お気に入りの偏愛アイテムを語るこのシリーズ。
第20回目は「ayameのMANRAY(マンレイ)」について。
ブランドを主張するような派手なロゴやマークは無い。でも、細部に目を凝らすと一瞬でそれと分かるデザイン。
まるでミニマリズムを体現したような、美しい名作メガネです。
ノーズパッドの美しさに惚れる
ぱっと見は普通のメガネ。
でもよくよく見ると、普通じゃない点に気がつきます。
まず気がつくのは、ブリッジと一体化したノーズパッド。
普通のメガネはここにぽってりしたパッドが付いていると思いますが、このメガネにはそれがありません。
ブリッジから、まるで1本の針金で作られたような構造になっています。
僕はこれを見て、「なんかアート作品みたいだ!」と一瞬で気に入ってしまいました。
派手なブランドロゴで主張するのではなく、こういったディテールで違いを主張する感じ、めちゃくちゃ好みです。
レンズに目を移すと、大きすぎず小さすぎず、丸すぎず四角すぎずの絶妙なシェイプ。
先端を見れば、控えめにデザインが入ったテンプルエンド。
聞けば素材は全体がチタン製で、繊細に見えるけれども丈夫で軽く、劣化しにくくメンテナンスも楽だという…。
うーん、惚れました。
羽のような装着感
見た目からもある程度想像できますが、このMANRAY(マンレイ)、ものすごく軽くて羽のようなかけ心地です。
違和感が全くなく、顔にスッと馴染む感じ。
着けるとどんな感じかって?僕のアイコン画像で見てみましょう!
擬音でかけ心地を表現するなら、普通のメガネはガチッという感じなのに対して、MANRAYはふわっという感じでしょうか。
今まで掛けたメガネの中で最も軽く、最も掛け心地が良いかもしれません。
実はこういうメタルフレームのメガネは以前まで敬遠していたのですが、かけてみたら意外にもしっくりきました。
気分はまるでジョンレノンであります(笑)
アイコンではイメージつきずらいと思いますので、他サイトで紹介されていた着用画像も貼っておきます。
素材の軽さはもちろんですが、もしかしたら日本人に合うようにデザインされていることも関係しているのかもですね。
昔はOLIVER PEOPLESやMOSCOTなど、海外ブランドのメガネを掛けていた時期もあるんですが、どうも長時間つけていると疲れる感じがあったんですよ。
でもこのメガネはずっとかけていられる。むしろ、かけていることを忘れる。
個人的にテンプルが太過ぎるものは周辺視野が狭くなるので苦手なのですが、MANRAYは針金のように細いんで、視界的に邪魔に感じないところも気に入りました。
メガネを再評価する
実は僕は視力が1.0以上なので、視力の補正としてメガネをかける必要はありません。
僕の場合は度無しレンズを入れて、あくまでファッションアイテムとして使っております(いわゆる伊達メガネ)。
実際にMANRAYをかけてみて、メガネほど簡単に印象を変えられるアイテムは無いなぁと改めて思いました。
「別人になれる」とまで言うと大袈裟かもしれませんが、簡単に変身できる感じが面白くて、最近出かけるときはこのメガネを装着しております。
メガネを単に「視力の補正器具」として捉えるのではなく、「アクセサリー」として捉えると、コーディネートの幅が広がって楽しい。
メガネを数本持っておき、アクセサリーみたく日によって替えるみたいなことをやっても良いんじゃないかと思いましたねー。
以下の記事で紹介されていますが、MANRAYにカラーレンズを入れてサングラスとして使ってもカッコ良さそう。
2本目としてサングラス版を買うのもアリだな…。
千駄ヶ谷のayame本店にて
僕は千駄ヶ谷のayame本店にてMANRAYを購入したのですが、そのときちょっと珍しいことが起こりました。
なんと偶然にも、ストアマネージャーさんがこのブログを読んでくださっていて、僕に気づいてくださったんです!
リアルで身バレしたのは初めてだったんで、めちゃくちゃビビりました(笑)
僕の腕時計やジェイエムウエストンの靴で気づいていただいたようでして、ありがたいことです。
実はお互いジェイエムウエストン好きという共通点がありまして、メガネ屋さんなのに8割くらい靴の話で盛り上がりました(笑)
もちろんメガネの方も色々と丁寧にご説明頂きまして、非常に気持ちよくお買い物することができ、満足度高しです。
引用元:https://www.webuomo.jp/fashion/56133/
というか「ジェイエムウエストンが好き」という人にリアルで出会うのも初めてだったんですが、話してみると僕など足元にも及ばないほど偏愛レベルが高くて衝撃的でしたね。
ウエストンだけでなく他のブランドの革靴も複数所有されているようで、これはもう日常生活ではなかなか出会えないガチもんの革靴マニアであるとお見受けしました。
靴好きなら、靴の話をしに一度はayame本店に足を運んでみる価値があるかもしれませんw
引用元:https://www.webuomo.jp/fashion/56133/
ayameについてはこちらの記事でも詳しく紹介されているんで、ご興味あればこちらもご参照ください〜。
あえてメガネという選択
「メガネが嫌だからコンタクトにする」って方も一定いらっしゃると思うんでこれは完全に好みの問題ですが、僕は逆に「あえてメガネを選択する」ってのもアリだと思います。
メガネをファッションアイテムとして使いこなせたら、めちゃくちゃお洒落上級者って感じがしますなぁ。
以前読んだ本で「メガネが人生を変える」という、メガネをこれでもかと賞賛しまくるぶっ飛んだ内容の本があるのですが、メガネにネガティブな印象をお持ちの方はこの本を読むと結構考え方変わるかもしれません。
僕はayameのデザインとかけ心地が気に入ったんで、いつかまたメガネを新調するときはまたayameで買いたいなぁと思っております。
参考:この記事に登場した他のアクセサリーについての記事はこちら。
コメント
このブログに出会えた人生を、誇りに思うくらい好きです。
僕も本当にいいものだけを追い求めていて、人生において、何が正解かを常に考えてしまう性分なのですが、このブログに出会った時、自分に似たものを感じました。
応援しています。
>通りすがりさん
最上級のお褒めの言葉…!嬉しいです!ありがとうございます!!
そう言って頂けると、このブログを作って良かったなぁと心から思います!
引き続き、よろしくお願いいたします!
派手なブランドロゴで主張するのではなく、
こういったディテールで違いを主張する感じ
↑ここを好き、求めるのすっごくわかります!
自分はまだ裸眼で大丈夫なのですが…
アクセサリー感覚で身につけています。
眼鏡ってすぐ雰囲気が出せるので、カフェやバー巡りをする際の
よりその気分に浸るためのアイテムとなってますね笑
良いと感じた物を愛でて、いざとなればレンズを眼に合わせた物に変えようかと。
まだひとつだけ、白山眼鏡×TIMEWORNの黒縁眼鏡のみなのですが
2本目は細め、Savile RowのBeaufort Pantoを狙っています笑
>KOHさん
共感頂けて嬉しいです!!
カフェやバー巡りでお洒落メガネかけるの良いですね!
気分がドラマチックになると言いますか。
白山眼鏡も良いですよね〜。
実はSavile Rowも検討していました!
ビスポークに興味があったのですが、僕が見た時はコロナの影響で注文停止になっていて断念しました…。
黒縁と細めがあると、コーディネートの幅も広がって良さそうですね〜!