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J.M. WESTONの靴ブラシで、ウエストン流シューケアを試す

J.M. WESTONの靴ブラシで、ウエストン流シューケアを試す小物

先日、J.M. WESTON青山店にてNEWアイテムをゲットしてきました。

購入したのは、ジェイエムウエストン純正のシューケアブラシ

普段ジェイエムウエストンの靴しか履かない僕ですが、遂にケアブラシまでジェイエムウエストン製になりました。

しかもこのブラシ、普通のブラシではないんです。

スペシャルバージョンのシューケアブラシ

ジェイエムウエストンのシューケアブラシと外箱

ジェイエムウエストン純正のケアブラシは、通常だとブラック・バーガンディ・ブラウンの3色展開です。

ところが先日、青山店にて期間限定で特別カラーのモデルが販売されました。

それも、なんと圧巻の30色展開

ジェイエムウエストンスペシャルシューケアブラシ
持ち手のレザー部分が、通常展開していないカラー・レザーで製作された。にしても、一気に30色放出するのはビビりました(笑)
引用元:https://jmweston.jp/journal/event_036

1色につき1本だけ店頭に並ぶという、完全に早い者勝ちの企画です。

まぁ買うかどうかは決めてなかったんですが、ちょっと面白そうだったんで、開催3日目あたりに店舗へ見に行ってみたんですよ。

そのタイミングでは、30本のうち残り24本ほどで、一部のカラーはすでに売り切れておりました。

しかし、偶然にも残っていたんですよ、もし残っていたら買ってもいいなと思っていた色が。

というわけで、購入してきました。

入手した2つのカラー

こちらが今回購入したシューケアブラシ。靴の色別に使い分ける為、2本購入しております。

購入したジェイエムウエストンシューケアブラシ

ブラックの方は手に吸い付くような触り心地が特徴のヌバックレザー、グレーの方はボックスカーフです。

購入した2本のジェイエムウエストンブラシ
1本は革で遊び、もう1本はカラーで遊ぶ。
ジェイエムウエストンシューケアブラシ ブラックヌバック
ヌバックレザーのブラック。吸い付くような独特の手触り。
ジェイエムウエストンシューケアブラシ グレーボックスカーフ
グレーのボックスカーフ。もちろん、これは通常展開していないカラー。

ブラックとグレーは当サイトのテーマカラーなので、この2色をチョイスしました。

ミニマログ_ロゴ
イメージはこのロゴカラー。

店員さん曰く、派手なカラーを買っていく人が多かったらしいんですが、僕としてはこの色の組み合わせが良いなと思ったんですよね。

ブラックは通常時も展開されているカラーですが、ヌバックレザーを使用しているのは今回のみの特別仕様です。

ブラックはヌバックレザー製
聞いたところによると、本国からは「この革ではもう作りたくない」と言われたんだとか…。作るの結構大変だったんでしょうか(笑)

柄の長さは約14.5cmほどで、ちょうど手に持ちやすい大きさです。

ジェイエムウエストンブラシと江戸屋ブラシ

江戸屋の靴ブラシと比べるとこんな感じ。若干ウエストンのブラシの方が長いかな。

持ち手がレザーで覆われているのはウエストンならではの贅沢さがあります。

ジェイエムウエストンブラシと江戸屋ブラシ2

一方、毛の質感はぶっちゃけ普通ですね(笑)

江戸屋ブラシと比べると、若干毛がスカスカしているような印象を受けます。

まぁ、これは江戸屋ブラシのクオリティがあまりにも高すぎるからそう見えるだけで、ブラシとしては「いたって普通」といった感じでしょうか。

なぜ馬毛なのか?

江戸屋の馬毛靴ブラシとジェイエムウエストンの馬毛ブラシ

ジェイエムウエストンのケアブラシは、毛の部分が馬毛で作られております。

靴磨きの世界では、

  • ホコリを落とすときは馬毛ブラシ
  • クリームで磨くときは豚毛ブラシ

というように使い分けましょう、と言われているのが一般的。

ジェイエムウエストンのケアブラシ

しかしジェイエムウエストンでは豚毛ブラシは使わず、クリームで磨くときも馬毛ブラシを使っているんだそうです。

豚毛よりも馬毛の方が柔らかいのですが、ウエストンでは馬毛を推奨する何か特別な理由でもあるのでしょうか?

気になったんで青山店の店員さんに理由を聞いてみたところ、「特に深い意味は無い」とのことでした。無いのかよ(笑)

ウエストンなら、何か特別なこだわりがあるのかな〜とか思ってたんですが。

ただ、個人的にはずっと疑問に思っていたんですよね。

靴にクリームを塗布するのに、硬い豚毛ブラシでゴシゴシする必要があるのだろうか?」と。

ジェイエムウエストンのケアブラシと手

例えば、手にハンドクリームを塗るときって、硬いブラシでゴシゴシ擦ったりしませんよね。

それと同じで、靴全体にクリームを馴染ませる目的であれば、硬いブラシで何度も擦る必要なんて無く、柔らかいブラシでサッと優しく伸ばす程度で十分ではないかと思うんです。

靴磨きを勉強したての頃は、僕も硬い豚毛ブラシで思いっきりゴシゴシ擦っておりました。

でもあまりに強く擦りすぎると、アッパーのモカ部分がダメージを受けて、モカ割れが起きてしまうことに気づいたんですよ。

革靴の縫い目説明
革はそう簡単に傷つきはしませんが、縫い目の部分(赤矢印)となると話は別。ソールの縫い目なんかも、硬い毛でブラッシングしまくっていたらちょっと摩耗してくるんじゃないでしょうか。

考えてみれば、硬い豚毛で擦りまくったら、こういった縫い目の部分がダメージを受けるのは当たり前の話。

そういうわけで、この機会にジェイエムウエストンの馬毛ブラシに変えちゃおうと思った次第です。

実際に使ってみた

革靴と汚れ落とし布

実際にウエストンのシューケアブラシで靴磨きをしてみました。

使用した道具はこれらです。

僕がやっている靴磨きの手順は、こちらの記事で詳しく紹介しております。

シュークリームとペネトレイトブラシ
ペネトレイトブラシでクリームを靴にちょんちょんと付け伸ばし、ウエストンのブラシで軽くブラッシングしていく。

ちなみに光らせるためのワックスは使用しません。理由は、ローファーのようなカジュアル寄りの靴にドレス靴用の化粧を施す必要はないと考えている為です。

ジェイエムウエストンのケアブラシでローファーを磨く

ウエストンブラシを使ってみた感想ですが、やはり豚毛ブラシよりもソフトな感触で、かつ使いやすかったです。

柔らかい毛なので、モカ周りなど縫い目の部分にも優しい感じがしました。個人的には豚毛ブラシよりも使い心地がいいなぁと思いましたね。

靴磨き完了後のジェイエムウエストン180
そういえば、ジェイエムウエストン青山店の店員さんに「靴が綺麗」と褒められました。

仕上がりもいつも通りピカピカ。馬毛で何の問題もないですねぇ。

これからはジェイエムウエストンの馬毛ブラシで靴磨きをしていこうと思います。

こだわりの道具でケアを楽しむ

靴磨きの道具

先日アップした衣類スチーマーの記事でも似たようなことを述べていますが、こだわりの道具でお気に入りのモノをケアする時間はやはり楽しいですね。

靴磨きをするのは元から楽しかったですが、道具をアップデートしたことでより面白くなりました。

ウエストンのブラシは革が縫い付けられているんで、ブラシ自体の経年変化も楽しめるかもしれませんね。

普段ジェイエムウエストンの靴しか履かず、ブラシもジェイエムウエストンで統一している人って、一体どれくらい居るんでしょうか(笑) これで僕も真のウエストンlover?

これから末長く愛用していきたいと思います。

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