7〜8年履いたJ.M. Weston(ジェイエムウエストン)のローファーをオールソールしました。
オールソールとは、靴底全体を丸ごと新しいものに貼り替える修理です。ジェイエムウエストンの靴は5足持っていますが、オールソールするのはこれが初。
美しく仕上がったマイローファーをご覧にいれましょう。
今回修理した靴、利用した店

修理したのはJ.M. Weston 180 シグニチャーローファー ダークブラウン。
7〜8年履いて何度か修理したことがあるのですが、ソール全体が薄くなってきた為、初めてのオールソールを行うことにしました。


利用した店は、ユニオンワークス青山店。修理に掛かった期間は3週間です。

このお店は以前、J.M. Weston #641 ゴルフの修理記事で紹介したことがありますが、修理のクオリティと接客レベルが高くて気に入っています。
ジェイエムウエストンの修理事例も豊富なので、信頼してお任せできるお店ですね。
J.M. Weston式仕上げで美しく蘇る
ではさっそくオールソールしたローファーをご紹介しましょう。




オールソールにもいくつか種類がありますが、今回はJ.M. Weston式仕上げで。
ウエストンのソール交換手法についてはユニオンワークスのブログで詳しく解説されているので、オールソールを検討している方は事前にこちらを一読されるのがおすすめ。

足を入れてみると、ソールが新しくなったことが足裏全体でも感じ取れました。やはりオールソールすると、履き心地にも若干の変化が現れますね。
少しだけソールの厚みが増したような印象で、僅かにタイトなフィッティングになった感覚。購入時に試着したときの感覚が蘇りますねぇ。

また、今回は初の試みとしてトゥスチールも装着してみました。
側面からスチールが見える形になるかと思いきや、横から見てもわからないように綺麗に仕上げられています。

トゥスチールをつけると、つま先の減りをより強く予防することができます。
オールソールをしたことにより、最初は革の返りが悪くてつま先がすり減りやすくなることが予想されたため、スチールを取り付けて耐摩耗性を強化しようと考えた次第。

これでつま先の修理頻度は今後減るんじゃないかな。
トゥスチールは「歩きづらくなる」とか「音が鳴る」といったデメリットが挙げられることがありますが、個人的にはそういったデメリットを感じることはありませんでした。
これで次のオールソールまでつま先が持つのかどうか、履き込んでいくのが楽しみです。
一緒に修理したゴルフ

実は今回、J.M. Weston #641 ゴルフも一緒に修理してもらいました。こちらはオールソールではなく、つま先やライニング(内側)のすり減りの修理です。
ちなみにこのゴルフは、現在は廃盤になってしまったロシアンカーフモデルのもの。こちらも8年ほど履いています。


修理前の写真は撮っておくのを忘れてしまいましたが、踵の内側の部分は結構ダメージがあった状態でした。
これも非常に綺麗に仕上がっていますね。

ジェイエムウエストンのラバーソールは耐久性が高く、こっちのゴルフの方はオールソールまでしなくてもまだまだ長く履けそうです。
古さと新しさが混ざるとき

リペアした靴を手に取ると不思議な気持ちになります。
もはや自分の一部と言えるくらい履き慣れた靴なんですが、どこか新しい靴を買ったようなフレッシュな気分にもなるんですよね。
古い靴ではない、新しい靴でもない、古さと新しさが同居しているような不思議な感覚。

それはまるで、老舗料理店で継ぎ足し作られる秘伝のタレみたいなものとでも言えましょうか。
着用・手入れ・リペアの層が幾重にも重なって、他の誰にも再現できない唯一無二のアートピースになっていくのです。
ここまで来ると、もう他の靴は履けなくなりますね。
ローファーは紐の無い革靴。すなわち「何ものにも縛られない」という精神性を表すモチーフである点も、僕が好んで愛用する理由の一つであります(志向に合う)。
この先何年経っても、僕は断然革靴派、そして断然J.M. Weston派であり続けるでしょう。

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