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知らぬ間にジェイエムウエストン180ローファーの踵が剥がれていた

ジェイエムウエストン180ローファー

前回の革靴修理話の続きです。

実は、ユニオンワークスさんで修理してもらったのはジェイエムウエストン641だけではありません。

持っている靴を点検してみたところ、ジェイエムウエストン180ローファーも、予想外の壊れ方をしておりました。

とんでもない落とし物

ジェイエムウエストン180ローファー斜め

こちら、僕が最も気に入っている革靴・ジェイエムウエストン180 ローファーのブラックです。

トゥやヒールのすり減り具合を確認する為に、ソールをチェックしてみたところ…。

ジェイエムウエストン180ローファー踵の欠落
矢印の部分がおかしい!

え!? 踵(かかと)の前側のパーツが欠落している…!!いつから!?

ジェイエムウエストン180ローファー正常な踵
本来ならこうなっている。

本来ならこんな風に、レザーのパーツがついているはずなんです。どこに落としてきたんや…。

このローファーは以前に一度修理していて、ヒール部分の交換を行なっています。そのとき交換した部分が何かの拍子に剥がれてしまったみたい。

ここが剥がれてしまうとは予想していなかったので驚きました。

前回のゴルフと同様、このローファーも旅行に持って行こうと思っていたのですが、諦めて修理に出すことにしました…。

Before ダメージ感があるローファー

修理前の状態はこんな感じ。

すり減ったトゥ
すり減ったつま先。
すり減ったヒール
すり減ったかかと。
欠落したヒール横から
欠落した部分は横から見るとこんなカッコ悪い感じに…。

問題のヒール剥がれ。横から見るとこんな感じ…。

トゥもヒールもすり減っており、どっちにしろ修理が必要な時期ではありました。

踵のライニングにも結構ダメージがあります。

踵のライニング
結構擦れています。ただ、ここはまだ大丈夫だろうということで今回修理はしませんでした。

ちなみに641ゴルフで穴が空いていたライニング(裏地)もチェックしてみたところ、ローファーは無事でした。

つま先のライニング
つま先の方のライニングも少しダメージがありますが、まだ修理しなくても大丈夫そう。

ダメージはあるけど、穴までは空いていない。

After 生まれ変わったローファー

修理後のジェイエムウエストン180ローファー横から

修理は前回紹介したジェイエムウエストンのゴルフと一緒に持って行ったので、利用店は同じくユニオンワークス青山です。

店員さんと相談し、ローファーはトゥとヒールの交換をすることにしました。料金は1万円ほど、期間は1週間ほどです。

ちなみにヒールの剥がれた部分ですが、ヒールのすり減りを直す際に一緒に剥がしてしまう部分らしいので、剥がれていても別に問題ないとのこと(なのでやることは普通のヒール交換と同じで、特に料金のプラスは無し)。

そして修理後の姿がこちらです。

修理後のトゥ
コバも含めてツヤっと綺麗に仕上がっています。
修理後のヒール
ヒールも綺麗になりました。

今回も綺麗に直りました。

トゥやヒールのすり減りはもちろん、欠落していた踵部分も綺麗に直っております。

修理後ソール全体
裏から見るとこういう感じ。

この新品に生まれ変わるような感覚、毎回気持ちが良いですね。

履き方についての反省点

ジェイエムウエストン180ローファーと手

今回、ゴルフとローファーの2足を修理したわけですが、靴の履き方について少し反省点があります。

僕はジェイエムウエストンを酷使しすぎていたかもしれません。

高頻度で履いて、長距離を歩きまくったり、砂利道を歩いたり、走ったり、雨に濡らしたり…。

完全にワークシューズみたいな履き方をしていますが、ジェイエムウエストンはそもそもそういう靴じゃなくて、もっと上品に履く靴な気がします。

どっちかというと、ドレスよりの綺麗めブランドだと思うんで。

どんなにハードな利用シーンでもお構いなく履きまくっていたら、それは壊れますね…。

本当は、

  • レストランや美術館などにちょっと出かける時は綺麗めなローファー
  • 雨の日や長距離を歩く際はタフなワークシューズ

みたいにTPOに応じて使い分けるべきなんでしょうなぁ。

そうした方が、大切な靴の寿命ももっと延びるはずであります。

次回、新たな靴を迎える

夕日とブーツ

そこで、新たにもう1足、靴を買うことにしました。

もちろん狙うのは、ハードに履きまくっても壊れないタフなワークシューズ系の靴

僕みたいに踵がぶっ壊れるレベルの使い方をしてもビクともしない、丈夫な靴を迎え入れることにしましょう。

それを、ガシガシ歩き回る日や悪天候の日に履く用の靴にしようと思います。そうすれば、今持っているジェイエムウエストンの寿命も延びるはず。

というわけで次回は、新たに購入した「無敵の靴」を紹介したいと思います。

コメント

  1. はっさく より:

    過去記事にコメント失礼します。
    このブログに触発され、私も180のブラックを購入しました。店舗で計測していただき6cを購入したのですが、屋外で履くとタイトフィットですが、踵が滑る感じがあります。
    おそらく180は結構踵がストレートな形状をしているためだと思いますが、筆者様はそのような感じはあったのでしょうか?
    今後、馴染み方をみながら緩くなるならインソールなどで対応しようと思っていますが、参考に教えていただければと思い、コメントさせていただきました。

    • MINIMALOG(ミニマログ) ミニマログ|偏愛ミニマリスト より:

      >はっさくさん
      コメントありがとうございます!
      180をご購入されたと聞くと、自分ごとのように嬉しく思います(笑)
      僕はタイトフィットでしたが、購入当初は踵が滑るという感じはありませんでした!(かなり強い締め付け具合でした)
      足に馴染んだ現在は、普通に履いていて滑るということはありませんが、ちょっと力を入れれば手を使わずに脱げるくらいのゆるさがあります!
      かなり緩くなってしまったら、インソールで調整するのも良いかもしれないですね!
      わずかな靴下の厚みでも全く履き心地が変わってくるので、靴下を変えてみるという手もアリかと思います!

      • はっさく より:

        アドバイス含め、ご返信ありがとうございます!
        とても参考になりました。
        靴自体はとても気に入っているので、色々と試しながら履いていきたいとおもいます。
        今後も楽しく拝見させていただきます!

    • はっさく より:

      アドバイス含め、ご返信ありがとうございます!
      とても参考になりました。
      靴自体はとても気に入っているので、色々と試しながら履いていきたいとおもいます。
      今後も楽しく拝見させていただきます!