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偏愛アイテムを語るvol.19「二階堂明弘氏の錆器(しょうき)」

二階堂明弘氏の錆器ライフスタイル

お気に入りの偏愛アイテムを語るこのシリーズ。

第19回目は「二階堂明弘氏の錆器(しょうき)」について。

二階堂明弘氏は、静岡・修善寺の工房を拠点に活動されている陶芸家さん。

今回紹介するのは、その二階堂さんの代表作・錆器(しょうき)といううつわです。

うつわ選びの盲点

二階堂明弘の錆器碗(径14.5cm)1

その昔、料理を盛るうつわは何でもいいと思っておりまして、100円ショップなどで適当に買ったものを使っておりました。

ところがある日、「ワインの味の科学」という本を読んでいて、「うつわってめちゃくちゃ大事じゃん!」と考えを改めさせられる一節に出会ったんです。

その一節がこちら。

料理を味わうとき、皿の色はとても重要だ。白い皿は甘みを強くする。黒い皿はうま味を引き出し、赤い皿は食べる量を減らす。したがって、体重を気にしている人は今こそ赤い皿を買ってスリムになろう。そしてレストランは、皿一枚で客の料理の受け止め方が変わることに注意しよう

引用元:ワインの味の科学 P.21

お皿の色が味覚を左右する…。これは完全に盲点でした。

この本には他にも視覚が味覚に及ぼす影響について色々と語られているのですが、そういった情報を読むと、ますますうつわって重要だなと思えてきまして。

これをきっかけに、良いうつわを探し始めたんですよ。

うま味を引き出すってのは良いなぁと思いまして、黒系で美しいうつわを探しました。

二階堂明弘氏の錆器

二階堂明弘の錆器リム皿(径22cm)1

僕が陶芸家・二階堂明弘氏の作品を知ったのは、「うつわ作家名鑑」という雑誌で見かけたのがきっかけです。

いくつか種類があるのですが、中でも僕は錆器(しょうき)というシリーズに惹かれました。

作品の特徴を挙げるとこんな感じ。

  • ただの黒ではない独特の表情
  • 薄くて軽く、扱いやすい
  • 育つ(!)
二階堂明弘の錆器碗(径14.5cm)2

質感は、鉄分の多い土を鉄の粉末と銅を主原料とする釉薬で塗り重ね、美しく経年変化した鉄のような雰囲気

この質感が本当に独特で、唯一無二の存在感があります。

料理家さんや一流レストランのシェフからも高い評価を得ているらしく、発売するとすぐに売り切れてしまうくらい人気みたい。

また、経年変化も魅力でして、ちょうど今、 IDÉE Tokyoさんで経年変化したうつわの展示会をやっているようです。

二階堂明弘の器経年変化
経年変化したうつわ。
引用元:https://www.idee.co.jp/press_release/202110/nikaido.html

器はそれ自体が美しい造形物ですが、本来は使われる道具です。使い続け汚れていく様に美を見出だし、器を育てるという価値観は日本独特のものだと思います。私自身が作りだした器達は、そのままでは、まだ完成していません。誰かが手にとり使っていく事で器に新たな美が宿り、その人の物になっていく。今回、私の作品を使い続けていただいている方々から、大切な器を会場に展示いたします。

引用元:https://www.idee-online.com/shop/g/g12033950/

うつわは人の手で育ち完成していく…。グッと来ますねぇ。

育つと言っても、使い始めてすぐに変化が現れるわけじゃなくて、長い時間をかけて変わっていくようです。

僕は3つのお皿を購入しました。

二階堂明弘の錆器リム皿(径22cm)2
1点目は「錆器リム皿(径22cm)」。1番のお気に入りです。
二階堂明弘の錆器リム皿(径22cm)3
このうつわに料理を乗せると、瞬く間に高級レストランみたいな雰囲気が出る。
二階堂明弘の錆器碗(径14.5cm)3
2点目は「錆器碗(径14.5cm)」。
二階堂明弘の錆器碗(径14.5cm)4
ご飯茶碗としても使えますし…
二階堂明弘の錆器碗(径14.5cm)5
スープのお椀としても使えて重宝しています。
二階堂明弘の錆器ボウル(径20cm)1
3点目は「錆器ボウル(径20cm)」。
二階堂明弘の錆器ボウル(径20cm)2
深いボウル型なので、汁物などに使用しています。

単なるお皿ではなく、使えるアート・育つアートと呼びたくなるような美しさ。

まだ色合い等の変化は見られていない(と思う)のですが、これからどんなふうに育っていくのか楽しみです。

空気を変えるお皿

二階堂明弘の錆器リム皿(径22cm)4

ちょっと大袈裟かもしれませんが、二階堂さんの食器を使い始めて、「お皿はその場の空気をも変えてしまう力があるんだなぁ」と気づきました。

このお皿に料理を盛って食卓に置いた瞬間、高級レストランみたいな雰囲気が出ちゃうんですよ。

俯瞰撮影したミートソースパスタ
ゴロゴロお肉のミートソースパスタ。美味しさと雰囲気が相まって、思わず「これもうお店じゃん…」と呟いてしましました。

黒色だからうま味の増幅効果があると思うんですが、レストランに来たみたいな雰囲気も相まって、料理が格別に美味しいです。

このお皿に乗せると、和洋中なんでも雰囲気が出る。

視覚から日々の食事のクオリティが上がった気がしていて、お皿の効果は期待以上でした。

うつわって、めちゃくちゃ大事なんですねぇ。

おうちレストラン

二階堂明弘の錆器リム皿(径22cm)6

二階堂さんはお皿だけでなく花器なんかも手がけられているんですが、実は花瓶(一輪挿し)も購入しました。

これまた、めちゃくちゃカッコいいのよ…。

置いておくだけで絵になる佇まいで、非常にお気に入り。

二階堂さんのお皿に食事を盛り、この一輪挿しで食卓を彩れば、雰囲気はもはやレストランを超えます(笑)

コロナ禍で外出しづらくなりましたが、おうちでレストラン体験ができるようになって、良いストレス発散になっているような気がしますね。

今持っている3つのお皿だけで満足はしているのですが、実はもう1つ欲しいやつがあるんですよね。

それがこちら。

二階堂明弘のプレート
このリムがついていないプレート。圧倒的スタイリッシュ感。これが食卓に出てきたらヤバい(笑)
引用元:https://restaurant-eatrip.com/news/172

以前オンラインショップで見かけたんですが、迷っているうちに売り切れてしまいました。

いつ買えることやら…。まぁ気長に待つしか無いっすね。

もし買えたら、追加で写真アップしたいと思います。


▼購入方法

個展やオンラインショップでの販売情報は、二階堂さんのInstagramで随時告知されているので、ご興味ある方はこちらを覗いてみてください〜。

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