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ミニマリズム2.0

ルラボの香水BAIE 19ミニマリズム

「今年はどんな方針で暮らしをアップデートしていこうかなぁ?」なんてぼんやりと考えていたところ、ふとミニマリズムに関するちょっと面白い気づきがありました。

改めて考えてみると、ミニマリズムには2つの方向性があることに気づいたのです。

それは「気づくミニマリズム」と「増やすミニマリズム」です。

自分が今どちらに当てはまる状態なのかを考えると、自ずと今年の暮らし方の方針が見えてきました。

気づくミニマリズム

部屋全体像

気づくミニマリズムとは、「自分が本当に大事にしたいものは何か?」に気づく為のミニマリズムです。

例えば、

  • とりあえず身の回りのものを片っぱしから処分してみる
  • どこまで最小限のもので生活できるかチャレンジしてみる

などといった行為が、この「気づくミニマリズム」に該当するイメージ。

気づくミニマリズムの利点は、

  • 固定観念をリセットできる
  • 自分にとって何が重要か(=パッション)を見つめ直せる

というところです。

ちょっと強引にでもモノを減らすと、これまで当たり前だった環境が変わることになるので、今まで必要だと思っていたものが必要じゃなかったと気づいたり、無駄なものに神経を使っていたと気づくなど、固定観念を飛び越えて何かしら新しい発見が得られるのではないかと思います。

半ば強制的に生活を変える方法だから、いわばショック療法的なものに近いと言えるかもしれません。

そういえば僕の好きなThe minimalistsのライアン氏も、パッキング・パーティと称して似たようなことをやっていましたねぇ(詳細はこちらのYouTube動画)。

部屋2

色々と減らすことによって、今までそれらに掛けていた時間やお金が余ってくるはずだから、今度は「これらのリソースを使って何をしたいだろう?」「自分は何をするのが一番楽しいんだっけ?」と考える余裕が生まれるはず

そこで自分と向き合うことで自分が大事にしたいものに気づくことができる。これが「気づくミニマリズム」たる所以です。

僕も一度モノを減らして生活をリセットすることで、「自分のパッションは書いたり読んだりすること」だと気づくことができました(だからこのブログも始めることができた)。

手元

これは気づくことが目的のミニマリズムだから、自分が大事にしたいものに気づいた時点で目的は達成されたことになります

では、大事なものに気づいた後はどうすれば良いのでしょうか?

増やすミニマリズム

執筆道具

そこで僕が次のフェーズとして考えたのが、増やすミニマリズムです。

何を増やすのかというと、もちろん「自分が大事にしたいこと(=パッション)」です。

例えば僕の場合は上述の通り、「書いたり読んだりすること」に最もパッションを持っているから、ミニマリズムで浮いた時間やお金などのリソースはここに投下すれば良い。

気づくミニマリズムが全方位的にミニマム化するのに対して、増やすミニマリズムは何を減らして何を増やすか、優先度をつけて選択的にミニマム化を図るという点に違いがあります。

クローゼット

もし洋服の優先度が低ければ、洋服をミニマム化したら良いかもしれません。そうすれば洋服に使う予定だった時間やお金などのリソースを、より優先度の高いパッションに使うことができるでしょう。

逆に言うと、パッションへの取り組みが制限されたり、不便になったり、非効率化するようなミニマム化は行わないほうがいい

僕で言うなら、執筆に使っている周辺機器や読書時に使っているソファなんかを手放してしまうと、パッションへの取り組みに支障が出るから手放すべきではないと考えます。

冷蔵庫を手放したら、食事の支度が非効率になって余計な時間がかかるから、冷蔵庫も手放すべきではありません(このような例はいくらでも挙げられる)。

目的を履き違えないように、この辺はよく考える必要があります

腕時計ヴィヴィアンナ

気づくミニマリズムの場合は、一旦何も考えずに減らしていけば良いので、取り掛かるのは比較的容易かもしれません(その後、自分と向き合う時間が待っていますが)。

対して増やすミニマリズムは、リソースをどのようにコントロールすれば自分の人生が最善になるのかを考えながら最適化を目指すので、少し思考が必要な作業です。

おそらく、自分の価値観や大切にしたいものが定まっていない状態でいきなり増やすミニマリズムに取り組むのは、少々ハードなはず。

「自分が大切にしたいこと(=増やしたいこと)ってなんだろう」といった問いから始めると、よくわからなくなって途方に暮れると思います。

なぜなら、そう簡単に答えが出るような問いではないからです。

だから個人的には、自分にとって大事なものが見えていない状態なら、まずは「気づくミニマリズム」を通して本当に大切にしたいことのヒントを掴み、次のステップとして「増やすミニマリズム」に移行する、という方法が取り組み方としては良いのではないかなと思いました。

リソースのプール

プールのイルカ1

大切にしたいこと(=パッション)は必ずしも1つに絞る必要はないと思うので、いくつでも良いと思います。

ただし、数が増えれば増えるほど、それぞれに振り分けられるリソースは必然的に少なくなるという点には留意しておいた方が良いでしょう。

こういうときに僕がよく思い浮かべるのは、「リソースのプール」です。

プールのイルカ2

これは僕がよく使う考え方なのですが、自分が生涯で扱えるリソース(例えばお金・時間・労力など)が全て入ったプールを想像してみます。

現在持っているリソース量ではなく、未来分含め自分が死ぬまでに持ちうる全てのリソースが今目の前にあると想像するのがポイントです。

そしてそのプールには穴が空いていて、溜まっているリソースがジャーっと常に流れ出ている状態をイメージします。

これをわざわざイメージするメリットは、

  • ビジュアル化することで、リソースは有限であると認識できる
  • 今この瞬間にもその有限なリソースを消化しているのだと認識できる

という点です。

時間や労力なんかは目に見えないから、つい無限にあると考えてしまいがちだと思うんですが、視覚的に捉えることで有限であると再認識できます。

ここで、流れ出ているリソースをどこにどういった配分で振り分けるのか、ということが問題になります。

背中

10個のパッションに均等に振り分けるのか、1個のパッションに集中投下するのか(中にはリソースを貯めることにリソースを使い、プールの水をひたすら貯めたいという人もいるかもしれない)。

当然ながら、1日中布団の上でダラダラした場合は、その日のリソースは布団でダラダラすることに費やしたことになる。

何を良しとするか、考え方や基準は人それぞれだから、バランスは自分の頭で考えるしかありません

どのように使ってどのような結果になっても、それは誰のせいでもなく、全て自分の責任です(当然やり直しも効かない)。

リソースの使い道は、その人の人生を方向づける重要なファクターだと思います。

深く考えたからといって満足のいく結果になるとは限りませんが、少なくとも「あの時もっとちゃんと考えていればよかった」と後悔する可能性は減らせるでしょう。

大切なものとそうでないものの取捨選択の話ですから、これを考えるのに「気づくミニマリズム」と「増やすミニマリズム」は役立つよなぁと改めて思った次第です。

増やす為に減らす

白い本

「気づくミニマリズム」も「増やすミニマリズム」も、良いところは目的が明確であるという点です。

気づく or 増やす。それぞれ目的が明確だから、「あれ、何のためにやってるんだっけ?」と迷子になることが無いし、「捨てなければならない」などと謎の強迫観念に囚われることもない。

もちろん、手放すこと自体が目的化することもない。

僕個人としては、今年はより明確に「増やすミニマリズム」を意識して暮らしをアップデートしていきたいなと思っているところです。

より思考を深めて、より上の最適化を目指していくという意味で、僕にとってのミニマリズム2.0とでも名付けましょうか(笑)

書くことと読むことがトッププライオリティであることは変わりないものの、今年はそれに加えて「つくること」(例えばデザインや写真や料理など)にも多少リソースを割いてスキルアップしたいなぁと思ってるんで、この辺はリソース配分のちょうど良いバランスを見極めていきたいところです。

さて、今年の終わり頃には、暮らしをどの程度アップデートできているでしょうか。

今からとても楽しみです。

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