年末恒例のまとめ企画。
2020年買って良かったものベスト3を「日用品・ファッション・書籍・趣味」の4部門に分けてご紹介します。
そして最後には、総合1位を選出。
今年の総合1位は全く迷わず、ダントツでアレでした。
日用品部門ベスト3
ほぼ毎日使う、日用品部門のベスト3です。
第3位:Segbeauty スプレーボトルミストメーカー
植物への葉水に使用している霧吹き。
それまで使用していた霧吹きが壊れてしまったのがきっかけで、突発的に購入したものですが、思いのほか使いやすくて大変気に入りました。
超微細な霧を持続的に噴射できるので、葉水がとてもしやすい。
黒くてシックな見た目も、部屋に馴染んで気に入っています。
第2位:バカラ タリランド
コーヒーやお酒を飲むのに毎日愛用しているグラス。
飲み口は薄く緩やかにカーブしており、ずっしり重いボディからは想像できないくらい軽やかな飲み心地で、非常に気に入っています。
宝石のようにキラキラしており、手に取る度に綺麗だなぁと眺めてしまいます。
日々のコーヒータイムに、特別感な高揚感をもたらしてくれました。
第1位:ストウブ ピコ・ココット ラウンド
「簡単で、美味しくて、野菜をたくさん摂れる料理を作りたい」と考えて辿り着いたのがこのストウブ鍋。
シンプルな味付けでラクに美味しく仕上がるので、日々の料理に重宝しております。
12cmと16cmを持っており、特に16cmをメインで使用しています。16cmは一人暮らしにぴったりなサイズ感でした。
関連アイテムにはなりますが、フタモッチという商品も熱々のフタを取るときに非常に重宝していて、ストウブと共に愛用しております(ストウブを扱うのが格段にラクになるから、個人的にこれは隠れ名品だと思っています)。
ファッション部門ベスト3
今年は服を全然買ってないんですが、ファッション小物はいくつか手に入れました。
第3位:ZARA カシミヤマフラー
暖かさに感動したカシミヤマフラー。
実はカシミヤのマフラーは初体験だったのですが、今まで使っていたマフラーとは別次元の暖かさで思わず笑ってしまいました。
大判(190cm×85cm)で使いやすく、肌触りも気持ちいい。
今年は冬服を1着も買っていないので、冬物で買ったのはこれだけですが、買って大正解でした。
正直これは万人におすすめしたいと思うほど良いものだと思うのですが、一番おすすめの黒は残念ながらもう在庫ないみたい…。
残りの色もいつまであるかわかりませんが、気になる方は公式サイトでご確認を〜。
第2位:ロシアンカーフキーリング
上半期買って良かったものランキングにも入れていたロシアンカーフキーリング。
1786年に沈没した船から発見された、幻の革「ロシアンカーフ」を使って作られたものです。
その希少性もさることながら、純粋にアイテムとしての使い勝手も良くて気に入っております。
内側に500円玉2枚を入れておくことができるようになっており、キャッシュレス派の僕にとっては、万が一のお守り的な役割も果たしてくれています。
第1位:アンティークシューホーン
こちらも同じく上半期買って良かったものランキングに入れていた、アンティークシューホーン(靴べら)。
これは1906年にイギリスで作られたアンテーク銀製品です。
革靴しか履かない僕にとってシューホーンは必需品でして、長く使えるものを探し続けてようやくいいものを見つけました。
好みのデザインで、しかも状態が良いものにはそう簡単には巡り会えません。当然ながら、全く同じものは2つと無いレアもの。
今年のベスト3というか、この先も人生でベスト3に入るレベルのアイテムじゃないかなぁ。
書籍部門ベスト3
読書記録で毎月読んで良かった本を紹介していますが、その中から選りすぐりのベスト3を選出してみました。
第3位:美しいインドア・グリーン
室内で植物を育てるための手引き。
ただの解説本ではなく、著者が植物に惹かれたエピソードなんかも随所に散りばめられていて、読み物としても読み応えがあります。
写真も文章も圧倒的に美しいというのがこの本の特徴だと思います。著者は本当に植物が好きなんだなぁということがひしひしと伝わってきますね。
植物関連の本の中だと、僕はこの本が一番好きですね。インドアグリーンを育てたい方・育てている方にはぜひおすすめ。
第2位:絵を見る技術&論理的美術鑑賞
どうしても甲乙付け難く、2冊が同点で2位にランクイン。どちらもアートの鑑賞技術にまつわる本です。
「絵を見る技術」は、主に絵の描き方や構成など目に見える部分のテクニカルな面を読み解く方法を解説している本。
一方「論理的美術鑑賞」は、作者の生い立ちや時代背景などを深掘って目には見えない部分(バックグラウンド)から作品を深く理解していく方法を解説している本。
どちらも「アートは難しい」みたいな先入観を払拭してくれて、アートの魅力に惹き込まれました。
美術館に行くのが楽しくなって、新しく趣味に「美術館巡り」が加わったのも、この2冊のおかげかなと思います。
第1位:S&Mシリーズ全10冊合本版
森博嗣さんのミステリー小説、S&Mシリーズの10冊セット。
元々小説はあまり読む方ではなかったのですが、今年はちょっと読んでみようと思って思い切って購入しました。
一気に10冊買うとはなかなかの博打な気がしますが、第六感というやつでしょうか、とんでもない大当たりを引き当てました。
読後は頭がスパークして全身脱力してしまうほど、めちゃくちゃ面白いです。
2020年は毎日少しずつこの小説を読み進めるのが楽しみで、日々ワクワクしながら過ごせました。まるで、大好きなドラマを毎日観れるというような感覚ですかね。
さすがにいきなり10冊はちょっと…という人にはシリーズ1作目の「すべてがFになる」から読んでみるのがおすすめ。
趣味部門ベスト3
最後は趣味関連のベスト3です。
第3位:ソニー α6400
今年の2月に、人生で初めて手にしたデジタル一眼カメラ。
新しい趣味を始めたくて、そしてブログ作成にも活かしたくて購入しました。
カメラのことや専門用語が全くわからない状態で購入したので最初は扱いに苦労しましたが、最近は徐々に使いこなせるようになってきました。
今では僕のブログになくてはならないアイテムであり、よきパートナーのような存在。
引き続き勉強を重ねて、写真の腕を磨きたいと思います。
第2位:植物育成棚&ライト
室内で植物を育てるための棚とライト。
ベンチを棚代わりに使うことで、狭い部屋でも圧迫感を感じさせないよう工夫しました。ライトの取り付けは、無印の壁に付けられる棚を活用してちょっとDIYしました。
「うちは日当たりが悪いから…」と半ば諦めていた植物育成が可能になり、室内で植物育成を楽しめるようになりました。
植物のある部屋は心地よくて、日々癒されております。
第1位:叢のサボテン
美術館のようなサボテン屋さん「叢(くさむら)」のサボテン。
叢さんでは「いい顔してる植物」というコンセプトの元、非常に個性豊かな植物が取り扱われています。
オンラインサイトでは一つ一つに解説を読むことができて、それを読むだけでもとても楽しい。
植物ってこんなにも奥深くて味わい深いものなのかと驚かされました。どちらかというと、アートを楽しむ感覚に近いかもしれません。
サボテンがこんなに面白いなんて知らなかったですねぇ。人生における新しい楽しみを発見できたような気がして、本当に出会えて良かったと思いました。
総合1位は…
4部門でベスト3を紹介してきましたが、最後は総合1位の発表です。
今年買って良かったもの、総合1位は…S&Mシリーズ全10冊合本版!
上半期のまとめの時点ではまだ読み始めたばかりだったのであえてランクインさせていませんでしたが、これが総合1位になることはなんとなく予想できていました。
それほどのインパクトだったのです。
前述の通り、この小説のおかげで毎日ささやかな楽しみを持ちながら過ごすことができたというのもあるんですが、個人的にはそれ以上に森博嗣さんを知れたということが大きいんですね。
この小説がきかっけで森博嗣さんを知り、他の本も色々と読んでおりまして、色々と影響を受けまくっております。
僕が今一番尊敬する人・影響を受けた人は誰かと問われたら、森博嗣さんと答えたいですね。
それくらい影響を受けたわけなので、森博嗣さんを知るきっかけとなったこのS&Mシリーズとの出会いは、僕にとって人生変えるレベルの出来事であったと言えます。
来年に向けて
早いもので2020年も残りわずかですね。
今年は人生の楽しみを増やしてくれるようなアイテムに多数出会えて良かったです。
いや、アイテムそのものが楽しみを増やしてくれたというより、アイテムを通して思考を深めたことが日々の充実感に繋がったのかもしれません。
そういう意味では、ブログという発信の場があったことも良かったのかも。
いずれにしろ、個人的にはとても良い「お金の減らし方」ができたと思っております。
暮らしをより良い方向にアップデートできたのは間違いありません。
引き続き、色々吸収して生活をより良い方向にブラッシュアップしてければなと思います。
来年の今ごろも、こうして「今年は素晴らしかった」と振り返られるような1年になりますように。
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