この頃、手帳を愛用しています。
スケジュール管理にはGoogleカレンダーやOutlookカレンダーを使っているので、手帳は時間管理には使っていません。
そのような使い方ではなく、僕はタスクやアイデアを記しておく場所として使っています。
これがなかなか使い勝手が良く、今では日々に欠かせないアイテムとなっています。
手帳を最後まで使い切ったことがない男

僕は過去に何度も手帳を買ってみたことがありますが、これまで1度も最後まで使い切ったことがありません。
学生時代に買った「ほぼ日手帳」は数日しか続かず、新卒時代に買った「クオバディス」はほぼ使うことなく放り出してしまった記憶があります。
他にもモレスキンや無印良品など、いろんな手帳を試してみましたが、どれも最後まで使い切ることができた試しがないんですよね。

そういった経験を経て僕が出した結論は、「自分にはWebカレンダーが合っている。だから手帳は不要」というものでした。
だからここ十数年、手帳を買うことはありませんでした。
時間の認知が変わった

そんな僕が、ここ最近では手帳を愛用し始めています。昔と同じですぐ使わなくなるかと思いきや、今回は使い方がハマったのか、上手く使いこなせています。
手帳のフォーマットはWeeklyベースのものですが、少し変わった形をしたものを使用。
スケジュール管理をするんじゃなくて、タスクやアイデアの書き込みに使っている感じです。各曜日の時間軸は無視して、単にメモ書き欄として書き込んでいます。
↓実際の手帳の中身は見せられないので、使わないページでイメージ作ってみました。

手帳を使うようになった理由は2つ。
1つは、時間の認知が変わったから。これが一番大きな理由かな。
今は、昔よりも長い時間軸を意識することが多くなりました。
昔はせいぜいその日の予定や週の予定が把握できていれば良かったのですが、今は数週間先、数ヶ月先、数年先など、より長いスパンの時間軸を考えることの方が多いです。
仕事でもプライベートでも、結構長い時間軸で考えないといけないプロジェクトが増えてきたんですね。

そうなると、僕の場合はWebのカレンダーやガントチャートより、手帳の方が全体を俯瞰できて使いやすく感じるようになりました。
Webでも俯瞰できるんだけど、手帳はそれとはまた違った感覚があります。物理的なページの触覚と時間がリンクして、時間を手づかみしているような感覚。
時間の触り心地が感じられるから、なんだか記憶しやすくて、未来を鮮明にイメージできる気がするのです。

もう1つの理由は、手書きが行動を生み出すツールとして役立つことに気づいたから。
ちょっと前にiFLYTEK AINOTE 2を紹介しましたが、アイデア出しやちょいメモボードとして毎日ガシガシ使っています。
これを使っていて思いましたが、手で書いたものが常に目の前に置いてあると、そこから意識がブレないんですよね。
意識がブレないと、ちゃんと行動に落とし込みやすいです。

ただiFLYTEK AINOTE 2は、自由帳としては優秀ですが、時間とリンクさせたような書き込みができません(機能としてはあるけど、ページ切り替えがモッサリしているので、いろんな時間軸を高速で行き来するみたいな使い方に向かない)。
色々やってみた結果、時間と関連づける書き込みは手帳、時間と関係ない書き込みはiFLYTEK AINOTE 2というように使い分けるのが僕にとって色々と都合が良く、手帳とタブレット併用スタイルに落ち着きました。
ブルックリンミュージアムの手帳

使っている手帳は、ブルックリンミュージアムの16×19.2サイズ手帳です。

ブルックリンミュージアムは革製品ブランドですが、手帳カバーだけでなく、手帳のオリジナルリフィルまで手掛けているところが面白いところ。

いくつかのサイズ展開がありますが、16×19.2サイズのリフィルが、まさに僕の求めていた条件にぴったりのフォーマットでした。

この手帳は、左に自由なメモ書き欄があって、1週間は全て同じ大きさで十分な書き込みスペースがあります。
僕は仕事もプライベートも一緒に書きたいから、全曜日が同じフォーマットなのはGood。前述の通り僕はスケジュール管理としては使っていないから、各曜日の時間表記は無視して、メモスペースとして使っています。

カバーは表がブラックのコードバン(馬革)で、内側がボルドーのヤマト(牛革)になっているタイプを使用。



表面がとてもスベスベで、触っていて気持ちがいいです。経年変化も楽しみですねぇ。

使い方としては、キーボードの前にどかっと広げておいて、常にその週にやることが視界に入るようにしている感じ。終わったものはペンかマーカーで消し込んでいます。

手帳だと物理的なスペース問題でタスクが書ききれないと思っていましたが、大事なものに絞って書けば全然余裕でした。
そもそも1日で処理できるタスク量には必ず限界があるので、書ききれない量のタスクは結局こなすことができません。
Webのように無限にタスクが書き込めたって、出来なきゃ意味がない。

そういう限界を最初から意識できる点、書き込む時点で重要度・優先度のフィルタを通せる点が、Webとは違う利点です。
時間が有限だから、結局書き込むスペースも有限である方が、現実味のある計画になるんじゃないかって気がしてきています。
また、この手帳には年間と月間のスケジュールページもあるんで、より長い時間軸のプロジェクトを俯瞰するのにも役立っています。

思考の錨(アンカー)

手帳に書き込むと、頭の中で思考や情報がピタッと止まってくれる感じがします。
僕はいつも大量の思考や情報が頭の中で流れているイメージですが、何もしないと些末な情報に押し流されて、重要な考えやアイデアが流されていってしまうことがよくあるんですよね。

僕の中では常に多方向へ思考が流れているイメージで、いい考えが閃いても、同時に別方向の考えに気を取られ、「あれ、さっき思い付いたのなんだったかな…」と思い出せなくなることがあります。
それが、手帳に書き留めて常に目の前に置いておくと、重要なことに思考をピン留めしておけます。手帳が物理的に目の前に存在し続けることで、散漫な思考がグッと繋ぎ止められるイメージでしょうか。
それはまるで、大量の情報や思考の中で錨(いかり)を下ろすかのような感覚。
手書きの手帳って一見非効率な感じがするんですが、情報過多で注意散漫になりがちな現代にこそぴったりなソリューションなんじゃないかと思い始めています。
























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