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革ジャンは半年でこう変化した|James Grose ドーバーの経年変化

革ジャンは半年でこう変化した|James Grose ドーバーの経年変化

昨年購入したジェームスグロースの革ジャン、ドーバー。

初めて購入した本格レザージャケットですが、とても気に入って日々ヘビロテしています。

今回は、秋冬の2シーズン着用後の経年変化を紹介したいと思います。

DOVER (馬革)のエイジング

ジェームスグロース ドーバー着用画像正面アップ

僕が着ているのは、DOVER(ドーバー)というモデルの馬革のシングルライダースジャケットです。

秋冬の2シーズン着用して、着心地やディテールに少し変化が現れました。

半年程度の着用期間なので見た目が大きく変わっているわけではありませんが、全体的に少しシワが増え、ちょっとクタッとした印象になっています。

ジェームスグロース ドーバー ハンギング正面
全体的にシワが入って少しクタッとした感じに。
ジェームスグロース ドーバー ハンギング背面
背中側はこんな感じ。

特に右腕の部分は、腕の動きに合わせた立体的なシワがはっきりと刻まれ、革ジャンならではの味が出ています。

ジェームスグロース ドーバー 全身着用画像腕周りの皺
よく動かす腕周りには、革ジャンならではの凹凸が見られる。
ジェームスグロース ドーバー袖口アップ
袖口をアップ’にするとこんな感じ。

着心地には明確な変化が感じられます。

ジェームスグロース ドーバー肩周りアップ
肩周りの窮屈さは無くなった。

新品時は肩周りがやや窮屈に感じられましたが、革が体に馴染むにつれて、キツさを感じることがなくなりました。

店員さんから勧められたサイズよりワンサイズ小さめを選択しましたが、この判断は正解だったなと感じています。

ジェームスグロース ドーバージッパーアップ

また、ジッパーはかなり開け閉めしやすくなりました。

ジェームスグロース ドーバー ジッパー締めスタイル
冬はこんな感じでジッパーを閉じて着ることが多かった。

新品の状態ではジッパーが非常に硬く開閉に苦労しましたが、使い込むうちにスムーズに動くようになり、ストレスなく開閉できるようになっています。

思ってた以上にヘビロテしている

ジェームスグロース ドーバー 肩掛けスタイル

2シーズン着用して思ったのは、数あるモデルの中からドーバーを選んで大正解だったということです。

シンプルなデザインなので、かなり着回しやすいんですよね。

ジェームスグロース ドーバー ポケットインスタイル
余計な装飾がないからこそ、いろんな服に合わせられる。

装飾がほとんどないシングルライダースジャケットですが、革そのものの質感に迫力があるので、コーディネートとして物足りなさを感じることはありません。

ジェームスグロース ドーバー 手に持つスタイル
こんな感じの普通のTシャツに羽織るだけでサマになる。

何にでも合うので、カジュアルなスタイルからきれいめなジャケット感覚の着こなしまで、幅広いシーンで活躍しています。秋冬のアウターとしてはとても着用頻度が高くなりました。

ジェームスグロース ドーバー 着用画像左から

思ってた以上に防寒性があり、インナーに超極暖ヒートテックを着込み、カシミヤマフラーを巻けば、気温10℃以下の環境でも問題なく過ごせます

革は風を通さないから、こんなふうにカシミヤマフラーを巻くだけでかなり暖かくなる。

真冬には革ジャンの上にオーバーコートを羽織ることも検討していましたが、結局その必要はなく、単体で快適に過ごせました。

寒くなったらこんな感じで上からコートでも羽織ろうかと思っていたが、その必要はなかった。

価格は高かったですが、これから先も年間で半年以上着られるなら、実はコスパが良い買い物だったかもしれないなぁと思い始めています。

革ジャンに合わせる為のバッグを買った

革ジャンとボンサックバッグスタイル

経年変化からはちょっと話が逸れてしまいますが、革ジャンに合わせる為のバッグを買いました

革ジャンのコーディネートにおいて、意外と悩むのがバッグ選びです。

ブルックリンミュージアムのワンショルダー

リュックを背負うのはちょっと違う気がしますし、トートバッグなども個人的にはしっくりきません。

何も持たないのが一番カッコいいような気がするんですが、現実的にはバッグが必要な場面も多々あります。

しばらくリュックを肩掛けして持ち歩いていたのですが、やはり革ジャンに合わせる為のバッグが欲しくなって、購入しました。

革ジャンとワンショルダー肩掛けスタイル
バッグもレザーだと重苦しくなりすぎるかなと思い、素材はあえてナイロンをチョイス。

購入したのはボンサック(縦長の筒状)型のバッグです。

これはBROOKLYN MUSEUMのワンショルダーリュックという商品。

革ジャンの起源を紐解くと、元々軍服として採用されていたという歴史があります。また、ボンサックも同様に軍用として使われていたアイテムです。

両アイテム共に、ミリタリー由来という歴史的背景が近いということから、コーディネートとしての相性も良いのではないかと考えました。

ジェームスグロース ドーバーとバッグ後ろ姿
超高密度の特殊ナイロンで、軽やかでありながらハリがあって高級感のある雰囲気。

荷物を突っ込んでラフに肩掛けして持ち歩くという無骨さが、革ジャンと相性がいい気がします。

ジムに行く際や、ちょっとした荷物を持ち歩くときに重宝しています。

ケアと保管について

ジェームスグロース ドーバー 壁面にハンギング

秋冬に高頻度で着用した結果、革の乾燥が気になり始めました。

今季は湿度が低い日も多くありましたが、そういった環境で日々着用していると、革ジャンも結構乾燥してくるみたいです。

ジェームスグロース ドーバーアップ右腕

そこで先日、クリームを塗布してメンテナンスを行いました。使用したのはBrift Hの靴クリーム(無色)です。色付きの靴クリームだと、服が擦れたときに色移りしてしまうと思うので、ここは無色をチョイス。

クリームを塗り込んだところ、しっとりと手に吸い付くような革の質感が蘇ってかなりいい感じになりました。やはり結構乾燥してたのね。

ジェームスグロース ドーバー 革の質感を確かめる

今のところ、クリームを使ったメンテナンスは年に1〜2回くらいの頻度になりそうです。

僕は使用感が好みなのでBrift Hの靴クリームを使っていますが、あまりおすすめはできません。

この商品には顆粒が含まれているので、わりとしっかりブラッシングしないと革に跡が残っちゃうんで注意が必要です(これがまぁまぁ面倒くさい)。

サフィールのデリケートクリームの方が使いやすそうなので、次回メンテナンスするときはこっちを使ってみようかなと思っています。

革ジャンの保管には、ナカタハンガーのNH-2というハンガーを使っています。

普通のジャケットハンガーでも良いのですが、「特別な服には特別なハンガーを」ということでちょっと良いやつを選びました。

このハンガーは先端が通常モデルよりも厚く作られており、保管時の型崩れを防ぐことができます。

ジェームスグロース ドーバー 正面着用スタイル

これから春が近づくにつれ気温が暖かくなってくると思いますが、革ジャンはまだしばらく着られそうです。引き続きガンガン着用していきたいと思います。

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