家計の再考

正しい家計管理_表し◯◯の再考

お金に関する知識や情報は定期的に仕入れるようにしているのですが、最近読んだ 「正しい家計管理」という本が面白かったです。

タイトルの通り家計管理についての本なのですが、よくある家計管理系の本とはちょっと違った考え方で書かれている本でした。

著者は基本的に「現金主義」を推奨しているので、キャッシュレス派の僕からすると全ての内容に賛同できるわけではなかったのですが、考え方の部分で非常に参考になるところがありました。

そこで今回は本書で特に参考になった部分をかいつまんで紹介したいと思います。

お金に関する悩みどころ

財布_theRIDGEチタンカード収納
僕のお財布。

僕がお金に関してよく迷うのは、貯蓄と支出のバランスであります。

お金は貯めれば貯めるほど良いと考えられがちな気がしますが、そうとも限らないよなぁと思うんですね。

例えば、いろいろと我慢に我慢を重ねて、歳をとって、ようやく満足できるレベルの大金を貯蓄できたとします。念願の貯蓄額達成です。

しかしです。そこで「そろそろ使うか!」と意気込んだ矢先、次の日ポックリ逝ってしまう可能性もゼロではありません。

お金を使えば体験できたはずのものを、我慢し続けたことによって体験できずに終わる。そんなのは悲しすぎます。

とはいえお金を使い過ぎれば、今度はお金が無くて困ることになります。

沢山使えば「貧乏にならないか?」と不安になるし、沢山貯めれば「機会損失してないか?」と不安になる。

このバランスを見極めるのがなかなか難しいなぁと常々思っておりました。

1億6000万円を何に使うか?

書籍「正しい家計管理」では、冒頭で「生涯に稼げるお金には限りがある」ということが解説されています。

会社員の平均給与で考えて、だいたい40年働いたとして計算すると、手取り収入はおよそ1億6000万円になるらしい。

人によって多少の金額の違いはあれど、ざっくり1億6000万円。

つまりこれが人生で使えるお金の総額ということになります。

この1億6000万円を、何にどう使っていくかを考えねばなりません。

正しい家計管理_裏帯
家計も経営であると。確かに。

自分自身が1億6000万円の資金を持った会社だとイメージするとわかりやすいかもです。

会社なら事業計画を立てると思いますが、個人でも同じこと。

この資金を何にどう使っていけば良いか、自分自身で考える必要があります。

価値ある支出の追求

本書の面白いところが「価値ある支出を追求する」というスタンスで書かれているところです。

「どれくらい貯めるか」ではなく、「どれだけ価値ある支出をするか」という考え方で予算計画を作っていくのです。

前述の1億6000万円をどう使うかというのは、まさにこの視点。

自分は何をしたいか?」や「何をすれば自分の人生の価値が最大化するか?」を元に予算を振り分けていくイメージですね。

よくありがちな「目標の貯蓄額(例えば2000万とか)を設定してせっせと貯蓄していく」というものではなく、「理想の行動や価値観から予算化していく」のだと。なるほど。

正しい家計管理と老後のお金_表紙
続編の「老後のお金」も一応読みました。

予算というのは「この1年、自分と家族が何をしたいか」という行動計画であって、予算計画は行動計画ありきで考えるべきであるということです。

これはなるほどなぁと思いました。

僕は一応毎年、年間の予算計画は立てているのですが、この考え方をベースにもうちょっとアップデートできる余地があるなぁと気づかされました。

正しい家計管理に必要なのは、多分この2つ

正しい家計管理と老後のお金を並べて

僕なりの解釈ですが、正しい家計管理には次の2つが必要だろうなぁと思いました。

1つは「適切な諦め」。もう1つは「価値観の明確化」です。

適切な諦め

前述の通り、どんな人でも一生で稼げるお金には必ず限りがあります。

当たり前ですが、お金で買えるものにも限りがあるということ。

しかし自分の欲望に飲まれて、そんな当たり前の事実も忘れそうになることがあります。

お金は無限に増やせないのに、欲求は無限に膨らみ続けるから厄介なものですねぇ。

このブログで紹介しているように、僕はJ.M. Westonの靴を始めとした上質なアイテムが大好きですが、「もっともっと良いモノを」と上を見続けたらキリがありません

J.M. Westonのローファーを全種揃えようなんて思ったら一瞬で破産してしまいます(笑) (1足50万を超えるものもありますからw)

ジェイエムウエストン641とジェイエムウエストン180
吟味しまくった渾身の4足。

欲求に惑わされないためには、まずは「欲しいものを全て手に入れるのは不可能である」という事実を受け入れる必要があると思います。

限度があるのだから、その限度の範囲内でベストな選択をすること

なんだか夢のない話だと思われるかもしれませんが、これは悲観ではなく、現実的に考えてあるべき適切な諦めであると言えましょう。

むしろ諦めた方が、限りある資金をいかに活用するかという思考に切り替えれらるんで、漠然と貯蓄するよりかはちょっと楽しくなれるんじゃないでしょうか。

価値観の明確化

正しい家計管理_表し

限りある資金を何にどう分配すれば自分が最も幸福感を感じることができるか。

これを考えるには自分が大切にしたい価値観を深く知ってないといけません。つまり価値観の明確化であります。

正しい家計管理をする為には、前提として自己分析がしっかりできていないといけないんじゃないかなぁと思いました。

価値観に合った支出をしようと言われても、その大切な価値観が何なのかわかってないと考えようがないですから。

これは結構考えさせられましたね。

僕の場合、ざっくりと大切にしたい価値観は定めているんだけど、これを機にもう少し深くアップデートしてみても良いかもなぁと思いました。

素敵な人生を送るための1億6000万円の運用方法に関わってくるんで、もうちょっと深ぼって考えてみても良いかもですね。

正しい家計管理…なかなか深くて面白いテーマでした。

おまけ:家計管理シートテンプレ

ここまで書籍「正しい家計管理」の考え方の部分を紹介してきましたが、本書には現在の家計状態を整理したり予算を策定していくといった実践的なワークも付いております。

そのワークで使ったExcelをダウンロードできるようにしてみました(というのも、本書には記入式のシートは付いてないんで、自分で作んなきゃいけなかったんです)。

家計管理シートキャプチャ
5つのタブに分けて、5種類の表が付いています。

本書では手書きで整理することが推奨されていたんですが、僕は断然デジタル派なのでExcelで。

iPadのNumbersで作ってExcelで書き出しています。費目とかは適当に入れているので自由に変更してご利用ください。

表は僕の方で多少アレンジした部分があるものの、おおよそ本書で紹介されているシートに近いものになっています。

管理不可能支出と管理可能支出の違いなど、本書を読まないとよくわかんないところがあると思いますが、詳しく知りたい方は書籍の方をご覧頂ければと。

書籍を読んでもし家計を再考してみようってことでシートが必要になった際は、こちらをご活用くださいませ。

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