New「ブログ5周年記念」を公開

2022年11月読んでよかった本【問題解決術、遺伝と環境など】

2022年11月読んでよかった本【問題解決術、遺伝と環境など】 読書シリーズ

毎月、読んで良かった本をピックアップして紹介していくこの企画。

今回は2022年11月に読んだ本の中から、読んで良かった3冊をご紹介します。

今月は久々にナイスな良書に出会えて、心が潤いました。

問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術

問題解決 あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術

ここ最近読んだ中で、一番役に立った本

問題解決の手順とやり方が丁寧に解説されている本なんですが、僕は仕事に活かせまくりで大変参考になりました。

タイトルからして少々堅苦しい本なのかな〜と思いきや、学生から社会人まで誰でも理解しやすいように工夫されていて、めちゃくちゃ分かりやすかったです。

これほど美しく体系立てられた問題解決の指南書って、他に無いんじゃないだろうか。

全ビジネスパーソンが読むべき名著、と言っても過言ではないかもしれない。

僕はこの本で学んだことを実践することで仕事がいい感じに進みましたし、後輩を育成するシーンでも役立ちまくりでしたね。

普遍的かつ実践的な問題解決のやり方・進め方を学べるんで、幅広い業種・職種の人に有用な本かと思います。

最近はなかなかこのレベルの良書に出会えていなかったんで、これを読めたことをとても嬉しく思いました。

かなり気に入ったんで、次は同じ著者が出している「ロジカル・プレゼンテーション」って本も読んでみようかと思っております。

動画でわかる!1週間のPhotoshop入門 作品づくりをなぞって身につく基本スキル

動画でわかる!1週間のPhotoshop入門 作品づくりをなぞって身につく基本スキル

Photoshopの初心者向け解説本。

ここんとこLightroomばかりいじっていたんですが、Photoshopでも作品を作れるようになりたいなぁと思って読んでみました。

練習用素材がダウンロードできるようになっていて、実際に手を動かしながら使い方を学べるようになっています。

動画でチュートリアルを観ることができるようにもなっているんで、めちゃくちゃ分かりやすかったですね。

実際に僕が練習で作った作品を一部紹介しましょう。

photoshop_try_001
ファンタジーっぽい雰囲気のやつ。草原の境界線部分、地味に工夫アリです。
photoshop_try_002
チープな映画のポスターみたいなやつ(笑) 一部雑さがありますが、色々な画像編集テクニックを使っております。

こういうのを作っていく7つのワークがついていて、1ワークが20〜30分程度のボリュームです。

タイトルに「1週間」とありますが、それは1日1ワークずつ進めたらの話で、頑張れば1日でも習得できそうな感じ(僕は2日で終えました)。

基本スキルの習得ということで初心者向けの内容ではあるんですが、これだけでも色んな画像編集ができるようになるんで、まさに最初に手をつけるにはうってつけの本でした。

それにしても、こんなに分かりやすい解説本(動画)があるなんてつくづく幸せなことだなぁと思いますねぇ。

Photoshopは大学生時代に独学でいじっていた経験があるんですが、当時はこういう良い教材を見つけられなくて、海外サイトを翻訳しながら苦労して勉強していました。

当時何十時間も掛けて学んでいたことが、こんなに簡単に学べるなんて、本当にいい時代になったもんです(笑)

これから少しずつ、Photoshopのスキルも磨いていこうかと思っております。

生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋

生まれが9割の世界をどう生きるか

遺伝にまつわる疑問にQA形式で回答している本。

なんとなく、興味本位で読んでみました。

読んでみて思ったのは、「遺伝や環境の影響は確かにあるんだろうけど、どういう人生になるのかは結局よく分かんないんだなぁ」ということです(笑)

遺伝や環境の影響はあるがそれで全て決まるってわけでもない、というのが学びでしょうか(そう理解したんですが合ってるかなぁ)。

何か得られた教訓みたいなものがあるとすれば、「結局よく分かんないから、興味持ったものを色々やってみよう」くらいなもんですかね。なんかすごいありきたりですが。

全体的にコラム的で個人的な感想や無駄話も多く、期待したような科学書ではなかったんで少々期待外れでした(笑)

読んで良かった本として挙げたのは、主題とは全くの別文脈で学びがあったからです。

あとがきのところに「本書がどういった経緯・方法で作られたのか」という裏話が書かれていたのですが、そこが面白かったんですよ(笑)

「親ガチャという流行語に便乗して早く出版したかった」「自分で書かず、ライターに書いてもらうのに味をしめてしまった」みたいな、ぶっちゃけ話というか反省の弁が書かれておりました。

それを読んで、「そういう作り方をしたから、こんなに洗練さに欠けた本が出来上がったのね…」と妙に納得しちゃいました。

僕も仕事では作る側の立場なんですが、作り手側の視点で本作の内容や構成を見てみると、色々と味わい深いものがありましたね。

これはこれで、逆の意味で仕事に活かせるかもしれないなぁと(笑)

コメント