直近まで、贈り物として頂いたジョー マローンのハンドソープを使っていました。
モルトンブラウン以外のハンドソープを使うのは久しぶりでしたが、その香り高さに日々癒されておりました。
使い切ったところで、長年愛用していたモルトンブラウンのハンドソープに戻るつもりだったのですが、六本木を散策中にふと目に留まったのが、DIPTYQUEのマイルドハンドウォッシュ。
ガラスの容器に包まれたその美しさに、一目惚れしてしまいました。
DIPTYQUE マイルドハンドウォッシュとの出会い
六本木ヒルズを散策していたある日、ESTNATION六本木ヒルズ店で見つけたのが、DIPTYQUEのマイルドハンドウォッシュです。
六本木のESTNATIONはフレグランス系の商品が充実しているんで、近くに行く用事がある時は立ち寄るようにしています。
その日は特に目当てのものがあったわけではなく、いつものように何気なく商品を眺めていました。
そんな中、ふと目に留まったのがDIPTYQUEのマイルドハンドウォッシュでした。
シンプルでありながら存在感のあるガラスのボトルが、他の商品とは一線を画しています。
その美しいフォルムに心を奪われ、手に取ってみると、洗面所やキッチンに置いたときの姿がすぐに思い浮かびました。
それまでの僕のハンドソープ選びはどちらかというと成分と香り重視でしたが、この時は見た目に完全に心を掴まれました。
見た目も香りも普通じゃない
DIPTYQUEのハンドウォッシュは、まるで香水のボトルのような美しさがあります。
透明感のあるガラスが光を反射し、洗面所やキッチンに置くだけで上質感を醸し出してくれます。
これまでモルトンブラウンを愛用していた僕にとって、このDIPTYQUEのボトルはまさに「普通じゃないな」と感じさせるものでした。
しかし、見た目だけではありません。実際に使ってみると、その香りもまた格別です。
手に取ると、こんな感じのトロッとした液体。少量の水と合わせると、肌馴染みがよく、洗っていて気持ちがいいテクスチャー。
香りの系統としては、ラベンダー、ローズマリーのフレッシュさと、イランイラン、アンバーの深くてほのかに甘い香りが合わさった感じ。ただ心地よいだけでなく、どこか複雑で奥深いものがあります。
香りが強すぎることなく、しかし確かに存在感を放っており、手を洗うたびにふわっと香るその瞬間がたまりません。
モルトンブラウンの香りも素晴らしいですが、このDIPTYQUEのハンドウォッシュは、また違った次元の香りの楽しみ方を教えてくれました。
マイルド ハンドウォッシュという名前の通り、洗浄力はマイルドめ。
泡立ちは弱めですが、しっかり洗えている感覚があるので特に気になりません。洗い終わった後は乾燥することもなく、優しい使用感です。
ちなみに公式サイトに記載の使用方法は以下の通り。
ヘーゼルナッツ1粒ほどの量を手に取り、水を加えて泡立ててください。充分にすすいでください。
引用元:ディプティック公式サイト https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/softening-hand-wash-glass-1.html
ヘーゼルナッツに例えるというお洒落さ。説明文にも普通じゃないこだわりが感じられますな(笑)
ジョー マローンとの比較
ジョー マローンのハンドソープ(ブラックベリー&ベイの香り)を贈り物として頂いた時、それまでのモルトンブラウンとは異なる新しい香りに触れることができました。
ジョー マローンのハンドソープは、香りが非常に強く、手だけでなく空間全体にも香りが拡散するのが特徴です。
これは、香りものが好きな人にとっては嬉しいポイントかもしれませんが、時と場合によっては少し強すぎると感じることもあります。
特に食事の前に使用した際、食べ物の香りと混ざってしまうことがあり、その点が少し気になることもありました。
対して、DIPTYQUEのマイルドハンドウォッシュは、その名の通りマイルドでありながら、香りがほのかに手に残ります。
ただし、その香りは決して強すぎることなく、控えめで上品な印象を受けます。食事前に使っても香りが強く主張しすぎるすることはなく、自然に溶け込んでくれる感じ。
意外だったのは、香りの持続性です。控えめだから持続性は弱いかと思いきや、ジョーマローンに劣らず、むしろそれ以上に香りが長く続くように感じるのです。
ずっと手がいい香りだと、なんか嬉しいですよね。時間が経ってもふとした瞬間に手から漂う香りが心地よく、これが日常生活にさりげない喜びをもたらしてくれております。
モルトンブラウンとの違い
モルトンブラウンは、僕が長く愛用しているブランド。今でもボディソープはモルトンブラウンのシャワージェルを使っています。
モルトンブラウンのハンドソープは、香りのバリエーションが豊富で、今までに色んな香りを試してきました。どの香りも日常に心地よい贅沢感をもたらしてくれて気に入っています。
対してDIPTYQUEのマイルドハンドウォッシュは、モルトンブラウンとは違う方向性の魅力も持ち合わせているように思います。
それは、DIPTYQUEのガラスボトルがもたらす視覚的なインパクトです。
モルトンブラウンのボトルも綺麗で美しいですが、DIPTYQUEのガラスボトルはそれを超えて、まるでインテリアの一部のような存在感があります。
写真だと伝わりづらいかもしれませんが、ガラスボトルだと重厚感があって、見た目のインパクトが全然違うんですよね。
手を洗う度にその美しいデザインに触れる喜びがあり、特別なものを扱っているなという感覚になります。
モルトンブラウンの香りは一瞬の贅沢を提供してくれるのに対し、DIPTYQUEはその贅沢が長く続き、日常に根付いてくれる感じがしました。
キッチンに置かれたガラスボトルの美しさ、その中に詰まった上品な香り、それらが日常の中に溶け込み、心を豊かにしてくれるのです。
日常に溶け込む美しい瞬間
手を洗うたびに感じる香り、そしてその後に手に残る香りの余韻が、日常の中に小さな贅沢を紛れ込ませてくれます。
DIPTYQUEのマイルドハンドウォッシュは見た目も美しすぎるんで、プレゼント用としても喜ばれるんじゃないでしょうか。
ちなみにDIPTYQUEのハンドウォッシュには、マイルドハンドウォッシュとは別にエクスフォリエイティング ハンドウォッシュというスクラブ入りのものもあります。
サンプル品を貰ったんでこれも試してみましたが、想像以上のスクラブ感があってビビりました。普通のハンドソープではなくて、汚れや古い角質を取り除く用で、使用は1日1回が目安らしい。
通常のハンドソープとして使いたいならマイルドハンドウォッシュ、特別なハンドケアに使いたいならエクスフォリエイティング ハンドウォッシュを選べばいい感じでしょうか。
個人的には、香り的にも使い勝手的にも、マイルドハンドウォッシュの方がおすすめ。詰め替えリフィルも売っているんで、無くなったらまたリピートするかもしれません。それくらい気に入りました。
モルトンブラウン、ジョーマローン、ディプティック、いずれもハンドソープとしては高価な部類ですが、僕にとってちょっと良いハンドソープを使うのは、毎日を気分良く過ごす為のちょっとした工夫でもあります。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まって手を洗う時、ささやかな喜びを感じる。
このような小さな瞬間が積み重なって、日々の生活が少しずつ豊かになっていくのだなということを実感しています。
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