今回は2021年5月に読んだ本の中から、特に良かった3冊をご紹介します。
引き続き週1で本屋に通う習慣は継続してまして、今回紹介しているのは全て本屋で見つけたもの。
本は電子書籍で買うことが多いんですが、実際に足を運ぶことで掘り出し物に出会うこともあるんで、毎週宝探しみたいな感覚で本屋巡りを楽しんでおります。
Sleep,Sleep,Sleep
睡眠についての最新知見をまとめたという本。
健康関連の話はどんどんアップデートされていくので定期的に新しい本を読むようにしているんですが、今回は睡眠に関する本書を読んでみました。
「睡眠をおろそかにするとどれだけヤバいか」ってことがいろんな研究結果から述べられていて、睡眠の重要性が痛いほどよく分かる内容でした。
個人的に面白かったのは、眠ることで感情や精神的なバランスが整うって話です。
これは実際に実験してみました。
これにはビビりましたね…睡眠の力すごい。
なぜそんなことが起こるのかってことは本書で詳しく解説されているんですが、実際に体験すると本当なんだなぁと思いましたね。
人生を最大限に楽しみたければ、睡眠の知識とスキルは身につけておくべきだなぁと改めて感じました。
ワインの味の科学
味覚に関する目から鱗な知見が満載の1冊。
この本はワインについて少し勉強したいなぁと思って、書店のワイン本コーナーを眺めていて見つけました。
ワインに関する本って、結構沢山あって迷うんですよね。
僕は最近、選択肢が多すぎて選びきれないときは、海外の翻訳本に着目して選ぶようにしています。
あくまで僕の経験則ですが、翻訳本の方が面白い本である可能性が高いからです。
面白いから翻訳されている、とも考えられますし。
本書も翻訳本だったので期待を込めてチョイスしたんですが、結果は見事大当たりでした。
上で紹介している「Sleep,Sleep,Sleep」を読んで睡眠の重要性を学びましたが、この本が面白すぎてついつい夜更かししてしまい睡眠不足になるという事態が発生してしまったほど(笑)
何やってんだか(笑)
この本はいわゆるワインの種類とかを紹介するハウツー本ではなくて、生理学・心理学・哲学など様々な切り口から味覚について解き明かしていくという内容になっています(こんなワイン本は他に無いんじゃなかろうか)。
詳細を紹介すると長くなるんで割愛しますが、
- 同じワインでも人によって感じる風味が違うのはなぜ?
- 知識や語彙が増えれば味は変わる?
- プロと素人ではワインの味わい方はどう違う?
みたいな興味深い疑問を色々と紐解いていく感じで、「へ〜!」と思うことが満載だったので、読み始めるとなかなか閉じることができませんでした。
ワインを軸に語られていますが料理に転用できる話も多く、僕は日々の料理をアップグレードさせる為のアイデアを得ることもできましたね。
科学的な用語も沢山出てくるんでそういうのが苦手な人はちょっと注意ですが、特に苦じゃ無い人にはぜひおすすめしたい1冊です。
うつわ作家名鑑
ご飯や汁物用のうつわが欲しいなぁと思って参考にした本。
僕はよく竹俣勇壱さんのお皿を使っているんですが、実はご飯茶碗や汁物用のうつわはちゃんとしたのを持っていなくて、昔100円ショップで適当に買った(?)お椀を使い続けておりました。
ずっと作家もののうつわを買いたいとは思っていたんですが、なかなかピンとくるのを見つけることができなくてずっと買えてなかったんですよ。
ググっても良いのが見つからないから、これはもう本屋で探すしかないと思って、書店に足を運びました。そこで見つけたのが本書です。
この本では注目の作家100人の作品が紹介されているんですが、そこでようやく良いなと思えるものを見つけることができました。
良いものを見つけることができて大変満足です。
ググればなんでも分かる時代ですが、本屋に行くとググるだけでは辿り着けない情報が無数にあることに気づかされますね。
だから本屋通いはやめられません。
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