偏愛アイテムを語るvol.1「J.M. Weston(ジェイエムウエストン)180」

ジェイエムウエストン180を2足並べてファッション

お気に入りの偏愛アイテムについて語るこのシリーズ。

第1回目は、僕の大好きな靴「J.M. Weston 180」について。

J.M. Weston 180は最も気に入っている靴で、黒とダークブラウンの2足を所有しています。

この靴は僕にとって、今後もずっと愛用していきたい、無くてはならないもの。

今回はその魅力を語ります。

靴選びの条件

ジェイエムウエストン180横から

僕が靴選びで重要だと思っているのは、「自分のファッションスタイルにマッチするかどうか」ということ。

靴でコーディネート全体の印象も変わってくるので、自分のスタイルに合うかどうかを基準に選んでいます。

コーディネート例2

僕が好きなのは、上がジャケット、下がデニムもしくはスラックスというスタイル。

例えば、ここにストレートチップの革靴を合わせると、ドレス要素が強くなりすぎて、ただの仕事帰りのおっさんに見えてしまう。

かと言ってスニーカーを合わせると、ジャケット+デニムの場合はカジュアル要素が強くなりすぎて、ちぐはぐな印象になってしまう。

どちらも完全にNGと言うほどでもないですが、僕の好みではありません。

上手くバランスを取るには、ドレスとカジュアル両方の要素を持ち合わせた靴が必要です。

上品な怠け者

ジェイエムウエストン180左斜めから

そんな僕の要望を完璧に満たしてくれるのが、ローファー

ローファーは革靴ですが、正式なビジネスシーンで履くのはNGとされている靴です。

理由は、「loafer=怠け者」という意味を持っている通り、革靴の中でも非常にカジュアルな靴に分類されているから。(※諸説あるが、靴紐を結ぶ必要がない=怠け者、になったと考えられている)

つまり、革靴というドレス要素を持ち合わせつつ、ビジネスでは履けないカジュアル要素も持っている。

ジェイエムウエストン180黒正面から

ドレスだけどカジュアル。

上品だけど怠け者。

そんな「ちゃんとしてるのか、してないのか、よく分からないスタイル」が、僕のコーディネートには好都合です。

ドレスとカジュアル両方の要素を持っているから、セットアップに合わせても仕事帰りのおっさんに見えないし、デニムに合わせてもカジュアルになり過ぎない。

なんなら、コーディネートの格上げアイテムとしても機能するし、こなれた「はずし」アイテムとしても機能する。

ジェイエムウエストン180ダークブラウンを横から

こんなに便利で遊び心溢れる靴は他にありません。

だから僕はローファーを愛用しています。

J.M. Westonというブランド

ジェイエムウエストン180シューツリー

数あるローファーの中でもJ.M. Westonを選んだ理由は、「サイズ展開の多さ」と「革質の良さ」。

豊富なサイズ展開

ジェイエムウエストン180ダークブラウンを斜め横から

J.M. Westonのローファーは、横幅(ウィズ)が4mm刻みで6種用意されており、自分の足にぴったりとフィットするサイズを選ぶことができます。

これだけ横幅のサイズが選べるのは実はかなり珍しいこと。

ローファーは靴紐が無いので、ぴったり合うサイズを選ぶのが鉄則ですが、他の海外ブランドだと微妙に足に合わなかったりするんですよ。

しかしJ.M. Westonの場合は豊富なサイズ展開のおかげで、完璧にフィットするサイズを見つける事ができました。

宝石級の革

ジェイエムウエストン180黒表面の輝き

J.M. Westonの靴に使われている革はとても美しい。宝石はちょっと言い過ぎかもしれませんが(笑)

J.M. Westonは、最高級の革を作る名門タンナー、デュプイ社と深い関係にあります。

ジェイエムウエストン180黒アップ

1980年代、デュプイ社が経営難に陥ったところを、J.M. Westonが買収して助けました。

2015年にはデュプイ社をエルメスに売却してしまいましたが、その後も変わらずデュプイ社の良質な革を使って靴を作っているとのことです(2017年頃に店員さんに聞いた話なので、今は変わってるかもですが)。

ジェイエムウエストン180黒の革質

少し磨いただけで、革の奥から光が出てくる感じ。

ほら、これを見れば、宝石って言いたくなる気持ちもわかるでしょう?(笑)

避けては通れない試練

ジェイエムウエストン180ダークブラウンアップ

J.M. Weston 180を履きこなす為には、避けては通れない試練があります。

それは、革が馴染むまでの慣らし期間。またの名を修行

J.M. Westonでは、通称「ウエストンフィッティング」と呼ばれる、超タイトなフィッティングが推奨されています。

捨て寸(隙間)は本当にゼロ。

ガンガンに締め付けられるので、購入してすぐの頃はまともに歩くこともできません(笑)

これに耐えきれず、手放してしまう人も居るのだとか…。

ジェイエムウエストン180黒後ろ姿

僕が初めて購入したのはローファーの黒でしたが、最初の2〜3週間は家の中で毎日少しずつ履いて慣らしたものです。

余談ですが、店員さんに話を聞いたところ、同じサイズでも色によって感じるキツさが変わるとのこと。

染料の違いによるものらしいですが、黒とネイビーは特に硬めに感じる場合が多く、他の色よりもキツく感じるみたいです。

痛みを感じることなく履けるようになるまで、数ヶ月かかったでしょうか。

履き始めて3年ほど経ちますが、今では完璧に足に馴染んでいます

ジェイエムウエストン180黒斜め横から

Twitterで誰かが言っていましたが、その状態はまるで「革の靴下」。

シュッと足を通した瞬間のフィット感は、他の靴では体験したことがありません。

この靴を履くと、足が心地いい。そして、不思議と背筋が伸びるんですよね。

ジジイになっても履いていたい靴

ジェイエムウエストン180を2足並べて

その後、この靴が気に入り過ぎて、色違いのダークブラウンを購入したり、別モデルのJ.M. Weston641(ゴルフ)を購入したりと、僕の靴のワードローブはJ.M. Westonで統一されていきました。

合計4足のJ.M. Westonを所有していますが、これだけ毎日履いていると、不思議な事が起こります。

それは、前述した「修行期間の辛さ」を感じなくなってしまうということ(笑)

ジェイエムウエストン180着用画像

実は僕の場合、辛い修行期間があったのは黒のローファーだけで、他の3足に関してはほぼ修行期間が無かったんですよ。

ダークブラウンに関しては、初日から普通に会社に履いて行ってましたし。

J.M. Westonの木型と僕の足の相性が良かったのかもしれません(僕の足がバグっただけって可能性もありますがwww)。

これほどしっくりくる靴に出会えたことはまさに幸運としか言いようがない。

僕は「一生モノ」という言葉はあまり信用していません。
が、J.M. Westonの靴は、ジジイになっても履いていたいと思っています。


余談ですが、以下の本でジェイエムウエストンが欲しい靴ランキング1位に選ばれておりました(180ローファーが1位、641ゴルフが5位)。

ローファー好きにはこちらも。

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