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自家製アーモンドミルクがなかなか美味い件

自家製アーモンドミルク 食と料理

最近はアーモンドミルクを自作しております。

水とアーモンドで作る飲み物なんですが、自作するメリットは、(市販のものとは違って)余計なものを添加せずに自分好みの味わいに仕上げられるという点。

道具さえあれば簡単に作ることができて結構おいしいんで、作り方や活用法をご紹介したいと思います。

アーモンドミルクの味が面白い

アーモンドとバイタミックス

最近スーパーなどでもよく売っているのでご存じの方も多いかもしれませんが、原料はアーモンドと水からなる植物性飲料です。

アメリカやヨーロッパでは、わりとポピュラーな飲み物みたい。

名前に「ミルク」と入っていますが、牛乳ではありません。

アーモンドミルクは牛乳よりもカルシウムやタンパク質の量が少ないですが、その代わりビタミンEや食物繊維が含まれています。

牛乳や豆乳と栄養面で比較するとこんな感じ。

牛乳・豆乳・アーモンドミルク・オーツミルク比較表
引用元:https://hns-japan.com/milk2/

ただ上の画像の注意書きにもありますが、製品によってばらつきがあるんで、参考程度にしておいた方が良さげ。

そもそも、市販のアーモンドミルクと手作りしたアーモンドミルクでは製法や使用するアーモンドの量や全然違うんで、上の表とは違う結果になりそうです。

アーモンドミルクの効果をググってみると、「ビタミンE豊富で美容に良い!」とか「アンチエイジングに良い!」とか出てきますが、実際のところどうなのかよくわからないので、個人的にはそこまで期待しておりません。

カルディの素焼きアーモンド
アーモンド自体が優秀な健康食材なので何かしら効用はあるんだろうと思いますが。

僕の場合はそれ目的ではなく、単に味が面白いという理由で作ってる感じです。

ではさっそく作り方を見ていきましょう。

アーモンドミルクの作り方

自家製アーモンドミルク

作り方はめちゃくちゃ簡単です。

まず必要な道具と材料は以下の通り。

調理道具
  • ミキサー
  • ボウル
  • 保存ボトル
  • ナッツミルクバッグ(濾し布)

僕が使用しているミキサーは、偏愛アイテムのバイタミックス。

もちろん他のミキサーでも作ることができます。

材料
  • アーモンド(生または無塩ロースト)120g
  • 水 3カップ(600ml)

<以下はオプション(なくても可)>

  • 塩ひとつまみ
  • デーツ 3個
  • 蜂蜜 大さじ1
  • バニラエッセンス
  • シナモン
    ※オプションはいずれか1つ、もしくはどれかを組み合わせて使用。

バイタミックス公式レシピを参考にしていますが、僕は気分に応じて一部アレンジをして作っております。

作り方
  1. アーモンドを一晩水に浸し、水を捨て軽くすすいでザルにあげる。
  2. ミキサーに1のアーモンドと水を入れ、攪拌する。
  3. ナッツミルクバッグに2のアーモンドミルクを入れ、絞って完成。

それぞれポイントがあるんで、順に紹介していきましょう。

1.アーモンドを水に浸す

アーモンドを水に浸す

使用するアーモンドは、生でも無塩のローストでもOK。

僕は近所に素焼きアーモンドしか売っていないので、いつも無塩のローストアーモンドを使用しています。

生とローストでは味わいが違うみたいなので、いつか生アーモンドでも試してみたい。

2023/02/17追記

後日、生アーモンドでも作ってみました。生と素焼きでは味が全然違って、生アーモンドで作ると優しく甘いパンみたいな味わい。個人的には、生アーモンドの方がおすすめです!

まずボウルにアーモンドを入れ、水に浸します。

水に浸したアーモンド

このとき、水の量はアーモンドの倍量が目安(アーモンドが120gなら水240mlくらい)ですが、浸したお水は捨ててしまうのでそこまで神経質にならなくても良いでしょう。

浸す時間はレシピによってまちまちだったんですが、だいたい8〜12時間と記載されているものが多いようです。

厳密なルールは無いみたいなんですが、中には18時間と書かれているレシピもあり、よくわからないので僕は12時間以上経ったらOKってことにしております。

浸水前後のアーモンド比較
左が水に浸す前、右が水に浸した後。水に浸した後はシワが伸びて少しふっくらしているように見えなくもない。

そもそも水に浸す意味なんですが、生アーモンドの場合は酵素抑制物質を減らすなどの目的があるとのこと。

↓詳しめに書かれていた記事紹介しておきます。

上記記事を踏まえると、生アーモンドの場合は8~12時間ほど直射日光の当たらない常温で浸水させるのが良さげです。

ローストの場合はどうなんでしょう、ローストされているものは酵素抑制物質を気にしなくていいみたいなんですが…。

ちょっと調べただけではわからなかったので、僕は気にせず浸水させちゃってます。まぁ、ローストでも水分を吸って柔らかくなるって効果はありそうなので。

2.ミキサーで攪拌する

攪拌前のアーモンドとバイタミックス

アーモンドを水に浸し終わったら、ザルに上げて軽く洗い、ミキサーのコンテナに入れます。

アーモンドと水の量のバランスによって味の濃厚さが変わってくるんで、最初はレシピ通りに作ってみて、その後好みに応じてバランスを変えてみると良いと思います。

こういう調整ができるのは自家製ならではですね。

水だけで作ってもアーモンドのほのかな香りと甘みが感じられて美味しいんですが、ここでオプションをプラスしてもOK

バイタミックス公式レシピだと、デーツと蜂蜜で甘さを加える方法が紹介されていました。

デーツ
デーツはかりんとうみたいな味がします。スムージーにもたまに使うんで、僕は「王様のデーツ習慣」って商品をよく買っております。
蜂蜜
はちみつはこういうボトルのやつが使いやすい。

僕の場合は、甘味を入れずに隠し味でひとつまみの塩を入れて作ることが多いです。

ひとつまみの塩
ひとつまみの塩。

隠し味に塩を入れることによって、ちょっとだけ味の輪郭がハッキリして、アーモンドの味わいが際立つ感じになります

ミキサーにかける時間ですが、 バイタミックスの場合は徐々に回転スピードを上げていき、MAXのスピードで45秒ほど撹拌します。

ミキサー後のアーモンドミルク
バイタミックスは超強力な回転刃なので、一瞬で白い液体状になる。1分も掛からずに終わります。

他のミキサーの場合は、様子を見ながらきめが細かくなるまで攪拌してください(おそらく1~2分程度かと)。

3.アーモンドミルクを絞る

白い液体になったアーモンド

ミキサーにかけ終わったら、目の細かい布などで濾していきます。

バイタミックスのサイトには「網目の細かい排水口ネット、ショートストッキングで代用可」と書いてあったんですが、僕はせっかくなので専用のナッツミルクバッグを買いました。

買ったのはこれ。

こんな専用アイテムがあるなんて知らなかったんで面白いなぁと思って購入してみたんですが、実際使ってみると非常に使いやすくて嬉しくなりました

丈夫だし、搾りかすが布に残らないように形状も工夫されているんですよ。さすが専用アイテム。

ちなみにナッツミルクバッグは洗って再利用可能です。

アーモンドミルクの保存には、こちらのスリムジャグって商品が便利。

スリムなんで冷蔵庫の扉のポケットに入れやすいし、密閉できる構造になっています(横置きも可能)。

ナッツミルクバッグとスリムジャグ

僕はこんな感じでスリムジャグにナッツミルクバッグをセットし、ミキサーにかけ終わったアーモンドミルクを注ぎ入れております。

完成したアーモンドミルク
完成!

アーモンドミルクの保存期間は冷蔵庫で3日ほど。

しばらく置いておくと中身が分離しちゃうので、よく振ってから飲むようにしましょう

時間が経ったアーモンドミルク
時間が経つと分離しちゃいます。分離した状態だとあまり美味しくないので注意(笑) よく振ってください。

また、栄養があるとはいえ飲み過ぎもよくないみたいなんで、飲むなら1日200ml程度を目安にすると良いそうです。

アーモンドミルクの活用法

アーモンドとアーモンドミルク上から

アーモンドミルクはそのまま飲むだけじゃなく、色んなアレンジレシピを楽しむこともできます。

基本的には牛乳や豆乳の代わりに使えるって感じなので、ちょっとググるとレシピが無数に出てきます。

↓(例)グリコさんのレシピ集

僕は試していないんですが、スムージーやホットドリンクがなかなか美味しそうですね。

アーモンドミルクコーヒーを試す

コーヒーとアーモンドミルク

僕の場合、アーモンドミルクはそのまま飲んじゃうことが多いんですが、1つ試してみたい飲み方があったんでやってみました。

それはズバリ「アーモンドミルクコーヒー」。カフェオレのアーモンドミルク版です。

考えてみればナッツとコーヒー自体が相性いいんで、美味しいに違いありません。

コーヒー好きとして、これは試さないわけにはいかないなと。

コーヒーにアーモンドミルクを注ぐ
アーモンドミルクはレンジで少し温めておきましょう。

作り方は簡単で、気持ち濃い目に淹れたコーヒーにアーモンドミルクを注ぐだけ

配分は好みですが、目安としてコーヒーとアーモンドミルクを1:1で合わせると良いでしょう。

グラスに注いだアーモンドミルクコーヒー
完成したアーモンドミルクコーヒー。

飲んでみると、アーモンドの香ばしい香りとほのかな甘みが感じられて美味い!なんか新感覚の味わいでした。

HOTで作りましたが、冷たい状態よりもアーモンドの香りと味わいがより鮮明に感じられましたね。きっと、カフェラテにしても美味しいだろうと思います。

コーヒーはブラック派なんですが、たまにはこうしてアレンジを楽しむのも悪くないですなぁ。

コーヒーがお好きな方はこちらもぜひお試しください。

コメント

  1. KOH より:

    アーモンドミルク美味しいですよね。
    自分は自宅でラテアートを挑戦していて、
    大会も開催されているようで…
    そこで指定されていたモノを買い試しに
    一時期牛乳代わりに使ってました!
    (ただ分離が早く、ラテアート素材作りの
    難易度が格段上がる為挫折しましたが笑)

    ご自身で作り、飲むのは楽しそうだし
    とても美味しそうですね〜
    …アーモンドミルク、久々飲もうかな笑

    • MINIMALOG(ミニマログ) ミニマログ|偏愛ミニマリスト より:

      >KOHさん
      コメントありがとうございます!
      ラテアート!僕も少しだけやったことがあります!綺麗に出来ると気持ちがいいですよね!
      アーモンドミルクはそんな特性があるんですね、確かにこれでやるのは難しそう…。味は美味しいんですけどね!

      写真に載せたのはローストアーモンドでしたが、後日、生アーモンドで作ってみました。全然味が違いました!!
      個人的には生アーモンドで作ったアーモンドミルクの方が好みで、かなり美味しかったです。
      奥が深い飲み物ですね〜。