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コンパクトな防災セット「THE SECOND AID」で災害に備える

THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド) 日用品

災害時の備えとして、THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)という防災セットを常備しています。

これは東日本大震災を経験した宮城県仙台市の会社が生み出した、必要最低限の防災グッズがコンパクトにまとまったセット。

僕はこれをスーツケースの中に入れておき、もしもの時に備えております。

「在宅避難」を想定した防災セット

THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)外箱

東日本大震災発災時は、宮城県民約243万人のうち、約87%が自宅で避難生活をされたそうです。

この数字から、避難所で避難生活をされた方だけでなく、自宅で避難生活を送られた方もめちゃくちゃ多かったということが分かります。

THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)は、この「在宅避難」という可能性を想定した防災セットです。

電気もガスも止まり、水や食料も買えない状況。そういったときに、支援物資等が届くまでの最初の数日を自力で乗り切る為の最低限のグッズがまとまっています。

セット内容は以下の通り。

セット内容
  • 災害があったらすぐに読む本 (全62ページ)
  • さつま芋の甘煮(1食分×3袋)
  • 飲料水(200ml×3袋)
  • 先割れスプーン(3本)
  • ストロー(3本)
  • トイレキット(凝固剤×5、排便袋×5、まとめ袋×2)
  • ウォータータオル(1枚入)
  • おしり拭き(25枚入)
  • 静音アルミブランケット(1枚)
  • 12時間ローソク(マッチ付き)
  • ペグシル〈クリップ付えんぴつ〉(1本)
  • マスク(1枚)
  • 交換目安シール
THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)本

本には、災害時にすぐ行うべきこと、命の危険を感じたときに役立つ知識、物資がない状態でも生活を守る道具のつくり方などが記載されています。

東日本大震災の災害時、基地局の電源が停止しインターネットに繋がらず、災害時の対応について検索することもできなかったらしい。

開発者が震災時に最も欲しかったのは「情報」だったとのことで、この本に必要な情報がまとまっています。本が重宝するというのは盲点だったかも。

食料はさつまいもの甘煮と200ml飲料水がそれぞれ3パックずつ。

THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)フードボックス
食べ物系はこういう小箱に収まっている。
フードボックスの中身
中身はこんな感じで詰まっている。
取り出したフード
食料も水も、こういうパックに入っている。
さつま芋の甘煮成分表示
さつま芋の甘煮の成分表。

もちろん、セットに含まれる飲料や食料はあくまで最低限の量。

数日間過ごすことを考えるのであれば、他にも水や食料をローリングストックしておくなどの備えが必要でしょう。

ウォータータオルとアルミブランケット

グッズ系はトイレキットやウォータータオル、マスクやローソクなど。

濡れタオルは身体や創部の衛生を保つのに役立つんですが、こういうのが実は心の平常を保つためにもめちゃくちゃ役立った、みたいなことを何かで読んだ記憶があります。

個人的には、濡れタオルのクオリティが高くてちょっと感動。しっかり厚手で水分をたっぷり含んでおり、これで身体を拭いたら結構気持ち良さそうな気がする。

THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)開封

災害時に必要なものこれだけコンパクトにまとめておけるというのは良いなと思ったんで、これを購入しました。

防災グッズって置き場所に困ることが多いんじゃないかと思うんですが、僕はこれをスーツケースに入れて保管しております

置き場所にはスーツケースを活用する

スーツケースに防災グッズを入れる

このTHE SECOND AID、非常にコンパクトなので機内持ち込み可能サイズのスーツケース(容量39L)にすっぽり収まります

僕が使っているスーツケースはSOLGAARDのCarry-onというもの。「立体シェルフ機能」がついた面白い商品です。

スーツケースは旅行時以外には使わないものなので、家では防災セットの収納ボックスとして活用しています。

これなら防災グッズの収納で無駄にスペースを取ることが無いし、万が一災害時に外へ持っていくとなった場合もスーツケースごと持って行くことができて便利ではないかと。

クローゼットに収納したスーツケース
クローゼットにこんな感じで置いておく。スーツケースは家では防災BOXとして活躍してくれる。

バラバラと色んな防災グッズを詰め込んじゃうと、今度は旅行でスーツケースを使いたいときに中身の入れ替えが面倒くさいですが、THE SECOND AIDなら1つのボックスを出し入れするだけでOK

出すときも仕舞うときも、面倒くささが全くありません。

コンパクトなボックスにまとまっているが故の良さが、ここで発揮されます。

その他の備え

グッズボックスとフードボックス

スーツケースに入れているのは、THE SECOND AIDと少しの現金くらいです。

災害時はカード等が使えず現金が必要になる場合があるとのことなので、一応現金を入れています。

しかし、数日間に渡って在宅避難をする可能性を想定すると、当然ながらこれだけでは十分な備えとは言えません。

そこで水や食料に関しては、ローリングストックの考え方で日持ちするものをある程度ストックしておくようにしております。

その他の備え品
その他の防災グッズ系。
食べ物類
食料関係。これらは山崎実業の冷蔵庫トレーにまとめて、冷蔵庫横の棚に置いています。水なども何本か常備しています。

ローリングストックしている食材は普通の缶詰やスナック系など。賞味期限が近づいてきたら食べて、入れ替わりにまた新しいのを買います。

他にも簡易トイレやグローブなど、細々したグッズ系も所々に収納してあります。

いずれも普段目に入らないようなデッドスペースを活用して収納し、普段邪魔にならないように工夫しています。

悲観して備える

THE SECOND AID(ザ・セカンドエイド)俯瞰

直近では、能登半島地震で災害に備えておくことの重要性が改めて思い起こされました。

改めて、備蓄だけでなく自宅周辺の避難所等のチェックを行いました。

Yahoo!災害速報というスマホアプリが結構便利で、近所の避難所リストや緊急連絡先などを登録しておくことができるのでおすすめです。

災害の通知が受け取れるだけでなく、「防災用品は何を用意しておけばいいか」「災害が起きた際にどう行動すればいいか」など、アプリ内の防災ノウハウコンテンツも豊富で参考になりました。

防災セットは使う機会が無いことがベストではありますが、「万が一なんて起きないだろう」なんて楽観視せず、常に悲観して備えておきたいと思います。

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