[新着] 7/12 矛盾したお皿Check

新しいARAS(エイラス)の皿は、矛盾した皿だった

食器

1000回落としても割れない食器、ARAS(エイラス)の皿を購入してみました。

以前から存在は知っていたのですが、「電子レンジが使えない」ってことで購入は見送っていたんですよね。

それが今回、電子レンジ対応のヒートコレクションが新登場したので、これは良さそうだなと思って購入してみたのです。

結果、大当たりの製品でした。

割れないお皿、電子レンジに対応

従来のエイラスの皿(ベーシックコレクション)は、トライタン樹脂+ガラス繊維で作られており、電子レンジは非対応でした。

このたび新たに登場したヒートコレクションは、SPS+ガラス繊維で出来ており、電子レンジの使用が可能になっています。

項目ヒートコレクションベーシックコレクション
電子レンジ対応(耐熱180℃)非対応
素材感硬質でひんやりとした、陶磁器や石に近い密度感。ぱっと見では樹脂とわからない、焼き物のような存在感。SPS+ガラス繊維柔らかみのある質感。しなやかで耐久性が高いが、人によっては樹脂特有の素材感を感じることも。トライタン樹脂+ガラス繊維
見た目日本の伝統的な釉薬から着想を得たグレイズカラー。複雑で深みのある5色展開。色ムラと模様が個性を生み出すスタンダードで取り入れやすいカラー。マットで均一な仕上がりの7色展開
フォルム従来の形状をベースにアップデート。より薄いエッジがシャープな印象を際立たせる柔らかみのあるアウトライン。日常に自然に馴染む、親しみやすいシルエット
価格(深皿スクープ)4,290円(税込)3,300円(税込)
引用元:https://aras-jp.com/products/set-2026n1

SPSってのは、Syndiotactic Polystyrene(シンジオタクチック・ポリスチレン) の略。普通のプラスチックとはかなり性質が違う、高耐熱の樹脂です。

一般的なポリスチレンに比べて結晶性が高く、耐熱性・耐薬品性に優れるのが特徴らしい。

素材が全然違うので、ベーシックコレクションとヒートコレクションは全く別物と捉えた方が良いでしょう。

単に従来製品を電子レンジ対応させたのではなく、上位ラインの新製品として別物を作り出したって感じでしょうか。お皿のカラーやフォルムなどもアップデートされています。

想像より高級感ある手触り

購入したのは「レンジ対応 新商品がまとめて揃う8点セット」のブラック&グレーです。

届いて手に取った瞬間、意外なほど高級感があって驚きました。

焼き物のような質感をしていて、プラスチック感は全然ありません。陶磁器に比べれば軽いですが、軽すぎるということはなく、程よい重みがあります。

カラーリングは単純な一色ではなく、ランダムなムラがあって複雑な表情をしています。

「チープな質感だったら嫌だな」と思っていたのですが、安っぽさは皆無。普通にレストランで出てきても違和感ないレベルだと思いました。

料理を盛り付けると、こんな感じでめちゃくちゃ映える。

僕はブラックで奥様はグレー、という感じで使い分けております。

メリットは「軽い・割れない・耐熱」だけじゃなかった

高級感のある見た目だけでかなり気に入ったのですが、実際に使ってみると、他にも色々と実用的なメリットがあることがわかりました。

まず、熱々の料理を盛り付けたり、電子レンジにかけたりしても、器がそんなに熱くなりません

おかげで料理を運ぶ際に熱さを気にしなくて良くなりました。

また、水切れがよく洗いやすいという点も良かったです。

撥水加工がされているかの如く水を弾いてくれるので、汚れも落ちやすいように感じます。皿洗い後にサッと拭くだけで水滴がすぐ取れるんで、片付けやすい。

お皿を重ねたときにピッタリ重ならないようになっているんですが、これは意図されたものらしく、おかげで重ねた際にも湿気がこもりにくく衛生的に保管できるようになっています。

ブラック&グレーを選んだということもあると思いますが、カレーなど色のつきやすい食材を入れても、色移りはそれほど発生しなさそうです。

電子レンジだけでなく、食洗機や漂白剤の使用もOKで、取り扱いのしやすさに死角はありません。

これぞまさに、お皿の再発明。エイラスさんすごいもの作ったなぁ。

何でもない毎日のための上質

エイラスのヒートコレクションは、全くもって欠点が見当たらない製品だと思いました。

奥様もすっかり気に入っていて、今では毎日エイラスのお皿で食事を楽しんでいます。

エイラスは、特別な日のためではなく、何でもない毎日のための上質だと思いました。

見た目はまるで作家物の器のようなのに、割れる心配はなく、電子レンジにも食洗機にも放り込める。丁寧に扱いたくなる佇まいなのに、雑に扱ってもOK。

上質なのに、気を遣わない。

この一見矛盾した関係を成立させているところに、エイラスの素晴らしさがあるように思います。

コメント

SNSフォローはこちらから