お気に入りの偏愛アイテムを語るこのシリーズ。
第26回目は「DENTS(デンツ)の革手袋」について。
秋冬の季節に活躍してくれる、美しい革の手袋です。
レザーグローブの効用
秋冬になると着用するレザーグローブ。
僕は毎年愛用しているのですが、街なかを観察すると、意外にもレザーの手袋をしている人は少ないように見えます。
むしろレザーに限らず、手袋自体をしていない人の方が多いと感じることもある。
僕がレザー手袋をする理由は、大きく3つあります。
1つは防寒の為。
まぁ手袋ですから、これは当然っちゃ当然ですよね。
2つ目は乾燥対策。
僕はブログを書いている関係で、自分の手元の写真を撮ることが多いです。
手のアップを撮ることが多いので、手はいつも綺麗な状態に保っておきたいんですよね。
そんななんちゃって手タレの僕ですから(笑)、乾燥する季節には手がガサガサにならないように手袋を着用しているんですよ。
ハンドクリームを塗るなどのケアは特にしていないんですが、手袋のおかげか秋冬でも健やかな手をキープできております。
最後、3つ目の理由は、お洒落だと思うから。
布の手袋ではなく、なぜ革の手袋を選ぶのか。
それは革の方がなんだかグッと大人っぽさが増して、大人のお洒落って感じがするからです。
個人的に、手元と足元はファッション全体の印象を左右する重要ポイントだと考えております。
手元に上質な革手袋、足元に上質な革靴を配することで、めちゃくちゃカッコいい大人に見える気がするんですよ。
そんなわけで、僕的にレザーグローブは秋冬の一押しアイテムなのであります。
DENTS(デンツ)のELTON(エルトン)
僕が愛用しているのは、英国の名門・DENTS(デンツ)のELTON(エルトン)というモデルのレザー手袋。
ザ・ヘリテージ・コレクションというラインのもので、英国で製造されているモデルです。
いつ購入したのか正確な日付は忘れてしまったのですが、写真を見返してみたら2019年頃に買ったみたい。
当時、ちゃん貴さんの記事をめちゃくちゃ参考にさせて頂いた記憶があります。
僕が購入したELTONは、羊革で作られておりまして、柔らかく手に吸い付くようなフィット感があります。
DENTSの手袋はシークレットフィット(着用していることを忘れてしまうようなフィット感)ということで有名ですが、その言葉に偽りなく、まるで第二の肌みたいに手にフィットします。
ちなみにこのモデルは裏地が無いので、手袋をしたままスマホ操作が可能。
裏地が無いと防寒性能は落ちちゃうんですが、スマホがいじれるのが便利なのと、見た目が薄くてスマートなので、僕は裏地無しのこのモデルを選びました。
暖かさは無いんですが、外気に直接さらされるのを防いでくれるんで、風に当たる寒さを防げるって感じです。
面白い使い方としては、ポケットチーフ的な感じでアクセサリとして胸ポケットに入れとくって小技もあります。
手袋を外した際、こんな感じで胸ポケットに入れておくと、これはこれでお洒落な感じがしますね。
サイジングとエイジング
デンツの手袋で問題となるのが、サイズ選びです。
ジェイエムウエストンの革靴と同じように、デンツの革手袋もまた、サイズ選びがシビア。
詳しくはちゃん貴さんブログをご参照頂ければと思いますが、サイズの表記通りに買うと失敗しちゃうことがあるみたいなんですよ。
サイズガイドによると、甲周りの幅(1周した数値)が基準になります。
僕の甲周りは約21cmなので、ガイド通りに選ぶと8または8½がマイサイズになるはず。
しかし僕はサイズガイドには従っておらず、最小サイズの7をチョイスしております。
これは実際に店舗で試着してみた上で選んだんですが、エイジングによって革が少し伸びることを考慮すると、最初は小さめの方が良いだろうと判断した為です。
結果、この判断は大正解でした。
購入当初は着脱がちょっと大変なくらいタイトなフィット感だったのですが、使っていくうちに革が伸びてきて、3年経った今ではピッタリなサイズ感になっております。
モデルにもよるかもしれませんが、僕と同じように裏地がない革モデルの場合、サイズガイドよりも小さめのものを選べば、エイジングによって極上のフィット感を手に入れられるんじゃないかと思います。
自分の一部として育てていく
レザー手袋は、革靴と似たところがあるように思います。
着用するほど自分の手に馴染んでいき、次第に自分の一部になってくるような感覚を楽しめる。
革のエイジングを楽しみながら、何年も長く愛用できるのも魅力です。
手袋は革靴ほどメンテ用品が必要なわけでもなく、ケアとしてはたまにレザークリームを薄く塗る程度でOK。
そういった点では、革靴よりも手軽に楽しめる革製品と言えるかもしれません。
秋冬に欠かせないアイテムとして、これからも愛用し続けていきたいと思っています。
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