2022年8月読んでよかった本【名作照明、進化論マーケなど】

毎月、読んで良かった本をピックアップして紹介していくこの企画。

今回は2022年8月に読んだ本の中から、読んで良かった5冊をご紹介します。

色々読みましたが、中でも「英語独習法」って本はとても気に入りました。

ストーリーのある50の名作椅子案内＆名作照明案内

良い製品とは、何年経っても使い続けてもらえるような、謙虚で静かな、そして暮らしのなかで便利な道具である。

引用元：ストーリーのある50の名作照明案内（ジャスパー・モリソン）

良い椅子・良い照明を探していまして、ヒントになるかもしれないと思い手に取ってみました。

個人的には椅子より照明の方が色々発見があって面白かったです。

制作にまつわるエピソードのほか、デザイナーの名言なんかも散りばめられていて楽しい感じでした。

インテリアが好きな人、中でも椅子や照明といったプロダクトが好きな人には刺さる本なんじゃないかと思います。

ヒトが持つ8つの本能に刺さる 進化論マーケティング

消費者への共感によって、私たちは追求すべきイノベーションを正しく選択することができる。顧客がその商品を利用しない理由は？彼らのストレス、混乱、不便、妥協をもたらすものは何か？この点を理解しなければならない

引用元：ヒトが持つ8つの本能に刺さる 進化論マーケティング

「進化論マーケティング」という題名ですが、個人的には「ペルソナ（ユーザー像）を作る為の新しいフレームワークが紹介されている本だなぁ」と思いました。

人の本能から深掘りしていってペルソナを作り上げる工程が紹介されており、よくある薄っぺらいペルソナの作り方とは訳が違います。

こんな感じでペルソナを考えたことは無かったので、ちょっとやってみたくなりましたね。

仕事でやってみても良いけど、まずこのブログで試してみようかなぁ。

また、SEIQ（イノベーションに欠かせない7つの本質的な質問）というのも紹介されていたのですが、そのサブクエスチョン集も個人的には気に入りました。

このサブクエスチョン集だけで、書籍代以上の価値ありそう。

英語独習法

つまりことばについてのスキーマは、氷山の水面下にある、非常に複雑で豊かな知識のシステムである。スキーマは、ほとんど言語化できず、無意識にアクセスされる。

引用元：英語独習法

英語を効率よく独習する方法について書かれているんですが、内容が目から鱗すぎて感動しました(笑)

「日本語スキーマと英語スキーマのズレを意識する」ってのはめちゃくちゃ納得。

だからなかなか上達しないのか…。

この本は図書館で借りて読んだのですが、良書だったので購入しました。

これから実践していきたいと思います。

切って並べて焼くだけ！ 天板１枚で、ごちそうオーブン料理

天板をセットして、スイッチを押すだけで安心して任せられ、美味しく焼き上げてくれるオーブンは、”魔法の箱”だと思います。

引用元：切って並べて焼くだけ！ 天板１枚で、ごちそうオーブン料理

最近、ヘルシオのウォーターオーブンレンジを買ったんで、オーブン料理を色々試しております。

色んなレシピ本やウェブサイトや動画を参考にしましたが、この本がダントツで気に入りました。

これは神レシピ本と言っても良いかもしれない。

簡単に作れるんだけど、複雑で大人な味わいのレシピが多くて、グッときました。どれを作ってもめちゃくちゃ美味しいです。

レシピ本で当たりハズレ多い気がするんですが、この本は自信を持ってオススメできます。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

だから、判断が難しいときは、「思考の粘り強さ」が決定的に重要になる。「思考の粘り強さ」がない人間が、難しい問題について考え抜くのを放棄して、思考の錯覚の泥沼に沈んでいくのだ。

引用元：人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

エンタメ本としてサクッと読みました。

「成功・失敗は、結構実力以外の要因で決まっている」みたいな内容を説明している本です。

「錯覚資産」って考え方が面白かったですね。

終始、寸劇見たいな感じで何人かのキャラが会話をしていく形で構成されています。

ちょっと好き嫌いは分かれそうですが、色んな認知バイアスの話が出てくるので、その辺の話題が好きな人は楽しく読めるんじゃないでしょうか〜。