New「写真の背景にこだわる」を公開

ブログ写真の背景にこだわる|タカラ塗料のフォトデザインボード

タカラ塗料のフォトデザインボード カメラ

当ブログでは色んな物撮り写真をアップしていますが、写真を撮る際にはよく背景ボードを使っています。

写真の背景ってもちろん主役ではないのですが、写真全体の印象や雰囲気を左右する重要な要素だと思っていて、背景にもこだわって撮影をしているんですよね。

ブログ開設初期の頃からずっと愛用しているのが、タカラ塗料さんのフォトデザインボードです。今や僕のブログ作りに欠かせない、影の立役者的なアイテムとなっています。

ブログ開設当初から決めていたこと

グリーン背景と香水

僕は写真も文章と同じくらい重要なコンテンツの一部だと考えていて、ブログ開設当初から「写真にも力を入れてコンテンツを作っていこう」と決めていました。

僕がネットサーフィンをしている時に目に留まる魅力的なブログは、文章が面白いだけでなく、自分で撮影したオリジナルの写真を使用していることが多いです。

フリー素材やAI生成の適当な画像ではなく、1枚1枚がリアルで全ての写真に意味があるブログは読んでいて面白いし、役に立つと感じることが多いんですよね。

そういうブログに憧れて、僕も写真にこだわっていこうと決めていました。具体的には、「このブログに来ないと見れないような写真を作っていく」というのを基本方針とすることにしたのです。

これを実現するには、撮り方や編集方法など色々と工夫する必要があるのですが、その工夫の一つとしてこだわったのが背景です。

イエロー背景とヘアオイル

いくら自分で撮影した写真であっても、Amazonや公式サイトに載っているものと同じような商品写真だったら、意味がありません。

白背景で撮影された商品写真は綺麗ですが、そういう写真はECサイト等を覗けばいくらでもあるわけで、僕が目指す独自性のある写真とは言えないと思いました。

かといって、テーブルや絨毯の上などで撮った写真も、僕が目指したいテイストではありません。

僕はできれば、写真単品でもアート作品のように楽しめるような、雰囲気のある写真を作りたいと考えました。

そこで色々試行錯誤した末にたどり着いたのが、タカラ塗料さんのフォトデザインボードです。

タカラ塗料のフォトデザインボード

タカラ塗料のフォトデザインボードまとめ

タカラ塗料のフォトデザインボードを選んだのは、以下の3つのポイントが決め手でした。

選んだ決め手
  1. A1サイズ(594×841mm)のアルミ複合板で十分な大きさがある
  2. リアルな凹凸の質感があり、光と影の表情まで表現できる
  3. 両面使えるリバーシブル仕様

撮影用背景としては、シート状ものもいくつか試してみたことがあるのですが、個人的にはボード状(板)のものの方がおすすめです。

ボード状なら下に敷くだけでなく、壁に立てかけて使うこともできて表現の幅が広がるし、収納時も邪魔になりづらいからです。

加えてリバーシブル仕様なら、クルッとひっくり返すだけで背景を変えられて撮影時も便利。

フォトデザインボードの厚み
厚さ約3mmほどで、丈夫なのに軽くて扱いやすい。

A1サイズ(594×841mm)だと、小さすぎず大きすぎずちょうど良いサイズ感で、取り回しもしやすいです。

特に小さすぎると背景として上手く機能しない場合があるので、比較的小さな小物を撮影するにしても、A1くらいの少し余裕のある大きさのボードを選ぶと撮影がしやすいです。

フォトデザインボードの表面まとめ
1枚1枚異なる、リアルな質感。

そして重要なのがリアルな凹凸の質感で、これがあることによって印刷シートでは難しい光と影の表情を作り出すことができ、雰囲気のある写真を撮ることができます。

僕はタカラ塗料の背景ボードを4種類持っていて、主題のアイテムや記事のテーマに合わせて使い分けています。それぞれのボードを簡単に紹介していきましょう。

ブルームンスキレット×スタッコウォール

ブルームンスキレット×スタッコウォール

ブルー系とホワイト系の背景のコンビです。

ブルームンスキレット

ブルー系の面は、ブルーグレーに錆(サビ)色をミックスした色合いになっており、ザラザラした質感になっています。

僕は鉄やシルバー、レザー系のアイテムに合わせることが多いですね。

スタッコウォール

ホワイト系の面は、所々にくすみがある白で、漆喰風の凹凸がある質感になっています。

完璧な低温調理チキンコンフィの作り方

単純な白じゃないところがお気に入りで、何にでも合わせやすいので、多分一番使っている背景です。

アイスキュール×クランチーナッツ

アイスキュール×クランチーナッツ

ブルーパープル系とブラウン系のコンビ。

アイスキュール

この面はブルーとパープルが混ざったような、クールで上品な印象。シルバー系のアイテムに合わせたくなります。

Arc Pulse(アーク パルス)

漆喰風の質感が渦巻き状になっているので、中央にアイテムを配置するようなアングルで撮ることが多いです。

クランチーナッツ

ブラウン系の面は、落ち着いた赤茶色系の色合いになっており、ざらつきのある質感になっています。

焼き菓子に合うようにイメージして作られた背景らしいのですが、僕はレザーアイテムに合わせることが多いです。

スモーキーウォール×硯

スモーキーウォール×硯

こちらはグレー系とブラック系のコンビ。

スモーキーウォール

グレーの面はざらついたコンクリートみたいな雰囲気になっています。

ペダラ ライトX 2E

このブログでは登場回数は少なめなんですが、色みのある背景がしっくりこない時にこれを使っています。

硯

ブラックの面は、ゴツゴツした黒い石のような質感になっています。

黒系で引き締まった写真を撮りたい時によく使っています。

プロバンスカンパーニュ×ミスティフォレスト

プロバンスカンパーニュ×ミスティフォレスト

イエロー系とグリーン系のコンビ。

実はこちらの背景、つい最近買い足したもので、当ブログでは今回が初登場となります。

プロバンスカンパーニュ

イエローの面は、所々にくすみのあるゴールドイエロー。漆喰風のテクスチャーになっています。

イエロー背景とシェービングソープ、アフターシェーブ

比較的何にでも合わせやすいんじゃないかなと思っていて、モノだけでなく料理の背景にも使えそう。

ミスティフォレスト

グリーンの面は、ムラのあるダークグリーンで、表面はザラつきのある質感。

グリーン背景と靴

霧がかかった森を彷彿とさせる雰囲気で、かなりカッコいい。これからこの背景で、色んなものを撮影していくのがとても楽しみです。

労力と時間をかける価値

ayameのMANRAYをカスタム|カラーレンズでサングラススタイルを楽しむ

これらの背景ボードを使いながら、他のWebサイトでは見れないような写真を撮ることを心がけています。

例えば僕は上記のように、アイテムと手を一緒に写した俯瞰写真をよく撮っているのですが、これは商品のサイズ感がより伝わりやすくなるようにあえて手も一緒に写しているのと、実際に手に取った状態を疑似体験してもらうことをイメージして俯瞰視点で撮影しています。

また、正面だけでなく、裏面や斜めからの角度、拡大しないとわからない細部など、他のサイトでは撮っていないようなアングルでも撮影をするようにしております。

こういう写真を撮るには、背景ボードだけでなく、照明機材や三脚、遠隔撮影用の機材など色々と必要機材を準備する必要があって、加えて複数の視点で撮影するので撮影と編集にもそこそこ時間がかかるんですよね。

壁掛けしたフォトデザインボード

そこまでコストと労力をかける理由は、ズバリ「割に合わないから」であります(誤字ではない)。

コンテンツを作るときは「いかに簡単に・安価に・効率的に作るか」を考えたくなりますが、簡単に作れるものは簡単に真似されてしまうということも忘れてはいけません

僕はそういう量産型のコンテンツではなく、「せっかく個人ブロガーなのだから、企業や他のブロガーが簡単に真似できないようなコンテンツを作っていきたい」と考えていました。

クラシックシェービングの道具

そこで、どうすれば簡単に真似されないコンテンツを作れるかを考えた結果、「割に合わないことをする」という結論に至ったのです。

割に合わないことをしていれば、他者(特に企業)は同じ土俵に簡単には参入して来れないはず。

そしてその割に合わないことの一つが、「珍しい背景ボードを使ったオリジナル写真を多用する」という手法です。

トレーに載せた財布

こういう現物を写したリアルなオリジナル写真は、手間暇がかかる分真似されづらいし、たとえ生成AIでも作れないでしょう。

現状、このブログにアップロードしている写真は4,700枚を超えていますが、こういう地道なオリジナル素材の蓄積が、サイトの存在価値に繋がっていくといいなと思っています。

生産終了と代替商品

壁掛けしたフォトデザインボード

僕が今までブログを続けて来れたのは、このタカラ塗料のフォトデザインボードがあったからこそで、このボードは僕のブログ作りに欠かせないアイテムと言えます。

この先もずっと愛用していくことは間違いないのですが、ここで一つ残念なお知らせが。

このフォトデザインボード、実は昨年に生産終了してしまっていて、現在オンラインショップに在庫がある分で販売終了になってしまいます。

オンラインショップを覗くとまだ少し在庫が残っていますが、種類によってはすでにSOLDOUTになってますね。

めちゃくちゃ大好きなアイテムなだけに残念。「アロマベルフラワー×アンシエントイエロー」とかちょっと欲しかったなぁ。

もしここの背景ボードを購入希望なら、早めにオンラインサイトをチェックしておいた方が良さそうです。

タカラ塗料のフォトデザインボードと似た感じのアイテムが買えるショップは無いかと探してみたところ、「and,so」という背景用撮影ボードショップが良さそうでした。

タカラ塗料と同じくA1サイズのボードの取り扱いがあり、材質も同じくアルミ複合板使用。おそらくタカラ塗料のフォトデザインボードとほぼ同じ質感・使用感だと思われます。

種類も結構豊富で、珍しいカラーも多いのでかなり使えそうですね。ただ、一部を除きリバーシブル仕様ではないのでそこは注意。両面制作で注文もできるみたいですが、追加料金がかかるっぽいです。

今のところタカラ塗料のフォトデザインボードで満足していますが、タカラ塗料の在庫が無くなった後に追加でボードが欲しくなったら、and,soのボードを試してみるかもしれません。

コメント

  1. ほえ より:

    やっぱミニマログさんの写真といえばこの背景!特別感があって、一目でわかります‍♀️✨確立しててステキです。

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