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謎の高級iPhoneケース「Arc Pulse」を買ってみた

Arc Pulse(アーク パルス) 小物

iPhoneを買い替えたので、新しいスマホケースを購入しました。

選んだのは、オランダ発の謎の高級スマホケース「Arc Pulse(アーク パルス)」です。

ケースというよりバンパーに近いデザインで、iPhoneをほぼ裸の状態で使え、全方位からの保護を実現しているのが特徴です。

価格はかなり高いのですが、Amazonポイントが思いのほか貯まっていたため、ポイントを活用して購入してみました。

オランダ発のバンパーケース「Arc Pulse」

Arc Pulseを装着したiPhoneと手

「Arc Pulse」は、オランダで生まれの高級スマホアクセサリーです。

キャッチコピーは「世界で最も革命的なiPhoneケース」。なかなか挑戦的なコピーを掲げてますな。

僕がこれを選んだのは、iPhoneを裸に近い状態で使えそうだなと思ったからです。

本当はスマホにカバーをつけるのはあまり好きではないのですが、新調したiPhone 16 Proはカメラ部分が大きく出っ張っており、そのままでは平らな場所に置いたときにガタついて使いづらいんですよね。

なので仕方なくケースを付けるんですが、できるだけ全体を覆わないようなものが良いなと。

Arc Pulseの特徴は、上下のバンパー部分のみで構成されている点にあります。

Arc Pulse背面
iPhoneに取り付けるとこんな感じ。上下で挟み込むような感じ。
Arc Pulse表面
表面はこうなる。四隅にチラッとパーツが見える。僅かに出っ張っているので、画面を下に向けて置いても画面に傷がつかない。

背面やフレーム全体を覆わない構造なので、iPhone本来のデザイン要素(例えばiPhone 16 Proならチタニウムの質感など)を楽しめるほか、ケースの内部に熱がこもりにくいというメリットがあります。

価格は色によって異なるんですが、どのバリエーションも決して安くはありません。

僕が購入したのはアルミ製の「ミラーシルバー」。

ほかにはグラファイトやゴールドなどが用意されています。

Arc Pulseと小物
シルバーを選んだのは、なんとなく日々の持ち物と相性がいいかなと思ったから。

デザインは完全に好き嫌いが分かれるでしょう。

僕は見た目はそんなに気にしていませんが、シンプルなデザインを好む人には向かないかもしれません。

本体には関係ありませんが、パッケージに関しては少しがっかりしました。

以前はかなり凝ったパッケージだったようなのですが、最近はエコ包装の紙パッケージに変わった模様。

Arc Pulseのエコパッケージ
めっちゃ簡素な紙パッケージ。説明書も無し。

これ自体は環境配慮の観点で好ましいことですが、値段のわりにあまりにも簡素だったため、少し拍子抜けしたのも事実です。

装着感と使ってみた感想

Arc Pulseと両手

Arc Pulseの装着方法は非常に簡単で、本体の上下にあるバンパーをスライドさせるようにはめ込むだけです(取り付け方は動画参照)。

バンパーの内側には弾性のあるゴムが仕込まれており、これがiPhoneにしっかりとフィットしてズレを防いでくれている。

装着すると一体感があり、簡単には外れませんが、取り外そうと思えばスムーズに外せます(上の写真のように右手で摘んでいる部分を上に引き上げると取り外せる)。これはよく設計されているなと感じました。

Arc Pulseを装着した結果、iPhoneを平置きしてもカメラの出っ張りが気にならず、ガタつきが解消されました

また、ポケットから取り出す際にはバンパー部分が指に引っ掛かり、以前より取り出しやすくなったのも意外な利点です。

Arc Pulseと指の引っ掛かり
この部分が指に引っ掛けやすく、ポケットから取り出しやすい。手に持ってる時もArc Pulseの出っ張りに指を引っ掛けられるから、落としづらくなる効果もあるかもしれない。

逆に難点は、スタンド機能がないことです(僕は使わないので特に困っていませんが)。

iPhoneを縦や横に傾けて置くことがでないので、動画視聴などには向いていません。スタンド代わりにケースを使いたいという人は、不便に感じるでしょう。

保護性能については、実際に落として試したわけではないため、どの程度の耐久性があるかは未知数。

ただ、どの面を向けて置いてもiPhoneの本体が直接地面に触れない設計になっているため、軽い落下程度であれば問題ないだろうと感じています。凹凸のある場所に落とさない限り、スマホ本体への傷を防ぐ効果は期待できそうです。

↓落下実験の動画

まぁ、個人的には「落としてしまう」ということ自体に、そこまで心配はしていません(10年以上iPhoneを使ってきて、落として壊したことなど一度もない為)。

Arc Pulseと小物と手

画面にはNIMASOのガラスフィルムを付けました。これは、保護というよりも画面を綺麗に保つためです。

最近のガラスフィルムは誰でも一瞬でピッタリ張れるツールが付属していて良いですねぇ。指紋が目立たず、サッと拭くだけで画面が綺麗になるので気に入っています。

Arc Pulseの注意書きには、一部のフィルムと干渉する可能性があるとありましたが、NIMASOのフィルムではそのような問題は発生しませんでした。

これまで使ってきたスマホケースと比べてどうか?

最近まで使用していたのは、MYNUSというブランドの背面を覆うケースと、Akaravikuのアルミバンパーです。

それぞれ独自の良さがありましたが、両方とも不満点がありました。

まずMYNUSのケースは、MagSafeに対応していないため、充電の利便性が落ちたのが大きな難点でした。ケースの取り外しが非常に大変なのも、地味に嫌でしたね。

一方、Akaravikuのアルミバンパーは見た目は良かったものの、使用感は今ひとつといった感じ。

ケースを装着すると側面のボタンが押しづらくなりましたし、背面の爪が思った以上に出っ張っており、持ったときやテーブルに置いたときの感触がしっくりこなかったのです。

Arc Pulseでは、これらの不満点を解消できました。

Arc Pulseを付けたiPhoneの側面
側面のボタンが覆われないので、ボタンが押しやすい。側面の厚みを感じないところも良い。

MagSafe対応・取り外しが簡単・ボタン部分を邪魔しない・ケースが出っ張り過ぎていない、ということで、使用感については満足しています。

強いこだわりがある人向けである

Arc Pulse

しかしながら、Arc Pulseは、万人におすすめできるスマホケースではありません。

高級感のある質感ではありますが、価格ほどの価値があるかは微妙なところです。デザインも独特で、上下のバンパーだけという構造は好みが分かれるでしょう。

個性的である分、どこか「見せる」ための要素も強く、自分なりの美学や強いこだわりがある人向けのように思います。

誰にでもおすすめできるわけじゃないのでややマイナス面を強調して書きましたが、僕はといえば、実はそこそこ気に入っています。

前項で述べた「MagSafe対応・取り外しが簡単・ボタン部分を邪魔しない・ケースが出っ張り過ぎていない」という点が良くて、特に何の不満も感じていません。

見た目が問題なく受け入れられるなら、「個性的なスマホケースが欲しい!」って人にはピッタリなんじゃないでしょうか。

これからもしばらくはこのArc Pulseを使い続けていくつもりです。

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