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ブログハックvol.5「ネタの発想・管理・選別方法」

ネタの発想・管理・選別方法ブログの裏側

ブログ作りで役に立ったことなどをまとめたブログハックシリーズ、第5回目は「ネタの発想・管理・選別方法」について。

今回は「ネタ」に焦点を絞って、アイデアから記事化していくまでのプロセスを紹介してみたいと思います。

ブログ制作の裏話みたいな感じなんで、軽いコラムとして読んでいただければ幸いです。

ブログを始める前の心配事

心配事

僕がブログを始めようと思ったとき、少し心配していたのは「すぐにネタが尽きてしまうのではないか」ということでした。

自分の好きなものであればいくらでも書けそうな気はするんだけど、それでもいつか限界が来るのではないか、と少々気にしていたんですね。

ブログを書いたことが無かったから、こればかりはやってみないと分からなかった。

結果的に、この心配は杞憂でした。

週1本程度の執筆ペースってこともありますが、現状は常に数ヶ月先の分までネタがストックされている状態であります。

むしろ、執筆ペースよりもネタが溜まるペースの方が早い感じ。

ネタの発想方法

発想方法

ではここからネタが生まれる過程を紹介したいと思います。

記事化していくまでのプロセスは、発想・管理・選別の3つのフェーズに分けられそうでしたので、この3つに分けて紹介しようと思います。

まずは発想について。ネタを思い付くところですね。

この発想が全ての記事の起点となりますので、1番重要なところではないかと思います。

実は、こだわりの発想方法みたいなのは特に無いのですが、一応「よくやる発想方法」と「逆にやらないと決めている発想方法」がありますので、これらを紹介したいと思います。

よくやる発想方法

マインドマップ

よくやる発想方法は、「情報を拡散していく考え方」です。

見たり聞いたりして得た情報を、頭の中でマインドマップを描くように拡散したり結合したりしていくイメージっすね。

具体例を出すと、例えば「写真の撮り方・作り方記事」は、三菱一号館美術館で見た絵がネタ元になっています。

三菱一号館美術館でたまたま「フルーツとテーブルを描いた絵」を見たのですが、ここから、

綺麗な絵だな
 ↓
この絵は全体のバランスがかなり計算されて描かれているのだろうな
 ↓
構図的な秀逸さがあるんだろうなぁ
 ↓
構図と言えばカメラだな。絵は写真の勉強にもなるのかもしれない
 ↓
そういえば最近は自分なりのブログ写真の撮り方が確立してきた気がする
 ↓
写真の撮り方をブログにまとめてみようか

と発想してこのネタを思い付いたのです。

今まさに書いているこの記事も、読書に関するエッセイ本を読んで、その内容から色々と思考を拡散させて、「そうだ、発想方法をテーマに記事を書いてみよう」と思い付いたものです。

このように、普段、本で読んだこと・アートを見て感じたこと・その他仕事やプライベート問わず見たり聞いたりしたもの全てから、思考を展開させていくのが拡散の発想のイメージ。

なので、「さぁこれからネタを考えるぞ」と机に向かって色々とアイデアを捻り出しているわけではなく、日常的にポンポン思い付いている感じです。

このような調子だから、ネタ切れになるはずもなく、むしろネタが溜まっていく一方という状況になっているんですね。

歩く

何か工夫している点を挙げるとするならば、散歩をしているときやシャワーを浴びているときによく考え事をするようにしていることでしょうか。

これは僕のクセというか特性だと思うのですが、散歩中やシャワー中に頭の中で情報を拡散していると、良いアイデアを思い付くことが多いんですよね。

逆にやらないと決めている発想方法

やらないこと

逆にやらないと決めている発想方法もあります。

それはビジネスの世界で一般的に行われているような「計算的な考え方」です。

例えばビジネスでSEO目的のコンテンツを作る場合、一般的には、

  • 何がどれくらい検索されているか
  • 何のキーワードで何位になればいくらの流入が見込めるか
  • どれくらいの売り上げが期待できるか

などを計算し、そこからどんなコンテンツを作ればいいのかを考えていきます。

その上で、どれくらいの量を・何人で・いくらで・どれだけの期間で作るか、みたいなことを全て計算して計画を立てていくのです。

どちらかというと、このやり方は「発想」ではなく「発見」と言った方が近いかもしれませんね。

なぜこのやり方をしないと決めているのかというと、僕は企業が真似できないようなコンテンツを作りたいと考えているからです。

だから、意図的に企業(ビジネス)と同じような発想をすることは避けるようにしているんですね。

別の言い方をすれば、企業と同じ土俵で戦わないようにしているということです。

企業が作れるものを個人で作っても、最終的に虚しくなるだけのような気がしたんですよ。

僕は個人ブログだからこそ作れるコンテンツを生み出していきたいと思いました。

例えば、以下のレザーエプロンの記事なんかは、たぶん企業は真似できないんじゃないかなと思います。

なぜなら、この内容をビジネスとして作るにはコスト・工数的に見合わないはずだし、そもそも企業がやっているKWDマーケティングでは「レザーエプロンをテーマにしよう」という発想すら生まれないはずだからです。

こういう記事を書いていきたいんですよねぇ。

余談ですが、「企業が真似できないブログ」で真っ先に思い浮かぶのは、ちゃん貴さんのブログtdkさんのブログなどですかねー。

どちらもある種の異常性を感じるヤバいブログですが(笑)、だからこそ企業どころか個人でさえ誰も真似できない、Web市場において大変に価値の高いブログだなぁと思うんですよね。

こういった、誰も真似できないレベルのブログを僕は勝手にリスペクトしておりまして、自分もそういったブログを書いていきたいなぁと常日頃思っております。

ネタの管理(ストック)方法

管理・ストックする

続いて管理方法についてですが、思い付いたネタは、Things3というアプリで管理するようにしています。

個人的には1つのツールに全ての情報を集約するのが便利に感じてますので、ブログネタだけでなく、行きたい場所・買い物リスト・気になった情報なども、全てThings3で管理しています。

ネタはこんな感じで、思い付いたらどんどんブログフォルダにメモっております。

Things3の画面1
思いついたらとりあえずメモ。書くかどうかは後で決める。

見出しをつけて今月分と来月分の執筆予定分までは予め決めておくようにしている感じ。

Things3の画面2
上の2つの見出しで、今月分と来月分を区切っている。

簡単にぐりぐり並べ替えできるんで、月が変わったら来月分を今月分にずらし、来月分はストックしているネタの中から選定して引っ張ってくるというワークフローで運用しております。

色んなアプリやツールがありますんで、色々使ってみて自分に合ったものを見つけるのが一番かと思いますが、一応、僕がThings3を選んだ理由を並べておくと以下の通りです。

Things3の好きなとこ
  • 検索しやすい
  • ショートカットキーが充実している
  • 高速で並べ替えやカテゴリ分けできる
  • 同期が速く複数デバイス間で連携できる
  • 開発元がちゃんとしてる(印象)

もし「神アプリ教えて」と聞かれたら真っ先に思い浮かべるのがこのThings3ですかねー。

それほど良くできているアプリだと思っており、僕にとって無くてはならないツールです。

ネタの選別方法

ネタの選別

最後はネタの選別方法について。

たくさん溜めているネタリストから記事化するテーマを選別していくわけですが、採用するネタもあればボツになるネタもあります。

僕は以下3つの観点で、書いても問題ないかどうかを判断するようにしています。

  1. 名刺代わりに見せられるか
  2. 過去の自分に読ませたいか
  3. 未来の子供に見せられるか

イメージとしては、現在・過去・未来の3つの視点で選別している感じです。

名刺代わりに見せられるか

ブログは優れた自己紹介ツール

これは「こんなブログやってます」と言って、知らない人に名刺代わりに見せても恥ずかしくないかどうか、という観点です。

僕は今のところブログをやっていることをあまり口外していませんが、いつかここぞというときには、 ブログを名刺代わりに使えたらいいなと思っています。

自己紹介で自分の人となりをパッと伝えるのってなかなか難しいことだと思うんですが、サイトを見てもらえれば、言葉だけで伝えるよりも僕の人となりをより知ってもらえると思うんですよね。

ですから、いつでも名刺代わりにブログを紹介できる状態にしておきたいので、見られて恥ずかしいと思うようなことは書かないようにしているんです。

これは「ブログが会社にバレても問題がないか」って観点でもあります。

名刺として出しても恥ずかしくないものであれば、何かの拍子でブログが会社にバレたとしても、特に困ることがないと思います。

過去の自分に読ませたいか

過去の自分へ

これはそのままの意味ですね。

もし過去の自分が読んだときに、「これは良い」とか「役に立った」とか「真似したい」とか思うかどうか、を考えます。

そう思えるのであれば、少なくとも過去の自分と似ている人は「いいね」と思ってくれるはずですから、書いてみる価値はあると判断できます。

未来の子供に見せられるか

それは子供に対して誇れるか?

最後は「仮に将来子供ができたとして、その子供が見たときに幻滅するようなものじゃないかどうか」って観点です。

この観点を持っておくと、勢いで変なことを書いて後で後悔するってリスクを多少なりとも減らせるのではないかと考えています。

僕は本業でWebマーケティングに携わる身として、「数年前に作った記事が仕事や生活に支障をきたしている、消したい。」みたいな相談・事例はよく目にしてきました。こういったトラブルは案外ざらにあります。

そんな相談を受けて、コンテンツの削除から逆SEOみたいな裏工作まで、これまで何度やってきたことか。

今は動画が流行ってますから、今後は動画でも似たようなトラブルがガンガン出てきそうっすね。

そんなふうに後悔する人々を目の当たりにしているので、「Webに公開するということは、ある意味一生消えないタトゥーを入れるのと同じと思っておくくらいの心構えが必要だな」とも思うんですね。

ですから一度冷静に考えるという意味でも、「子供に見せられるか」って観点を持っておくといいなと思っています。

将来このブログを子供が発見してしまうなんてことは、単なる仮定ではなく普通に起こりうることですし。

どうせなら、「父さんカッコいいね」と子供が誇れるようなブログにしたいですから。

まとめに代えて

以上、ネタの発想・管理・選別方法のまとめでした。

今回は普段のネタ出しに絞って書いたので触れませんでしたが、最後に「1人ブログ合宿」という方法にも軽く触れてまとめに代えたいと思います。

1人ブログ合宿は、ホテルに引きこもってひたすらブログについて考えるって方法です。

最近は全くやってませんが、僕もブログの構想を考えるときなんかは、ホテルに泊まって1人合宿したりしてました。

普段と違う環境ですから、普段思い付かないような突拍子もないひらめきが降りてくることも無きにしも非ず。

がっつり集中できるので、一気に作業を進めたいときなんかにも使えるかなーと思います。

最近は時流的にも気軽に外出しづらくなっちゃいましたが、落ち着いたらまたブログ合宿やりたいですね。

早くこの状況が落ち着いてくれるのを祈るばかりです。

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