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2021年3月読んで良かった本まとめ【エスプレッソ、英語版ワンピースなど】

2021年3月読んで良かった本まとめ 読書シリーズ

毎月、読んで良かった本をピックアップして紹介していくこの企画。

今回は2021年3月に読んだ本の中から、特に良かった3冊をご紹介します。

3月から「週末はウォーキングを兼ねて本屋に行く」というルーティーンを新たに始めまして、毎週いろんな本屋を巡っております。

今回はそんなルーティーンの中で偶然手にした本を中心にピックアップしています。

植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち

植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち
ダニエル・チャモヴィッツ (著)

視覚・聴覚・嗅覚など、「植物に感覚はあるのか?」をテーマに書かれた本。

視覚の話から始まり、各章ごと絶妙に話が繋がっていく構成で、読み進めるほど面白くなっていく内容でした。

まさにタイトル通り、「植物はそこまで知っているのか!」と目から鱗が落ちました。個人的には触覚遺伝の話がとても興味深かったです。

あと、改めて研究者ってすごいなぁと思いましたね。

「植物に視覚や嗅覚はあるのか?」「どうやって上と下を区別しているのか?」などの疑問に対して、様々なアプローチを行なって仕組みを解明していく様子が描かれているんですが、研究者の飽くなき探究心が垣間見れました。

僕はサボテンのスマート育成棚を作って室内で植物を育てていますが、この本を参考に改めて照射時間などは見直そうかなと。

後半にいくほど専門用語もガンガン出てきて専門的な話になっていきますが、わかりやすく解説されているので、植物が好きな人は楽しんで読めると思います。

エスプレッソからはじめよう

エスプレッソからはじめよう
齊藤 正二郎 (著)

本屋で軽く中身を読んでみたところ、面白そうだったので購入した本。

コーヒーの本は何冊か読んだことがあるんですが、エスプレッソに特化した本を読むのは初めてでした。

ライトなエッセイ的なものかと思ったら、かなりマニアックなところまで踏み込んで解説されていてビビりました。

というか、著者のエスプレッソ愛がものすごい。

色々実験して独自の理論を導き出したり、器具を開発して特許を取得したり、コーヒー農園を作って通常捨てられてしまう果肉の製品化にチャレンジしたり…。

世の中にはこんなに突き抜けた人がいるんですなぁ。素直に尊敬しました。

僕は自宅でFlairのエスプレッソマシンを使ってエスプレッソを作っていますが、本書を参考に豆選びや温度・粒度・気圧の設定などを改めて色々実験してみたいなと思いましたね。

話題のナノフォーマーも注文したんで、届いたらカフェラテ作りなどもやる予定なので今から楽しみ。

エスプレッソの魅力をより深く知ることができて、これからますますエスプレッソを飲む機会が増えていきそうです。

ワンピース(英語版)

ワンピース(英語版)
尾田 栄一郎 (著)

漫画「ワンピース」の英語版。

僕は昔「空島編」あたりまで読んでいたんですが、その後読むのをやめてしまった経緯があります。

そんなワンピースもそろそろ最終回に近づいているという噂を聞きまして、また読んでみようかなと思い手に取りました。

終わりが近づいていると言っても、まだ数年は掛かるみたいですけど。

普通に読んでも良かったんですが、本屋の洋書コーナーをぶらぶらしていたら英語版が出ているのを見つけまして、勉強がてら洋書版で読み進めてみることにしました。

漫画の場合は、わからない単語が出てきても絵から推測できるんで、英語の勉強にちょうど良いかなと。

難点は、文が全て大文字で書かれているんで若干読みづらいってことですかね。まぁすぐ慣れましたが。

巻数が多いので、ゆっくり気長に読み進めていくつもりです。

ルフィが「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れるとき、僕は「ひとつなぎの大英語力」を手に入れていたいと思います(笑)

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