最近買って大当たりだったアイテム、Mc GEORGE(マックジョージ)のショールカラーカーディガンを紹介します。
僕は元々ニットがあまり好きではなかったのですが、このカーディガンはちょっと特別な理由があって購入しました。
その結果、想像以上に気に入ってしまい、秋冬のヘビロテアイテムとなっています。
ニット嫌いなのに欲しくなったワケ
Mc GEORGE(マックジョージ)は、1881年から続くスコットランドのニットウェアブランドです。
ここのショールカラーカーディガンに興味を持ったのは、映画『ドラゴン・タトゥーの女』で、主人公役のダニエル・クレイグが着用していたからなんですよね。
しかもこれは単に衣装として用意されたものではなく、ダニエル・クレイグがプライベートでも愛用しており、それを劇中にも持ち込んだと言われているらしい。
ダニエル・クレイグといえば、007のジェームズ・ボンド役としても有名な俳優さん。僕はとても好きで、「こんなイケオジになりたいなぁ」と常々憧れておりました。
そんな「憧れの俳優さんが気に入っているニット」ということを知って、マックジョージのニットに興味を持ったのであります。
僕が今までニットを避けていた理由は、「毛玉ができやすい」ということに加えて、「野暮ったく見えそう」という先入観があったからでした。
ただ今回はそんな心配よりも、「ダニエル・クレイグと同じものを着てみたい!」という憧れと期待が勝っちゃったんですよねぇ。
ローゲージのショールカラーカーデとなるとオッサンっぽくなるかもな〜とも一瞬思ったのですが、よく考えたら僕はすでにオッサンでした(笑)
むしろ、この年齢だからこそ似合うアイテムではないかと思い直したのです。
Mc GEORGE ウールカシミヤ ショールカラーカーディガン
こちらが購入した「ウールカシミヤ ショールカラーカーディガン」です。
ウールとカシミヤの混紡で編まれた厚手のローゲージニットで、手に取るととどっしりとした重量が感じられます。
900gを超える重量があるんですが、着用するとそこまで重さは感じません(むしろ軽いと感じる不思議)。
サイズ感はやや小さめの作りなので、ワンサイズアップくらいで丁度いい感じ。
カラーはブラックをチョイスしました。
カジュアルなローゲージニットなので、黒で全体の印象を引き締め、カジュアルすぎず上品な雰囲気に見せようという狙いです。
実際に着てみて、ショールカラーカーデは万能アイテムだなと思いました。家でリラックスして着ても良いし、ジャケット代わりに外出にも使えるなと。
カーディガンだからサッと羽織れるし、様々なコーディネートに合わせやすくて、思ってた以上に重宝しています。
本場のニットがこんなにも快適だったとは…
このカーディガンを着てみて、一番驚いたのは暖かさと快適さでした。
単に「暑い」というわけではなく、気温に応じて適温に調整してくれるような感覚なんですよ。室内でも屋外でも、丁度いい暖かさに保ってくれます。
これはおそらく、ウルトラファインウールという極細のウールとカシミヤの混紡で、みっちり目が詰まった編み方で作られているが故の効果なのかなと。
羽織った瞬間はそれほど暖かさを感じないんですが、着ているとじんわりと身体が暖かくなってくるのがわかります。
5分もすれば、体温と同じ温かな空気に包み込まれているような感じになって、めちゃくちゃ快適になるんですよね。
室内はもちろんですが、寒い外でも同様の効果が発揮されるからすごい。こんな調温性能があるとは思ってなかったんで、ちょっと感動しました。
防寒力も高くて、例えば気温が10度くらいの日なら、超極暖ヒートテックとこのカーディガンだけで十分に外出できます。
劇中のダニエル・クレイグは、ジャケットの上にショールカラーカーデを羽織って、マフラーを合わせていたみたいですが、ここまで重ね着したら真冬でも余裕で暖かいでしょうね。ダウンジャケット要らないレベルです。
これが本場・スコットランドのニットの実力なのか…。本物のニットというものを初めて体験した気がしました。
僕が買ったのはショールカラーカーデですが、同じ作りで丈の長いショールカラーニットガウンもラインナップにあって、思わずこれも欲しくなってしまったくらいです。
↓これ
洋服ブラシでめっちゃ綺麗になる
ニットを着るうえで気になるのはやはり毛玉の発生ではないでしょうか。マックジョージのニットも例外ではなく、着用を重ねるうちに毛玉が出来てきます。
対策としては、洋服ブラシが役立っています。
別の記事で紹介しましたが、僕は江戸屋の万能洋服ブラシを愛用中。
これがまたいい感じに役立っていまして、サッとブラッシングするだけですぐに毛玉が目立たなくなるんですよ。
やはり買っておいて良かったなぁ、洋服ブラシ。
ブラッシングをしていても毛玉を完全に防ぐことはできませんが、ローゲージのニットなのでそんなに毛玉は目立たないのも良かったです。近づいてよく目を凝らさない限り、わからないんじゃないかな。
毛玉だらけになって見た目が悪くならないか心配でしたが、ブラッシングとかしていれば多分そうはならなさそうです。
超肉厚な生地なので穴が空いたりはしなさそうですし、ちゃんとケアしていれば綺麗な状態のまま長く愛用できそう。
以下のページで「10年、20年と着続けられる頑丈さがある」と説明されていますが、本当にそうかもしれないなと感じています。
朝目覚めたとき、真っ先に着たくなる服
最近は、朝目覚めたら、真っ先に羽織りたくなるのがこのショールカラーカーディガンです。
肌寒い朝にすぐ暖かくなれるので、起きてすぐに着たくなっちゃう。
そしてこれを着ながら、ダニエル・クレイグになった気分で優雅にコーヒーを淹れるのが毎朝のルーティーンとなっています(笑)
ちなみにマックジョージのニットは、ダニエル・クレイグだけじゃなく、スティーブ・マックイーンやデイビッド・ベッカムなど、数々のファッションアイコン的な存在の著名人からも愛されている模様。
実際に着用してみて、それだけ愛される理由がよくわかりました。
品質は最高だし、見た目も良くて、何より着ていてめちゃくちゃ気持ちがいい。ニットとしての完成度がものすごく高いんですよね。
これは本当に、スコットランドが誇るマスターピースですなぁ。
ニット嫌いだった僕が、ここまで気に入るとは自分でも驚きですが、そんな価値観がひっくり返されるくらいの名品でした。
秋冬のマイ定番アイテムとして、長く愛用していきたいなと思っています。
おまけ:
余談ですが、以下の動画でニットの歴史などが解説されていて結構面白かったです。マックジョージのショールカラーカーデも登場するので、ご興味あればこちらも参考にしていただければと。
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