今年の夏は日差しが強く、サングラスが欲しいと感じる場面が多くありました。
しかし、ショップでいくつか試着するなどしてはみたものの、ピンとくるサングラスがなかなか見つかりません。
そこでふと、以前このブログで紹介したayame(アヤメ)のMANRAY(マンレイ)にカラーレンズを入れて、サングラスにカスタマイズしてみようと思い立ちました。
結果、これが大正解。まさに自分にぴったりの一本になったと感じています。
MANRAY(マンレイ)をサングラスにする
サングラスって、デザインやサイズによっては大げさに見えたり、厳つい印象になったりして、選ぶのが意外と難しいですよね。
モノによってはどこか気取った感じになってしまうこともあるため、慎重に選びたいアイテムです。
実際、メガネ屋でいくつか試着してみたものの、どれも今ひとつピンとこない感じがして、満足いくものには出会えませんでした。
そんな中でふと思いついたのが、以前購入したayameのMANRAY(マンレイ)をサングラス化するというアイデアです。
ayameは日本のアイウェアブランドで、MANRAYはayameを代表する人気モデル。
一見シンプルなメタルフレームでありながら、ブリッジとパッドが一体化しており、他のフレームにはない個性と造形美を感じさせてくれる名品です。
「メガネをサングラスにするのって変にならないだろうか…」という心配がありましたが、調べてみるとayameではMANRAYにカラーレンズを入れるスタイルが提案されていました。
ブランドが提案しているなら、ちょっと安心です。
レンズを交換するだけなら、新しくサングラスを購入するよりもコストを抑えられてお得ですしね。
というわけで、お気に入りのMANRAYに新しい息吹を与えられるかもしれないという期待を胸に、カラーレンズへの交換に踏み出してみました。
新色のカラーレンズ「LIGHT NAVY」に決めた
カラーレンズですが、ayameでは120色以上の選択肢が用意されています。これだけ多いと、どれにしようかめっちゃ迷いました。
じっくりと店員さんと相談しながら最終的に選んだのは、ayameオリジナルカラーの新色「LIGHT NAVY」。
このレンズは、ほどよい濃さで、外でも室内でも自然に使える点が気に入りました。
LIGHT NAVYは濃度39%、可視光線透過率61%のレンズ。紫外線透過率は1.0%以下で、紫外線対策もバッチリできます。
この濃度39%というのが、濃すぎず薄すぎず絶妙なバランスなんですよ。
濃度25%のレンズだとちょっと薄すぎて物足りないし、濃度60%だと青天の屋外には良いですが屋内にはマッチしません。
濃度39%なら幅広いシーンにマッチするんで、おしゃれとしてのアクセントもありながら日常使いがしやすいです。
普通のカラーレンズなら価格が5,500円(税込)なんですが、LIGHT NAVYは7,700円(税込)。
LIGHT NAVYはayameのオリジナルカラーであるため通常カラーより少し高めになっています。
レンズの交換は、依頼した翌日には受け取ることができました。
実際に着用してみると、サングラスでありながら景色の見え方に大きな違和感がなく、自然に感じられます。
フレームが細くて軽やかなこともあって、サングラスの持つ「厳つさ」が中和されている感じ。自分の顔にスッと自然に馴染んでいる感覚があります。
これまでサングラスを使うのは少しばかり勇気がいることだったんですが、初めて、自然に使えて、自分の顔の一部のように馴染むサングラスを手に入れることができました。
MANRAYをカスタムしてめちゃくちゃ正解でしたね。
南青山の新店舗「ayamerow」でのレンズ選び
今回カラーレンズを選ぶために、ayameの新店舗「ayamerow」に行ってみました。
この店舗は2024年5月にオープンしたばかりのayameの旗艦店です。
ayamerowの店内はまるで美術館のような落ち着いた空気感が漂い、丁寧に作り込まれている印象を受けました。
ビル全体のデザインと店舗の内装が調和しており、細部にまでこだわりを感じる空間です。
店内のディスプレイ棚や椅子など、どれもかなりこだわって選んだアイテムが配置されているみたい。まるで、インテリアの一部としてのアイウェアを鑑賞しているかのような体験ができ、見ているだけで楽しかったですね。
カラーレンズを選ぶ際には、多数のサンプルレンズや、実際にカラーレンズを入れた状態のフレームを試着したりしながら選ぶことができました。
お店の方も親切に対応してくださり、どの色が顔に合うか、用途に応じたレンズの濃さや機能性などについて、さまざまなアドバイスをくれました。このサポートのおかげで、納得のいく選択ができたと思います。
千駄ヶ谷にあるayameの店舗に比べて、ayamerowは陳列されているアイウェアがより充実しているように感じました。
ディスプレイの仕方や空間の広さがその印象を作っているのかもしれませんが、とにかくどのフレームも魅力的だったんですよね。せっかくなので色々と試着もしてみました。
今回はMANRAYのレンズ交換が目的だったんですが、店内を見ていると、思わず新しいフレームを買いそうになったのは内緒です(笑)
店員さんにアドバイスをもらいながら、落ち着いてじっくりとアイウェアを選べる、大人の隠れ家的な良いお店でした。
サングラスのある生活
カラーレンズを入れたMANRAYは、予想以上に気に入っております。
これまで、サングラスを手に取ってみたことは何度かありましたが、日常的に使うには少し大げさに感じて、なかなか生活に溶け込むことはありませんでした。
しかし、このカラーレンズを入れたMANRAYは、なぜか積極的に掛けたくなります。自然に顔に馴染み、まるで自分の顔の一部のように感じられるのです。
今では、ジムに行く時や、ちょっとした買い物に出かける時にも、このMANRAYサングラスを掛けています。
日差しがそこまで強くない時でも、「なんとなくお洒落したいな」という気分の時に掛けることができるのがいいですね。
おそらく、他の人と被ることも少ないでしょうし、ayameオリジナルカラーで特別感を出せたところにもちょっとした満足感を覚えます。
日差し対策に始めたMANRAYのサングラス化ですが、初めてサングラスというアイテムが自分の生活にしっかりと根付くこととなりました。
日差しの強い日にはもちろん、気軽なお洒落としても、このサングラスを存分に楽しんでいきたいと思います。
コメント
ブランドが提案している、という事が嬉しいですよね。
新しい息吹を吹き込める余白があるかどうか。
リペアでこの先維持していけるかどうか。
これも最近はモノを迎えるにあたり
気にするポイントになってきたように思います。
ファッションの一生モノって、難しいと最近感じていて。
色移りですとか、傷等ふとした事で急に
自分の中で蛙化が起こり、とても短いスパンで
さらなる偏愛の糧として偏愛のはずのものを手放す。
自分の拘りとは何ぞ?という周期に少し入っています笑
>KOHさん
サングラスはレンズを変えれば何度でも新しい息吹を吹き込めるので、長く楽しめるアイテムだな〜と気づきました!
毎年レンズの色を変えていくのも面白いかもしれません(サングラス本体を買い足すよりも安く済みますし!)。
一生モノは難しいですよね!
しかし実際に一生モノになるかはさておき、「一生モノだと思って買う!」ということ自体は悪いことではないと思います!
「好きなものがわからない…」という人も居る中で、強く心惹かれるものがあるというのは素敵なことです。
蛙化は自分が進化した証かもしれないですね。偏愛を糧に変化したこと、昨日とは違う自分に変化したということを、むしろ喜ぶべきかもしれません。
いつまでも何も変化しない人より、偏愛を通して自らをアップデートし続ける人でありたいですね!