毎年1回、香水を新調するという習慣を続けています。
「その年の記憶と香りが結びつくと良いな」と思って始めたマイルールで、ここ6~7年ほど続いております。
わりと気に入っている習慣なので、いつもどんな感じで香水を買っているのかなど、軽く紹介してみたいと思います。
年に1度、クリスマスで
元々は年が明けた新年に香水を買いに行ってたんですが、ここ3年ほどはクリスマスの時期に購入することにしています。
毎年クリスマスは「彼女と香水をプレゼントし合う」というイベントをやることにしていまして、そこで香水を買うんですよね。
逆にこの時期以外は、香水売り場に立ち寄ることはほとんど無い。
プレゼントし合うといっても、お互いの香水を選び合っているというわけではありません。
普通に自分が欲しいと思った香水を、相手に買ってもらうというスタイルです(笑)
フランスなんかだと、クリスマスに香水を贈るのはわりと定番らしいんで、僕もそれを真似てやり始めました。
クリスマスに香水売り場に行って吟味し、ときにはパートナーの意見も参考にしつつ、次の年に使う香水を選んでいます。
基本的には、このとき選んだ香水を1年間メインで使い続ける感じ。
もちろんその前の年に買った香水も余っているんですが、それらはたまの気分転換としてサブ的に使っています。
近年愛用している香水ブランド
最近はL’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)というブランドの香水にハマっていて、2年連続でここの香水を選んでいます。
初めて使ったのは「FOU D’ABSINTHE EDP(フー アブサン オードパルファム)」という香水。
禁断の酒と呼ばれるアブサンをモチーフにした、挑戦的な香水です。
系統としてはウッディ・スパイシーな感じなんですが、爽快な香りが徐々に温もりを帯びていくように変化していって面白い。
香りの変化がダイナミックで、付けた直後と数時間後の香りの印象が全然違うんですよね。
最初に嗅いだときは時間が経った後の香りが「ちょっとオッサンっぽいかな〜」と思ったのですが、「いや、逆にこういう香りをつけこなしてこそ、カッコいい大人なのでは!?」と思い直し、ちょっと冒険して購入。
実際に使い始めると、意外にも周囲からの評判もめちゃくちゃ良く、「どこの香水使っているの?」と聞かれることもしばしばでした。
日々使っていくうちに、この唯一無二の香りの虜になってしまいまして、これをきっかけにラルチザンの香水にハマりました。
その1年後、新たな香水として選んだのもラルチザンパフュームで、今度は「MURE ET MUSC EXT EDP(ミュール エ ムスク エクストリーム オードパルファム)」という香りをチョイスしました。
こちらはブラックベリー・カシスが香るフルーティー系の香りなんですが、これまた繊細かつ上品な雰囲気で、他のメーカーの香水にはない存在感があります。
これが僕の2023年メイン香水なんで、今年はこれをメインで愛用しております。たまに寝香水としても使ってる。
ラルチザンパフュームってすごく独自の世界観があって、香りが独創的なんですよね。
ハマったら抜け出せなくなる魔力があるんで、売り場で見つけたらぜひ香ってみて頂きたいです。
付け方や保存方法
香水の付け方や保存方法についてめちゃくちゃ参考になる動画があるんで、これも紹介しておきましょう。
↓付け方①(位置について)
↓付け方②(方法と量について)
↓保存方法
僕も香水の付け方については上の動画を参考にしています。
また、保存方法について個人的に驚いたのは「香水に使用期限は特に無い」ってところです。
ちゃんと保管すれば半永久的に使えるってのは目から鱗でしたね。3年くらいでダメになるもんだと思っていた…。
毎年香水を新調していると、前の年に買った香水が使い切れずに余っちゃうことがあります。
特にラルチザンの100mlボトルなんかだと、毎日バシャバシャ使ったとしても1年では無くなりません。
しかし使用期限が特に無いってことであれば、余っても全然問題ないですね。
余った香水はそのまま保管しておいて、気分転換にたまに付けて楽しむようにしております。
その年の香り
その年に使っていた香水の香りを嗅ぐと、「あの年はたくさん美術館に行ったなぁ」とか「あれを始めた年だったなぁ」とか、記憶が蘇ってくることがあります。
香りと記憶ってリンクするものですね。
香水はその香りの裏にイメージやストーリーがあったりしますから、自分が目指したいイメージに合わせて選んでみたり、その年のテーマに合わせて選んでみるとかしても面白いかもしれません。
次の香水を選ぶのはまた年末のクリスマスの時期になりますが、今度は何かテーマを持って選んでみようかな、などと思っております。
さて、来年の香りはどんな匂いになるのでしょう。今からすでに楽しみです。
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