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2021年10月読んで良かった本まとめ【脳を治す食べ方、転職の思考法など】

2021年10月読んで良かった本まとめ読書シリーズ

毎月、読んで良かった本をピックアップして紹介していくこの企画。

今回は2021年10月に読んだ本の中から、特に良かった3冊をご紹介します。

どの本も面白かったんですが、1番意表を突かれたって意味では「転職の思考法」が意外性があって面白かったです。

脳の不調を治す食べ方 THIS IS YOUR BRAIN ON FOOD

脳の不調を治す食べ方

脳と腸は繋がっているんだ!という話から、鬱や不眠症、不安症など脳の不調を食べ物から治していくというテーマで書かれた本。

このような健康系の本は定期的に読むようにしております。

「脳と腸は繋がっている」と聞いて「は?」と思われた方は、頭痛薬をイメージしてみるとわかりやすいです。

頭痛薬を飲み込む、つまり腸に入れることで、なぜ頭の痛みが治るのでしょうか。

それは腸で錠剤が分解され、解き放たれた化学物質が血流を通じて腸から脳へ移動し、脳の炎症を抑えるからです。

これは何も薬に限ったことではなく、普通の食べ物でも同じように、食べたものが良くも悪くも脳に作用することがある。

だから脳と腸は繋がっている、って話なんですねー。

本書は、前半では主に腸内細菌の働きについて解説されていて、中盤から症状別にこういう食べ物・食べ方が効くよ、という解説に入っていく構成。

前半で「どういうメカニズムで脳がおかしくなっちゃうのか?」がわかりやすく解説されているんで、内容がスッと入ってきやすかったです。

少し残念だったのは、終盤のレシピ紹介が駆け足で終わっている感じだったことですかね。だから理論は分かっても実践に持っていくのがなかなか難しいかも。

まぁただ、「食に気をつけないと痛い目に遭う」ってことがよくわかる内容ではあるので、食生活を見直すきっかけとしては丁度いい本だな〜と思いました。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

転職の思考法

僕は今転職を考えているわけではありませんが、「いつかは転職するだろうなぁ」とはぼんやり思っているので、こういったキャリア系の本も定期的に読むようにしております。

この本は、最近マンガ版が出て少し話題になっていたんで、原著の方を読んでみようと思って買ってみました。

よくあるキャリア開発系の本かと思いきや、全編に渡って小説仕立てでビックリ。

「どうせよくある内容の本だろう」とか思って全く期待していなかったんですが(笑)、完全に意表を突かれました

小説仕立てと言っても中身が薄いわけじゃなくて、むしろその辺の転職本よりもかなり踏み込んだ具体的なテクニックが多数紹介されている感じ。

普通に小説として楽しみつつ、主人公と一緒に「転職の思考法」を学んでいける構成になっていて面白かったです。

個人的にはマーケットバリューの考え方や、企業の選び方などがとても参考になりました。

余談になりますが、僕はよく会社で目上の人たちと会話する機会があるので、「今後のキャリアどう考えてます?」ってのを最近さり気なく聞いて周るってのをやってみました。

目上の人たちはさぞかし具体的な構想があるんだろうなぁと想像していたんですが、意外にもみなさん口を揃えて「よくわからん」「悩んでる」と仰るんですよね〜。

むしろ、何が好きか・何をやりたいかも分からないと。

みんなキャリアに悩んでるんだなぁとしみじみ感じましたね。

本の中で「好きなことは、見つけるものではない。見失うものなのだ。」って名言が出てくるんですが、まさにこれの事だなぁと思いました。

本書のタイトルに「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む」とありますが、「何が好きか、何をやりたいか分からない」って人にも参考になるTipsが紹介されているんで、この辺りでお悩みの方も手に取ってみると何か発見があるかもしれません。

僕は読んでませんが、一応マンガ版の方もリンク貼っておきます。

アートと暮らす日々

アートと暮らす日々

現代アートと暮らす、という提案が書かれている本。

小難しい知識やうんちくの話は一切なく、実際にアートを飾っているお家が紹介されていたり、アートの買い方なんかが軽く解説されている感じで、アートに馴染みのない人にもとっつきやすい構成になっておりました。

どちらかというと、考えるより感じる系の本とでも言えましょうか。

僕はまだ本格的なアートを買ったことはありませんが、「心から惹かれるアートを購入し、一緒に暮らす」というライフスタイルには憧れているので、あれこれ想像を膨らませながら読み進めるのが楽しかったです。

こういう本を読むと、アートを観に行きたい欲が一気に高まりますねぇ。

本書の中で、1つ面白い考え方を学びました。

それは、アートを鑑賞するときは「自分の家に持って帰るならどれか?」と考えてみる、というTipsです。

例えば、ゴッホの展示会で絵画を鑑賞するときなんかに、自分の家に飾りたいのはどれかって観点で作品を見ていくイメージ。

もちろん実際に家に飾るなんてことはできないんですが、あくまで妄想としてそれを楽しむということです。

今までそんな視点で見たことが無かったので、これはちょっと試してみたいと思いました。

有名なアーティストであればあるほど、どこか遠い存在として見てしまうところがある気がしますが、「家に飾るなら」って視点で見ることによってグッと身近な存在に感じられるような予感がします。

もしかしたらそういった体験を積み重ねることによって、自分の感性とアートを見る目が養われていくのかもしれませんねぇ。

思い立ったら実行するのみ。さっそく、どこか面白そうな展示会に行って、実践してみようと思います。

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節約しつつ多読できるので、僕もよく活用しております。

▼この記事を書いた人
MINIMALOG(ミニマログ)

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