なんですが、「ちょっと高いが、かなり美味しい。」のキャッチコピーでお馴染みのドール極撰バナナが個人的には一番好き。

また、僕のオリジナルアレンジとして、ひとかけらのチョコレートを追加しても美味しいです。

リンツカカオ99%チョコレート
よりデザートチックにしたいときにオススメ。

カカオ99%のリンツのチョコレートを使うと、非常に濃厚なカカオ香る大人の味わいになりますよ。僕はこのレシピを「エクストラビターチョコバナナ」と名付けております(笑)

ベーシックフルーツスムージー

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少ない材料で簡単に出来て、美味しいスムージー。

材料
  • 豆乳 240ml
  • バナナ 1/2本
  • パイナップル 1cmの輪切り分
作り方
  1. 全ての材料をコンテナに入れます。
  2. フタをして電源をONにし、スピードダイヤルを1~10まで徐々に上げ、運転モードをHIGHに切り替えます。
  3. 30秒ほど撹拌して完成です。

クリーミーさの中にパイナップルの酸味が感じられ、こってりもあっさりもしすぎず、バランスの良い味わいです。

ベーシック is ベストですね〜。

vitamix-v1200i-16

初めてバイタミックスを使うときなどは、このレシピあたりから始めてみると良いかもしれません。

僕はいつも調製豆乳を使っていますが、無調整豆乳でもイケると思います。

オーツミルクのレモンブルーベリースムージー

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ブルーベリーがたっぷり摂れるサッパリ系スムージー。

材料
  • 冷凍ブルーベリー 240g
  • オートミール 20g
  • レモン(スライス) 2〜4枚
  • 水 200g
  • 〈トッピング〉
    ブルーベリー,オートミール,シナモンパウダー
作り方
  1. 全ての材料をコンテナに入れ、蓋をします。スムージーモードをスタート。プログラムモードを使わない場合は、速度1を選択してスタート。徐々にスピードを上げ、最高速度で約50秒~1分撹拌して出来上がりです。
  2. ①をグラスに流し入れ、トッピングの材料を飾り完成です。

レモン皮の微かな苦味がアクセントとなって、非常に美味。ゴクゴクいけちゃいます。

1人分で作る場合は上記の半量にすればOKですが、半量だと冷凍ブルーベリーが固まってしまいがちなんで、ブルーベリーを常温で少し解凍するか、水を150~180ml入れてやると上手くいきます。

vitamix-v1200i-33
見た目も美しいので、これはぜひこういう綺麗なグラスに注いで飲みたい。

無くてもOKですが、仕上げにトッピングをすると味も見た目もさらにランクアップします。

コメント

  1. けん より:

    VITAMIXと関係なくてすいません。
    コンテナにいれた材料のgをはかっているキッチンスケールは
    どこのブランドのものでしょうか?凄くかっこよくて気になりました。

    • MINIMALOG(ミニマログ)ミニマログ|偏愛ミニマリスト より:

      >けんさん
      コメント頂きありがとうございます!
      使用しているのは「acaia コーヒースケール Pearl Model S」というスマートスケールです!
      これはコーヒー抽出用のプロ仕様の計りでして、たまにコーヒー屋さんで使われているのを見かけます。
      0.1gという細かい単位で計測可能で、最大3kgまで計れて、コーヒー抽出用の多数のモードが搭載されているという、かなりマニアックなアイテムです(笑)
      僕はコーヒーを淹れる際に使っているのはもちろん、料理をするときやバイタミックスを使うときなどにもこのスケールを多用していて、使わない日は無いと言っていいくらい、生活に無くてはならないアイテムの一つとなっています。

  2. けん より:

    コーヒーに特化したスケールなんですね!!
    私は製菓や製パンもつくるので0.1g単位ではかれるのであれば
    是非とも採用しようと思っております。
    ほんといつも素敵すぎるこだわりのアイテムを紹介してくれて最高です。
    今後も楽しみにしながら拝見させていただきますね!

    • MINIMALOG(ミニマログ)ミニマログ|偏愛ミニマリスト より:

      >けんさん
      製菓や製パン!良いですね!きっと役立つと思います!

      そんな風に言って頂けてとても嬉しいです!!
      こちらこそ、コメントありがとうございました!
      また何かあればお気軽にお問い合わせ頂ければと思いますー!