最近はお家で常にBGMを流しています。
使っているスピーカーはJBLのAuthentics 200。1ヶ月ほど前に購入してから、毎日使用しております。
音質の良さで評判が高いスピーカーなんですが、これを使い始めてから耳が肥えてしまい、音楽を聴き味わう楽しみに目覚めてしまいました。
無音よりも音楽があった方が良いらしい

お家では今まで音楽を流すということはしていなくて、長らく無音の環境で生活をしてきました。
たま〜にイヤホンで聴く程度で、日頃から音楽に触れる機会は少ない方だったと思います。
そんな僕がスピーカーを買おうと思ったのは、ちょっと前にこのブログで紹介したTarzanの特別編集シリーズを読んだのがきっかけでした。
この本では「実は、カラダに悪いこと」というテーマでいろんなNG行為が紹介されているんですが、その中の一つに「部屋にいるときは音楽はかけない、静かな部屋で過ごす」というのがNG行為として紹介されていたんですよ。
本によると、「音楽は人の心を和ませ、カラダにいい影響を及ぼすということが科学的に証明されているので、音楽は積極的に聴くべし。」とのこと。
無音が体に悪いってわけではないですが、音楽の効能を利用しないのは損だろうということですな。

これは盲点だったなと思い、改めて積極的に音楽を聴いていこうと思いました。
イヤホンで聴いても良いと思いますが、いちいち装着するのが面倒くさいのと、Bluetooth接続だと「音楽と動画を別々に同時再生」みたいなことができないので、それらの問題が起きないWi-Fiオーディオを買うことにしました。
JBL Authentics 200

そこで選んだのがJBLの「Authentics 200」です。
実は少し前に以下の記事を読んでいて、このスピーカーの存在は知っていました。
JBLは、もともと映画館用スピーカーやスタジオモニターの開発で名を上げたプロフェッショナル寄りのDNAを持つブランドなので、「これは良さそうだなぁ」と思って気になるリストに保存していたんですよね。
Authenticsシリーズは大きさ別に以下の3種類が存在します。
モデル | 特徴 |
---|---|
Authentics 200 | コンパクトながら90Wの高出力を備え、デスクや棚に置いても力強いサウンドを楽しめるAC駆動専用モデル。 |
Authentics 300 | 取っ手付きで持ち運びやすく、バッテリー駆動で約8時間再生できるため、部屋から部屋への移動や屋内外での利用に適したモデル。 |
Authentics 500 | 270Wの大出力と3.1ch構成でDolby Atmos Musicにも対応し、リビングでシアター級の迫力と立体的な音場を楽しめるフラッグシップモデル。 |

僕はデスクに置く想定だったので、3種の中で最もコンパクトなAuthentics 200をチョイスしました。
ご覧の通り、見た目はクラシックなデザインで、カラーリングはブラックとゴールドで高級感があります。

Wi-Fi内蔵なので、iPhoneのAirPlayや、Spotify Connectなどでストリーミング再生が可能。

本体上部には再生ボタンや、高音・低音のトーンを調整できるダイヤルなどが備わっています。GoogleやAmazon Alexaの音声アシスタントにも対応しています。

個人的に気に入っているのは、電源ON・OFFの概念がないこと。
10分以上使わなければ自動的にスタンバイモードになり、AirPlayで接続すれば自動的にウェイクアップします。
「Wi-Fiがなかなか繋がらない!」みたいなストレスも一切なく、音楽を流すまでの体験が非常にシームレスなところが使い勝手よくてGood。
僕はiPadやiPhoneからワンタップで音楽を流せるようにショートカットを作成しているんですが、これがめちゃくちゃ便利です(後述)。
初めての「耳が肥える」体験

さて、肝心の音質ですが、電源が入った瞬間から良いスピーカーであることを確信しました。
コンセントを挿すと電源が入ったことを知らせる音が鳴るのですが、その音がもうすでに良い。
AirPlayで音楽を流してみると、なんと贅沢な音。吸い込まれるような低音の響きがあり、まるでミニ映画館にいるかのような錯覚をしました。

Authentics 200はシリーズの中で最もコンパクトですが、そのサイズに見合わない力強さを感じます。
このスピーカーの実力については、口コミ・レビューやROOMIEの記事で絶賛されていましたが、確かにこのクオリティは本物だと思いました。

Authentics 200を購入してから毎日音楽を聴くようになったのですが、しばらくして驚いたことがあります。
久しぶりにイヤホンのAirPots Pro(僕が使っているのは第二世代)で音楽を聴いてみたところ、「あれ、なんか音がしょぼいな…」と感じるようになっていたんですよね。
AirPots Proの音が、なんだか平面的でのっぺりしており、奥行き感が無いように思えるのです。
今までAirPots Proに不満を感じたことはなく、むしろ十分に良い音だと思ったいたのですが、全然印象が違って聞こえるようになりました。
Authentics 200で「より上の音」を体験してしまった結果、今まで気にしていなかった音の細部や奥行き、微妙なニュアンスなどが検知できるようになったのかもしれません。
自分でもかなりビックリしました。これが「耳が肥える」ということなのか…。

本当に良い音に触れると、今まで聞こえなかったものが認識できるようになり、これほど世界が広がるんですね。良いスピーカーは、音楽の世界への新たな扉を開いてくれるんですな。
今まで知らなかった世界が開けたという点だけで、今年のベストバイ入りは確定。これは…オーディオ沼というものが存在する理由がわかった気がします(笑)
僕の使い方と最近お気に入りのプレイリスト

僕の毎日の使い方とお気に入りのプレイリストを紹介しましょう。
音楽を聴く際、僕はApple Musicを使っています。
音楽アプリはSpotifyやAmazonミュージック、他の無料系サービスでも良いのですが、個人的に好みのプレイリストが多く見つかったのがApple Musicでした。
Authentics 200で再生する際はiPadからAirPlayで接続していますが、僕はより簡単に接続する為にショートカットを活用しています。

iPadのホーム画面にこんなふうにショートカットを配置しており、音楽を再生したいときはこれらのショートカットをタップするだけ。

ここにお気に入りのプレイリストを設定しておけば、スピーカーへの接続→音量の調整→音楽の再生までワンタップで行えます。タップするだけで再生開始できるからかなり便利。

プレイリストだけでなく、Apple Musicの特定ジャンルページへのショートカットも作っていて、新しいプレイリストを発掘したい時はここから探すようにしています。

音量はいくつかのパターンをショートカットでプリセットとして用意しておき、コントロールセンターにショートカットで配置しておくとサッと調整できて便利です。

最後に、最近お気に入りのプレイリストもご紹介しましょう。
いずれもショートカットでワンタップ再生できるようにしていますが、いつもAuthentics 200でBGMとして垂れ流しています。気になるものがあったらぜひ聴いてみてください。
超集中
作業や勉強など、集中を要する時間に使えるプレイリスト。
テクノ、電子音響、アンビエント、ミニマル系の作風を持つアーティストが中心で、歌詞はなく一定のリズムを延々と繰り返すような曲がセレクトされています。
このプレイリストを流すと、ひたすら深く深く作業に没頭していけるので気に入っています。
ピアノ・バー
お部屋がおしゃれなBARみたいな雰囲気になるプレイリスト。
中心になっているのはクラシック・ジャズ・ピアノ奏者の演奏で、ピアノが主役または優雅な伴奏として使われる曲が多め。
夜や夕方、落ち着いた時間によく聴いています。
モーニング ヒップホップ
朝の眠気を吹き飛ばしつつ、気持ちを刺激できる起爆剤的プレイリスト。
タイトル通りヒップホップで、重低音ビートとキャッチーなフックがある曲がセレクトされています。
朝目覚めてすぐに気分を高めたいとき、軽い運動と組み合わせたいときなんかに聴きたくなります。
ジャズボーカル ベスト
ジャズ・ボーカルの必聴ナンバーを集めたプレイリスト。
歌唱ありのジャズが聴きたくなったらこれを流しております。
お部屋がバーやラウンジのような雰囲気になり、リラックスしてボーカルの表現をじっくり味わいたいときにピッタリです。
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